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カオナビは、重要な従業員情報を一つにまとめて管理できる便利なツールですよね。
しかし、従業員情報を他のシステムに連携する際、手作業でデータを転記する必要があると、担当者の作業量が増えてしまい大変ではないでしょうか。
ノーコードツールを活用することで、カオナビとSalesforceを簡単に連携できます。
プログラミング未経験でも簡単に設定でき、カオナビに従業員情報が登録されたら、Salesforceにも自動で登録できるようになります!
連携方法をわかりやすく解説するので、ぜひ試してみてくださいね!
本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!
[Yoomとは]
初めてご利用される方は、初めてのYoomをぜひご確認ください。
1. Yoomのアカウントにログインしたら、使用するアプリを登録します。
アカウントをお持ちでない場合は、まずYoomのアカウント発行ページにてアカウントを作成してください。
「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」を選択してください。

2.登録したいアプリを選択し、各アプリに対応するアカウントでログインしてください。
1つ目のアプリの登録が完了したら、再度「新規接続」ボタンをクリックして、次のアプリの登録を行います。

<カオナビの場合>
アカウント名とAPIトークンを入力し、「追加」をクリックすると、マイアプリ登録が完了します。

※APIトークンの取得方法は、こちらのヘルプページで解説しています。
<Salesforceの場合>
ログインすると、マイアプリに登録が完了します。

なお、Salesforceの詳しい登録方法については、以下のリンクを参考にしてください。
※他のサービスと連携しているアカウントは使用しないようにご注意ください。
Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみ利用できるアプリです。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなります。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことができ、無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
その他、Yoomについてわからないことがあれば、Yoomヘルプセンターをご確認ください。
3.マイアプリに登録が完了すると、対応するアイコンが表示されます。
登録した2つのアプリのアイコンが正しく表示されているかを、必ず確認してください。
今回は、【カオナビで従業員が登録されたらSalesforceの従業員管理表にも登録する】というフローを作成します。
このフローを活用することで、カオナビで従業員情報が登録されたら自動的にSalesforceの従業員管理表に必要な情報が追加されるようになります。
さらに、手動での転記を行う必要がなくなることで、作業にかかる時間を減らしながら、ミスの発生を抑えることができるはずです!
1.以下のリンクから「試してみる」をクリックしてください。
2. 以下の表示が出たら、テンプレートのコピーが成功です。

1.手順に従って、フローアイコンを順番にクリックしながら編集していきましょう。
各アイコンには「!」マークが付いているので、順にクリックして進めていきます。
まず、一番上の「メンバー情報が登録されたら」をクリックします。

2. タイトルは自由に変更できます。
カオナビと連携するアカウント情報を入力します。
トリガーアクションは、「メンバー情報が発行されたら」を選択します。
入力が完了したら、「次へ」をクリックします。

3. WebhookURLをコピペすると、対象アプリの設定画面に飛びます。赤枠内の注意事項をよく確認してから入力してきましょう。
Webhookイベントを送信、またはトリガーとなるイベントを実行し、「テスト」をクリックします。
エラーがなければ「保存する」をクリックします。

1. フローに戻ります。次に「ユーザーを登録」のアイコンをクリックします。

2. タイトルは自由に設定できます。
Salesforceと連携するアカウント情報を入力します。
アクションは「ユーザーを登録」を選びます。
入力が終わったら、「次へ」をクリックします。

3.上から順番に入力していきましょう。
マイドメインURL、ユーザー名、名、姓、エイリアスを入力してください。
※カオナビの情報を反映させる項目は、枠をクリックして表示されるアウトプットの「メンバー情報が登録されたら」から対応する値を設定してください。値は二重括弧で表示されます。

4.メールアドレス、タイムゾーン、ロケール設定、プロファイルID、言語設定を入力してください。
入力が終わったら「テスト」をクリックしてください。
テストが成功したら、保存します。

5.これで【カオナビで従業員が登録されたらSalesforceの従業員管理表にも登録する】というフローが完成しました。
設定が完了すると、以下のような画面が表示されます。「トリガーをON」ボタンをクリックしてください。
これでフローボットが起動します。

非エンジニアの方でも、Yoomのテンプレートを使えば簡単に設定を行うことが可能です。
以下のリンクから、この便利なフローをお試しください。
本日ご紹介した連携以外にもカオナビやSalesforceのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!
カオナビで従業員が登録されたらチャットツールに通知する
カオナビで従業員が登録されたら、SlackやChatworkなどに自動で通知します。
カオナビで従業員が登録されたらクラウドストレージに従業員毎のフォルダを作成する
カオナビで従業員が登録されたら、OneDriveやDropboxなどに従業員毎のフォルダを自動で作成します。
人事労務アプリに従業員が登録されたらカオナビの従業員管理表にも追加する
SmartHRやfreee人事労務などに従業員が登録されたら、カオナビの従業員管理表にも追加する
Salesforceのリード情報ページから定型メールを送信する
Salesforceのリード情報ページからGmailやOutlookで定型メールを自動送信します。
フォームで送信された名刺画像をOCRで読み取りSalesforceの取引先責任者として登録する
Googleフォームで送信された名刺画像をOCRで読み取り、Salesforceの取引先責任者として自動で登録します。
Salesforceでリードが登録されたらWeb会議を作成しメールで通知する
Salesforceでリードが登録されたらZoomやGogle MeetでWeb会議を自動で作成しメールで通知します。
カオナビのデータをSalesforceへ自動的に登録できるので、これまで必要だった手作業を削減できます。
これにより、手作業によるデータ入力から解放されれば、人事担当者は採用計画の立案や人材育成の施策など、より重要な業務に時間を使えるのではないでしょうか。
さらに、社員のサポートにより多くの時間を使えるようになるはずです。
手作業での入力時に生じやすい誤りやデータの食い違いを大きく減らせます。
特に、システム間でのデータを自動的に同期させることにより、従業員情報が正確に反映され、データ精度が向上するはずです。
さらに、入力ミスによる重大なトラブルや、データの不一致が原因で発生する法的なリスクの回避にもつながりますよ。
カオナビとSalesforceの連携により、これまで手作業で行っていた煩雑な入力作業を自動化できるようになります。
Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても、連携が簡単です。
ぜひ、この連携を活用して、日々の転記作業を自動化し、時間を無駄なく活用できる環境を整えてみてくださいね!