■概要
毎日の株価チェックや、その情報を手作業でGoogle スプレッドシートに転記する作業に、手間や時間を取られていませんか。 また、手入力によるミスで、誤った情報をもとに判断してしまうリスクも考えられます。 このワークフローを活用すれば、指定した日時にRPAが自動で株価情報を取得し、Google スプレッドシートの特定の行を更新するため、こうした日々の定型業務の負担を軽減し、情報の正確性を高めることが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
- 指定日時に株価情報を自動で取得し、Google スプレッドシートを更新したいと考えている方
- 手作業による株価データの入力や転記作業の負担を減らし、ヒューマンエラーを防止したい方
- RPAを活用して、市場の動向を効率的に把握し、迅速な意思決定につなげたい方
■このテンプレートを使うメリット
- 指定時刻にRPAが株価を自動取得しGoogle スプレッドシートを更新するため、手作業による情報収集と入力の時間を短縮できます。
- システムが株価情報の取得からGoogle スプレッドシートへの記録までを一貫して行うため、入力ミスや更新漏れなどのヒューマンエラーを防止します。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google スプレッドシートをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を設定し、「スケジュールトリガー」でフローを起動する日時を指定します。この設定により、指定した時刻に自動で株価取得プロセスが開始されます。
- 次に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「複数のレコードを取得する(最大300件)」アクションを設定し、株価を取得したい銘柄のリストや、株価情報が掲載されているページのURLなどが記載されたシートの情報を取得します。
- 次に、オペレーションで繰り返し処理機能の「繰り返し処理する」を設定し、3で取得した各銘柄情報(各行のデータ)に対して、後続のRPA処理を順番に実行します。
- 繰り返し処理内で、オペレーションとしてRPA機能の「ブラウザを操作する」アクションを設定します。ここで、各銘柄の株価情報が掲載されているウェブページにアクセスし、目的の株価データを抽出するよう設定します。
- 最後に、オペレーションでGoogle スプレッドシートの「レコードを更新する」アクションを設定し、5でRPA機能が取得した最新の株価情報を、Google スプレッドシートの対応する銘柄の行に自動で更新・記録します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガー機能では、株価を取得したい任意の日時(例:毎日午前9時)を柔軟に指定してください。
- Google スプレッドシートの「複数のレコードを取得する」アクションでは、株価を取得する対象の銘柄やURLが記載されているレコードを任意の条件で設定可能です。
- RPA機能の「ブラウザを操作する」アクションでは、実際に株価情報を取得するウェブサイトのURLの指定方法(例:スプレッドシートから取得したURLを使用)や、ページ内のどのテキスト情報(例:現在の株価)やリンクを取得するかを任意で設定してください。
- Google スプレッドシートの「レコードを更新する」アクションでは、更新対象のスプレッドシート、シート名、そして取得した株価情報をどの列に書き込むかなど、各項目に対して前段階で取得したどの情報を割り当てるか、または固定値を設定するかを、実際の運用に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
■注意事項
- Google スプレッドシートとYoomを連携してください。
- ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
- ブラウザを操作するオペレーションの設定方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9099691