メールで受け取ったCSVをスプレッドシートに変換して、別のスプレッドシートに追加する

概要

受け取ったCSVファイルをスプレッドシートに変換して、既存のスプレッドシートにそのファイルの情報を蓄積していくフローです。

CSVと蓄積用のスプレッドシート形式が合致している必要はありますが、自動的にCSVの情報をスプレッドシートに蓄積していくことが可能です。

また、蓄積完了後にCSVや変換したスプレッドシートは削除することもできます。

事前準備

行を追加するためのスプレッドシートを事前に用意します。

使用しているマッピング用のスプレッドシート(閲覧権限のみとなるので、コピーするかまたは参考としてご確認ください)

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1PdxdTJyhhzVcOLbaZ42zKeFstcaQfU5w4-ovYN9v_zw/edit#gid=589234969

作成方法

①トリガーからメールトリガーを選択し、以下のように設定します。

・受信用のメールアドレス:任意のアドレスを入れます。

・トリガー条件:任意のトリガー条件を設定します。

・実際のメール送付テスト:一度設定した受信用アドレスに対して、受領するCSVと同様の形式のファイルを添付し、かつトリガー条件を満たしたテストメールを送付します。

・受信確認:Yoomに戻り、メールのテストを実施しメールの受信を確認したら保存します。

※テストが反映されるまで少し時間がかかります。

※Gmailからの転送を行いたい場合は、こちらのヘルプページを参照ください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/7266653

②トリガー下の+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからGoogle Driveを選択し、以下設定を行ってテスト・保存します。

・アクション:ファイルをアップロードする

・格納先のフォルダID:格納したいフォルダを候補から選択します。

・ファイル名:①で添付されたファイルのアウトプット名を{{添付ファイル1}}のように埋め込むことで、添付されたファイルの名前をそのまま使用できます。

・ファイルの添付方法:アウトプットを使用するを選択し、値に①で添付された添付ファイル1をアウトプットとして選択します。

※アウトプットを埋め込む設定についてはこちらをご参照ください。 https://intercom.help/yoom/ja/articles/8223528

③+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからGoogle Driveを選択し、以下設定を行ってテスト・保存します。

・アクション:CSVファイルをスプレッドシートに変換する

・ファイルID:②で取得したファイルIDを{{ファイルID}}のように埋め込みます。

・ファイル名:①で添付されたファイルのアウトプット名を{{添付ファイル1}}のように埋め込むことで、添付されたファイルの名前をそのまま使用できます。

・フォルダID:スプレッドシートに変換したファイルを格納するフォルダのIDを候補から選択します。

④+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからスプレッドシートを選択して、以下の設定を行い、テスト・保存します。

・アクション:スプレッドシートの情報を取得

・スプレッドシートID:③で取得した変換したファイルIDを{{変換したファイルID}}のように埋め込みます。

⑤+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからスプレッドシートを選択して、以下の設定を行い、テスト・保存します。

・アクション:値を取得する

・スプレッドシートID:④で取得したスプレッドシートIDを{{スプレッドシートID}}のように埋め込みます。

・シート名:④で取得したシート名を{{シート名の一覧}}のように埋め込みます。

・範囲:ユニークの値が含まれる列をすべて取得します。今回の場合A列にユニークのIDがあるデータのため、A2:Aのように列からユニークIDをすべて取得しています。

・方向:列方向を選択します。

⑥+マークを押し、同じ処理を繰り返すオペレーションを選択し、以下設定を行って保存します。

・オペレーション:⑤のオペレーションを選択します。

・アウトプット:⑤で取得した取得した値を選択します。

※同じ処理を繰り返す設定の詳細はこちらをご参照ください。 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6265153

⑦ループ方面にある+マークを押し、データベースを操作するからスプレッドシートを選択し、以下設定を行ってテスト・保存します。

・アクション:レコードを取得する

・スプレッドシートID:③でスプレッドシートに変換後に取得したスプレッドシートIDを埋め込みます。

・スプレッドシートのタブ名:③でスプレッドシートに変換後に取得したシート名の一覧を埋め込みます。

・テーブル範囲:列名を含む、値を入れたい全範囲を設定します。(今回の事例の場合、A1:Eと設定しています)

・取得したいレコード値:列名をユニークのIDの列にし、等しいとして、値に⑥で取得したアウトプットを{{取得した値のループ変数}}と埋め込みます。

⑧+マークを押し、データベースを操作するからスプレッドシートを選択し、以下の設定を行いテスト・保存します。

・アクション:レコードを追加する

・スプレッドシートID:事前に用意したスプレッドシートのIDを候補から選択します。

・スプレッドシートのタブ名:対象のシートを候補から選択します。

・テーブル範囲:列名を含む、値を入れたい全範囲を設定します。(今回の事例の場合、A1:Eと設定しています)

・追加したいレコード値:表示された列名に対応する値を⑦で取得したアウトプットから選択し埋め込みます。

⑨ループではない方向で+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからGoogleDriveを選択して、以下設定後テスト・保存します。

・アクション:ファイルをゴミ箱に移動する

・ファイルID:②で取得したファイルIDを埋め込みます。

※この操作で格納されたCSVをゴミ箱または削除することが出来ます。

⑩+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからGoogleDriveを選択して、以下設定後テスト・保存します。

・アクション:ファイルをゴミ箱に移動する

・ファイルID:③で取得したファイルIDを埋め込みます。

※この操作でCSVから変換されたスプレッドシートをゴミ箱または削除することが出来ます。

注意点

・受領するCSVの形式が一定であり、ユニークのID等を含む列がある場合に実施可能です。

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