■概要
動画コンテンツを活用する際、WMVファイルをGIFに変換する作業に手間を感じてはいないでしょうか。オンラインの変換ツールを探して都度ファイルをアップロードする作業は、数が重なると大きな負担になります。
このワークフローを活用すれば、指定のDropboxフォルダにWMVファイルをアップロードするだけで、RPAが変換プロセスを自動で実行します。ファイル変換に伴う一連の手作業を自動化し、より創造的な業務に時間を活用できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- 日常的にファイル変換を手作業で行っているコンテンツ制作者の方
- Dropboxをファイルストレージとして活用しており、関連業務の自動化を検討している方
- 動画やGIFを用いたSNS投稿や資料作成の効率を改善したいと考えている担当者の方
■このテンプレートを使うメリット
- ファイル変換ツールを毎回開いて操作する手間が不要になり、これまで手作業に費やしていた時間を短縮できます
- 誰が作業をしても変換から保存まで同じ手順で実行されるため、作業の属人化を防ぎ、業務プロセスを標準化できます
■フローボットの流れ
- はじめに、DropboxをYoomと連携します
- トリガーでDropboxを選択し、「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」アクションを設定します
- オペレーションでDropboxの「ファイルをダウンロード」アクションを設定し、トリガーで検知したWMVファイルをダウンロードします
- 次に、オペレーションでRPA機能の「ブラウザを操作する」を設定し、任意のファイル変換サイト上でダウンロードしたWMVファイルをGIFに変換する操作を記録します
- 最後に、オペレーションでDropboxの「ファイルをアップロード」アクションを設定し、変換されたGIFファイルを指定のフォルダに保存します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Dropboxのトリガー設定では、WMVファイルのアップロードを検知するフォルダのパスを任意で設定してください。ファイル名を指定し、特定のファイル名の場合のみ起動させることも可能です
- Dropboxの「ファイルをダウンロード」アクションでは、トリガーで検知したファイルが格納されているフォルダのパスを設定してください
- 変換後のGIFファイルを保存するDropboxのフォルダパスは、「ファイルをアップロード」アクションで任意に設定してください
■注意事項
- DropboxとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
- ブラウザを操作するオペレーションの設定方法は以下をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9099691