■概要

特定のWebサイトの情報を定期的に収集し、その内容を要約する作業に手間を感じていませんか。手作業での情報収集は時間がかかるだけでなく、重要な情報を見落とすリスクもあります。

このワークフローを活用すれば、Slack上の特定のメッセージをきっかけに、指定したWebサイトの情報をweb scrapingで自動収集し、DeepSeekで要約、その結果をSlackのスレッドに返信するまでの一連のプロセスを自動化することが可能です。

■このテンプレートをおすすめする方

• Webサイトの情報収集から要約、共有までの一連の業務を効率化したいと考えている方
• Webスクレイピングで収集した情報をDeepSeekを用いて、チームのナレッジとして活用したい方
• Slackを起点とした情報収集や業務自動化の仕組みを構築したいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

• Slackへの投稿をトリガーにweb scrapingからDeepSeekでの要約、返信までが自動で実行されるため、情報収集と要約にかかる時間を削減できます。
• 手作業によるURLのコピー＆ペーストミスや要約内容のブレを防ぎ、業務の標準化とヒューマンエラーの防止に繋がります。

■フローボットの流れ

1. はじめに、DeepSeekとSlackをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでSlackを選択し、「指定のテキストを含むメッセージがチャンネルに投稿されたら」というアクションを設定します。
3. 次に、オペレーションで「ブラウザを操作する」を選択し、対象Webサイトの情報を取得するよう設定します。
4. 続いて、オペレーションでDeepSeekを選択し、取得したテキスト情報を要約するよう設定します。
5. 最後に、オペレーションでSlackの「スレッドにメッセージを送る」を選択し、DeepSeekが生成した要約を元の投稿のスレッドに返信します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• Slackのトリガー設定では、ワークフローを起動させたい任意のチャンネルIDを指定してください。また、スレッドに返信するメッセージ内容は、DeepSeekで生成した要約など、任意の値やテキストを組み合わせて設定します。
• 「ブラウザを操作する」アクションでは、web scrapingの対象としたいWebサイトのURLを任意で設定してください。
• DeepSeekのアクションでは、使用するモデルIDや、生成AIに与える役割（ロール）、要約の指示（コンテンツ）などを任意で設定してください。

■注意事項

‍‍DeepSeek、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・ブラウザを操作するオペレーションは、ご利用のWebサイトに合わせてカスタマイズしてください。
・ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
・ブラウザを操作するオペレーションの設定方法は「『ブラウザを操作する』の設定方法」をご参照ください。