ClickUpとSlackの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/10

【プログラミング不要】ClickUpのデータをSlackに自動的に連携する方法

m.wadazumi

「あれ、このタスク、誰か対応してる?」
「更新されたのに、気づくのが遅れた…!」

チームでClickUpを使ってタスク管理していると、こんなモヤモヤを感じることはありませんか? タスクが作成されたことや更新されたことを、いちいちClickUpを開いて確認するのは手間だし、見落としてしまうこともありますよね。そこで活躍するのがClickUpとSlackの連携です。APIを活用すれば、ClickUpでタスクが作成・更新されたタイミングで、Slackに自動通知を送ることができます。Slack上ですぐにタスク情報をキャッチできるので、チームの連携もスムーズになるでしょう。

この記事では、ClickUpとSlackを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します。業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にClickUpとSlackの連携が可能です。

YoomにはあらかじめClickUpとSlackを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

ClickUpとSlackを連携してできること

ClickUpとSlackのAPIを連携すれば、ClickUpのデータをSlackに自動的に連携することが可能です!
たとえば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

ClickUpでタスクが作成されたらSlackに通知する

タスク管理にClickUpを活用していて、タスク情報をSlackに通知し、情報共有したい方におすすめのフローです。

ClickUpでタスクが変更されたらSlackに通知する

先ほどのテンプレートと異なり、ClickUpのタスク情報の更新をSlackに通知できるため、最新のタスク情報を確認できます。
更新されたタスク内容をスピーディーに把握したい方におすすめのフローです。

ClickUpとSlackの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にClickUpとSlackを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでClickUpとSlackの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、下記のリンクからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はClickUpでタスクが作成されたらSlackに通知するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ClickUpとSlackをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるClickUpのトリガー設定とその後に続くSlackのアクション設定
  • トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

ステップ1:ClickUpとSlackをマイアプリ登録

ClickUpとSlackをYoomに接続するマイアプリ登録を最初に行います。
マイアプリ登録を事前に済ませておくと、自動化設定が進めやすくなります。

それでは設定を行いましょう!
Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。

ClickUpの連携方法

アプリ一覧が表示されるので、そこからClickUpを探すか、検索機能を活用しましょう。
以下の画面が表示されたら、ClickUpにログインしてください。

以下の画面が表示されるので、接続するワークスペースに誤りがないか確認し、「ワークスペースを接続」をクリックします。

Slackの連携方法

先ほどと同様に、一覧からSlackを探すか、検索機能を活用してください。
以下の画面が表示されるので、「チャンネル検索」から該当するチャンネルを選択しましょう。
詳しい設定方法は、こちらを確認してください。

以下の画面が表示されたら、Slack URLを入力してください。

自身のマイアプリ欄に、ClickUpとSlackが表示されていれば登録は完了しています。

ステップ2:テンプレートをコピー

それでは自動化の設定を行っていきましょう!
Yoomにログインして、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

自動的にテンプレートがコピーされ、以下の画面が表示されます。
テンプレートはマイプロジェクトというプロジェクトに自動的に格納されるので、確認したい場合はそこから確認してください。
以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」を確認してください。
使いやすいようにタイトルを変更することも可能です。
最初に、ClickUpでタスクが作成されたらフローボットを起動する設定を行うため、「タスクが作成されたら」をクリックします。

ステップ3:フローの起点となるClickUpのトリガーを設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

ClickUpでタスクをテスト用に作成しておきましょう。
以下の画面が表示されたら、「team_id」を設定します。
枠内をクリックすると候補が表示されるので、該当するIDを選択しましょう。
スペース、フォルダ、リストを絞り込みたい場合は同様に設定を行ってください。

設定が完了したら、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると以下のように「テスト成功」と表示されるので、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、手順を確認し、「テスト」→「テスト成功」→「保存する」をクリックしてください。

ステップ4:ClickUpでタスクを取得する設定

続いて、ClickUpでタスクを取得する設定を行うため、「タスクを取得」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「task_id」を設定します。
「タスクが作成されたら」のアウトプットからタスクIDを選択してください。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Slackに通知する設定

続いて、ClickUpのタスク情報をSlackに通知する設定を行うため、「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、設定を確認します。
問題なければ、「次へ」をクリックしましょう。

以下の注意事項を確認しましょう。
SlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法はこちらを確認してください。

次に、「投稿先のチャンネルID」を候補から選択しましょう。

スクロールし、「メッセージ」を設定してください。
「タスクを取得」のアウトプットからSlackに表示させたいタスク情報を選択しましょう。
以下は例ですので、任意で設定してください。
設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーボタンをONにして、フローボットを起動

こちらで全ての項目の設定が完了しました!
以下の画面が表示されるので、「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了します。
設定したフローボットが正常に起動するかチェックしてみましょう!

こちらがClickUpでタスクが作成されたら、Slackに通知するフローでした。

SlackのデータをClickUpに連携したい場合

先ほどはClickUpからSlackへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にSlackからClickUpへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートをご利用ください。

Slackで投稿された内容からClickUpにタスクを自動作成する

Slackのチャンネルに投稿されたメッセージからAIでタスク情報を取得し、ClickUpにタスクを自動追加するフローです。
タスク作成に手間を感じていて、スムーズにタスクを遂行したい方におすすめのフローです。

Slackでファイルが投稿されたらClickUpに自動追加する

ClickUpのタスクにSlackで投稿されたファイルを自動的に添付できるため、タスクとファイル管理を効率化したい方におすすめのフローです。

ClickUpやSlackのAPIを使ったその他の自動化例

ClickUpやSlackのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

ClickUpを使った自動化例

ClickUpのタスク登録時にGoogle スプレッドシートに情報を同期したり、タスクの期日をGoogleカレンダーに登録したりできます。

Slackを使った自動化例

動画公開やデータベースへデータが追加された際に、Slackに自動通知可能です。Slackの投稿内容に基づいて会議を作成したり、添付ファイルを共有したりすることができます。

終わりに

いかがでしたか?ClickUpとSlackを連携すれば、「タスクの通知を見逃したくない」「チームの情報共有をスムーズにしたい」「業務の無駄を減らしたい」といった課題を簡単に解決できます。

ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても簡単にBacklogとTeamsの連携を実現可能です!設定もシンプルで、すぐに自動化の効果を実感できますよ。気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

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この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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