DropboxにXLSXファイルがアップロードされたら、RPAでCSVファイルに変換し保存する

■概要

日々発生するXLSXファイルからCSVファイルへの変換作業に、手間や時間を取られていませんか。手作業でのファイル変換は、地味な作業ですがミスが許されず、負担に感じている方も少なくないはずです。このワークフローを活用すれば、Dropboxに特定のXLSXファイルがアップロードされるだけで、RPAが自動でXLSXからCSVへのファイル変換を行い、指定のフォルダに保存するため、こうした変換作業を自動化できます。

■このテンプレートをおすすめする方

• Dropboxに保存したXLSXからCSVへのファイル変換を手作業で行っている方
• 定期的に発生するファイル形式の変換作業を自動化し、工数を削減したい方
• 手作業によるファイルの変換ミスや、指定フォルダへの保存し忘れを防ぎたい方

■このテンプレートを使うメリット

• Dropboxにファイルをアップロードするだけで変換から保存までが完了するため、これまで手作業で行っていたXLSXからCSVへの変換業務の時間を削減します。
• 自動で処理が実行されることで、ファイルの変換忘れやアップロード先の間違いといったヒューマンエラーの発生を防ぎ、業務の正確性を高めます。

■フローボットの流れ

1. はじめに、DropboxをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでDropboxを選択し、「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」というアクションを設定します。
3. 続いて、オペレーションでDropboxの「ファイルをダウンロードする」アクションを設定し、トリガーで検知したXLSXファイルをダウンロードします。
4. 次に、YoomのRPA機能である「ブラウザを操作する」アクションで、ダウンロードしたXLSXファイルをCSV形式に変換する操作を設定します。
5. 最後に、オペレーションでDropboxの「ファイルをアップロードする」アクションを設定し、変換されたCSVファイルを指定のフォルダに保存します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• Dropboxのトリガー設定では、起動の条件となるフォルダのパスやファイル名を任意の値に設定してください。
• Dropboxの「ファイルをダウンロードする」アクションでは、対象のファイルがアップロードされたフォルダのパスを正しく設定してください。
• 最後に変換したCSVファイルをDropboxにアップロードする際は、保存先のフォルダパスを任意の値に設定してください。

■注意事項

• ‍‍DropboxとYoomを連携してください。
• トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
• プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
• ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
• ブラウザを操作するオペレーションの設定方法は以下をご参照ください。
  https://intercom.help/yoom/ja/articles/9099691