■概要
スプレッドシートに行が追加されたら、kintoneにその行情報を追加あし、更にSlackに通知するフローです。
スプレッドシートはトリガーとして使用できませんが、YoomDBとデータコネクトすることで、擬似的にトリガー利用が可能です。
■事前準備と注意点
・スプレッドシート自体はトリガーとしては使用できません。
・Yoomデータベースに対してスプレッドシートをデータコネクトさせることで今回のフローを実施することが可能です。
■実際にデータコネクトしているスプレッドシート
■作成方法(データベースのデータコネクト)
①Yoomデータベースを新規で作成し、テーブルを一つ用意して以下の設定を行います。
・列の削除:各列名を押下し、表示される列の削除で一旦デフォルトの列をすべて削除します。
・データコネクト:右上のデータコネクトボタンを押下し、スプレッドシートを選択します。
・実行アクション:レコード一覧を取得するを選択します。
・スプレッドシートID:対象のスプレッドシートを候補から選択します。
・シート名:対象のシート名を候補から選択します。
・範囲:取得したいスプレッドシートの範囲を列名(ヘッダ)の位置から入力し、接続テストを実施します。(例:A1:D etc)
・データベース表示項目:Yoomデータベースに表示させたいスプレッドシートの項目を選択します。
・値が一意となる項目:スプレッドシート上にあるユニークの列の項目を選択します。
・同期頻度設定:手動または自動で任意の時間を選択します。
・データベーストリガー起動設定:ONにして、連携します。
■作成方法(フローボット)
①データベーストリガーでデータコネクトした対象のテーブルを選択し、新規作成されたらというアクションを選択して保存します。
②データベースを操作するオペレーションからkintoneを選択し、以下の設定を行います。
・アクション:レコードを追加するを選択します。
・アプリID:対象のkintoneアプリのIDを入力します。
・追加するフィールド値:対応するフィールド値に対して、①で取得したアウトプットを埋め込みます。
※アウトプットを埋め込む設定についてはヘルプページをご参照ください。 https://intercom.help/yoom/ja/articles/8223528
③アプリと連携するオペレーションからSlackのチャンネルにメッセージを送るを選択し、以下の設定を行って保存します。
・投稿先のチャンネルID:指定のチャンネルIDを設定します。
・メッセージ内容:任意のメッセージを入力します。①から取得した情報を埋め込むことも可能です。