・
ecforceで発生した定期購入の解約情報を、都度手作業で確認して関係部署に共有する作業に追われていませんか?
解約のたびに手動で通知を送っていると、対応が遅れたり、重要な情報を見落としてしまったりするリスクもあります。
このように、ecforceの定期解約に関する手作業での情報共有に手間や課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
もし、ecforceで定期受注が解約された際に、その情報を自動で検知してSlackなどのチャットツールに通知できる仕組みがあれば、こうした定型業務から解放され、解約理由の分析や顧客へのフォローアップといった、より戦略的な業務にリソースを集中できます!
今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。
ぜひこの機会に導入して、解約対応業務を効率化しましょう!
とにかく早く試したい方へ
Yoomにはecforceで発生した定期解約情報を取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
ecforceの定期解約をSlackに通知するフローを作ってみよう
それではここから代表的な例として、「ecforceで定期受注が解約された際に、その情報をSlackに自動で通知する」フローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:ecforce/Slack
[Yoomとは]
フローの作成方法
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ステップ1:ecforceとSlackをマイアプリ連携
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それでは、ここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ連携方法を解説していきます!
1.ecforceのマイアプリ連携
※ecforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリです。
フリープラン・ミニプランの場合は、設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中は制限対象のアプリも使用できるので、ぜひお試しください!
アプリ一覧で、ecforceを検索し選択すると、下記の画面が表示されます。
アカウント名は、担当者など任意の名称を入力してください。
アクセストークンとドメインを入力して、「追加」をクリックします。
これで、ecforceとYoomの連携完了です!
2.Slackのマイアプリ連携
以下の手順を参考にして、SlackとYoomを連携してください!
ステップ2:テンプレートをコピーする
下記バナーの「試してみる」をクリックしてください。
コピーすると下記画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされます。
「OK」をクリックして設定を進めていきましょう!
ステップ3:ecforceのトリガー設定
「定期受注が解約(キャンセル)されたら」をクリックします。
クリックすると以下の画面に移ります。
アカウント情報と書かれた項目にはステップ1でマイアプリ連携した際のアカウント情報が記載されています。
トリガーアクションは、「定期受注が解約(キャンセル)されたら」のままで次に進みましょう!
まずecforceのトリガーアクションをYoomと連携するために、ecforceにWebhookを設定します。
赤枠内のWebhook URLをコピーして、ecforceに移動しましょう。
※赤枠内の注意事項も合わせてご確認ください。
ecforceにログインしたら、「設定を変更する」をクリックして、「Webhook 管理」を選択します。
「定期受注Webhookの管理」の「設定する」をクリックしてください。
「新規作成」をクリックします。
下記の情報を入力して、「保存」をクリックしましょう。
【補足】
このトリガーでは、アウトプット項目が「テンプレートID:2001デフォルト(定期受注)」で設定されています。
必要に応じて、下記の記事をご参照のうえ、「取得する値」の追加設定をお願いします。
Webhookの情報を保存したら、次にテスト可能な顧客に定期受注を作成し、解約処理を行ってください。
定期受注の解約処理が完了したら、Yoomの操作画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると取得した値の横に、ecforceで解約処理した定期受注の基本情報が表示されます。
「完了」をクリックして設定完了です!
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値として引用できます。
ステップ4:ecforceのアクション設定
次に、ecforceで解約処理した定期受注の詳細情報を取得する設定を行います。
「定期受注詳細情報を取得」をクリックしてください。
こちらもステップ1でマイアプリ連携した際の情報が記載されています。
トリガーアクションは、「定期受注詳細情報を取得」のままで次に進みましょう!
編集欄をクリックして、「定期受注が解約(キャンセル)されたら」から「定期受注ID_トリガー」を選択してください。
※デフォルトで入力されている「←トリガーで取得した値を設定してください」は削除してくださいね!
【Tips】
取得した値を活用することで、フローボットを起動する度に変動する値となります。
これにより、毎回変動する情報を手動で入力する必要がなくなり、効率的に連携できます!
設定できたら、「テスト」をクリックします。
テストが成功して、ecforceで解約処理した定期受注の詳細情報を取得できました!
「完了」をクリックして設定完了です!
ステップ5:Slackのアクション設定
最後に、ecforceで解約処理した定期受注の情報をSlackで通知する設定を行います。
「チャンネルにメッセージを送る」をクリックしてください。
クリックすると以下の画面に移ります。
ecforceと同様に、ステップ1でマイアプリ連携したSlackのアカウント情報が自動で表示されます。
通知を送信するチャンネルIDを設定します。
編集欄をクリックすると、Slackのチャンネル候補が表示されるので、そこから連携したいチャンネルを選択してください。
選択するとチャンネルIDが自動で入力されます。
※事前に該当のチャンネルの「インテグレーション」からYoomを追加しておいてくださいね!
詳しい設定方法については、下記をご参照ください。
メッセージは自由にカスタマイズできます!
編集欄をクリックして、「定期受注が解約(キャンセル)されたら」と「定期受注詳細情報を取得」から、ecforceで解約処理した定期受注の情報を引用できます。
必要な情報を追加して、内容を調整しましょう!
【Tips】
取得した値は、フローボットを起動する度に変動する値として扱われます。
テキストを直接入力した部分は固定値として処理されるため、毎回変動が必要な情報({{定期受注コード}}や{{顧客番号}}など)には取得した値を活用することが重要です!
これにより、毎回手動で変動する情報を入力する手間が省け、効率的に連携することができます!
赤枠の説明の通り、メンションをつけることも可能です!
メッセージの編集が完了したら「テスト」をクリックしてください。
テストに成功したら、「完了」をクリックして設定完了です!
Slackに通知が届きました!
ステップ6:トリガーをONにして起動準備完了
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
実際にフローボットを起動して、ecforceで定期受注が解約されたら、その情報がSlackに通知されるかどうかを確認してみてくださいね!
ecforceの定期解約通知を自動化することで、これまで手作業で行っていた関係者への情報共有の手間を削減し、対応漏れや遅延といったヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、担当者は解約情報を即座に把握し、迅速な顧客フォローや解約理由の分析といったコア業務に集中できる環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:どのタイミングで解約が通知されますか?
A:
今回ご紹介した連携は、Webhookを使用しているため、ecforceで定期受注が解約処理されると、おおよそすぐにSlackに通知が届きます。
Q:解約以外のアクションも自動化できますか?
A:
ecforceでは、「定期受注情報が登録されたら」や「商品の配送が完了したら」など、さまざまなイベントをトリガーにして自動化を開始できます。
ecforceのトリガーアクション一覧は、下記よりご確認いただけます。
Yoomではゼロからフローボットを作成することもできるので、ぜひお試しください!
Q:特定の条件で通知を分けられますか?
A:
はい、分岐オペレーションを設定することで実現可能です!
「+」マークをクリックし、分岐オペレーションを追加することで、条件の設定ができます。
例えば、以下のように設定することで、「注文商品ID」で絞り込むことができます。
ほかにも、「定期回数」や「配送サイクル」など、複数の条件を組み合わせることも可能です。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。