GoogleフォームとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-18

Googleフォームの内容をもとにMicrosoft Excelで書類を作成する方法

t.nakaya

ビジネスの現場では、効率的なデータ管理と迅速な対応が求められます。特に営業担当者やイベント企画・運営担当者にとって、顧客からの情報を手動で処理すると時間がかかり、ミスも起こりやすいですよね。そこでおすすめなのが、GoogleフォームとMicrosoft Excelの連携です。
本記事では、GoogleフォームとMicrosoft Excelをノーコードで連携する方法を紹介します。この連携を利用すれば、顧客が入力した情報を自動でMicrosoft Excelに転送し、見積書や申込書を簡単に作成できます。業務効率や顧客満足度の向上につながるので、日々忙しいあなたにとって大きな助けになるのではないでしょうか。

GoogleフォームとMicrosoft Excelを活用したすぐに試せる自動化テンプレート集はこちら

書類作成を自動化する便利なテンプレート

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転記を自動化する便利なテンプレート

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更新を自動化する便利なテンプレート

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AIと連携した便利な自動化テンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

GoogleフォームとMicrosoft Excelの連携フローの作り方

それでは、「Googleフォームに回答された内容をもとに、Microsoft Excelで書類を作成する」フローをご紹介します。

事前に準備するもの
・Googleフォームを使用して、作成したい書類に必要な情報を記入するフォームを作成
・Microsoft Excelで、「書類を発行する」の設定方法を参考にして、雛形書類を作成

始める前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。
Yoomを初めて利用される方は、初めてのYoomをチェックしてみてください。

フローの作成方法

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GoogleフォームとMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Googleフォームのトリガー設定およびMicrosoft Excelのアクション設定
  • トリガーをONにしてフローが正しく動くかを確認
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ステップ1: マイアプリ連携

お使いのGoogleフォームとMicrosoft Excelをマイアプリに登録しましょう!
(1)初めに、画面左側にあるマイアプリをクリック
(2)画面右側に表示される+新規接続ボタンをクリック

Googleフォームのマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からGoogleフォームを選択
(2)Sign in with Googleをクリック

(3)アカウントの選択画面で連携したいアカウントを選択し、クリック
(4)Yoomにログイン画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認し、次へをクリック
(5)「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で続行をクリックするとマイアプリ登録が完了

Microsoft Excelのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からMicrosoft Excelを選択
(2)サインインで連携するアカウント情報を入力
(3)マイアプリ登録が完了
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項 | Yoomヘルプセンター

Yoomへのマイアプリ登録完了後、テンプレートをコピーする
(1)バナーをクリックすると「詳細を見る」というボタンが表示されます。
そのボタンを押すと、テンプレートの詳細ページに遷移するため、ページ内の「このテンプレートを試してみる」をクリックしましょう

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(2)テンプレートがコピーされると以下のように表示されるので、「OK」をクリックしましょう。

ステップ2: トリガーを設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)Googleフォームと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)トリガーアクションは「フォームに回答が送信されたら」を選択

(5)次へをクリック

■アプリトリガーのAPI接続設定
(6)トリガーの起動間隔は5分に設定
プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします!)


(7)フォームIDは、「https://docs.google.com/forms/d/●●●●●●/edit」の「●●●●●●」部分を入力

(8)設定後に実際にフォームを送信し、Yoomで「テスト」をクリックしてください。

テストが成功すれば、アウトプットにGoogleフォームから取得した情報が表示されます。
「+取得する値を追加」をクリックし、アウトプットにファイルIDとファイル名に使用する項目を追加して保存します。
※Googleフォームからデフォルトで取得できるアウトプットは仕様上、「回答ID」「最終回答日時」「回答の作成日時」「回答者のメールアドレス」のみとなっています。回答内容を取得するにはJSONPATHでアウトプットを追加する必要があります。
アウトプットの追加方法は、こちらを参考に設定しましょう。

鉛筆マークをクリックすると、項目名を編集できます。
取得が完了すると以下の画面になるので、「追加」をクリックします。
※以下の画像は、値を追加する操作の一例です。

アウトプット(取得した値)は次の設定に活用するので、取得された内容を確認して保存しましょう。

ステップ3: 書類を発行する

(1)「書類を発行する」をクリック

(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)Microsoft Excelと連携するアカウント情報が正しいかを確認


(4)雛形書類の連携を設定

  • ファイルの保存場所:プルダウンメニューから任意で選択
  • ドライブID:候補から任意で選択
  • アイテムID:候補から任意で選択

(5)発行書類の各項目を設定

  • 格納先のフォルダID:候補から任意で選択
  • 出力ファイル名:今回は、テキストとアウトプットを組み合わせて構成

(6)次へをクリック

■置換条件の設定
(7)置換条件を再取得をクリック
(8)OKをクリック

(9)置換後の文字列を設定
※ここでは入力欄をクリックし、アウトプットにある「フォームに回答が送信されたら」の情報を、雛形書類と紐付けるように設定します。

(10)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック
※書類は、指定した格納先のフォルダ内にありますが、ダウンロードからも確認できます。

ステップ4:トリガーをONに設定して動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です!
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

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GoogleフォームやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogleフォームやMicrosoft ExcelのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。
もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

Googleフォームを活用した自動化例

Googleフォームに送信された回答内容をもとに、Slackに通知したり、Google スプレッドシートに自動記録したりすることができます。

[[23868,201895,203192,201779,193156]]

Microsoft Excelを活用した自動化例

メールで受信した内容や、他のデータベースの情報を基に、Microsoft Excelのデータを追加・更新することも可能です。
また、Microsoft Excelの情報をコミュニケーションツールに通知することもできます。

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まとめ

GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携させることで、営業活動やイベントの運営がスムーズに進むでしょう。
データの正確性も大幅に改善されるため、顧客情報や参加者リストを安心して管理できるのではないでしょうか。
Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に連携設定ができるので、エンジニアに依頼せずに自分たちで迅速に連携を実現できます。
自動化によって、あなたの仕事のパフォーマンスも向上するはず。
ぜひ、Yoomを使って、業務をさらに効率的に進めてみてくださいね!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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自動化
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