GoogleフォームとMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/08/05

Googleフォームの内容をもとにMicrosoft Excelで書類を作成する方法

t.nakaya

ビジネスの現場では、効率的なデータ管理と迅速な対応が求められます。
特に営業担当者やイベント企画・運営担当者にとって、顧客からの情報を手動で処理すると時間がかかり、ミスも起こりやすいですよね。
そこでおすすめなのが、GoogleフォームとMicrosoft Excelの連携です。
本記事では、GoogleフォームとMicrosoft Excelをノーコードで連携する方法を紹介します。
この連携を利用すれば、顧客が入力した情報を自動でMicrosoft Excelに転送し、見積書や申込書を簡単に作成できます。
業務効率や顧客満足度の向上につながるので、日々忙しいあなたにとって大きな助けになるのではないでしょうか。

‍こんな方におすすめ

  • GoogleフォームとMicrosoft Excelでの業務効率化を考えている方。
  • Googleフォームの情報をもとにMicrosoft Excelで書類を作成している方。
  • GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携して情報の転記漏れを防ぎたい方。

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできるので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

GoogleフォームとMicrosoft Excelの連携フローの作り方

それでは、「Googleフォームに回答された内容をもとに、Microsoft Excelで書類を作成する」フローをご紹介します。

事前に準備するもの
・Googleフォームを使用して、作成したい書類に必要な情報を記入するフォームを作成
・Microsoft Excelで、「書類を発行する」の設定方法を参考にして、雛形書類を作成

始める前に
まず、Yoomアカウントをお持ちでない方は、Yoomのアカウント発行ページからアカウントを作成してください。
Yoomを初めて利用される方は、初めてのYoomをチェックしてみてください。

ステップ1: マイアプリ連携

お使いのGoogleフォームとMicrosoft Excelをマイアプリに登録しましょう!
(1)連携方法はYoomにログインし、画面左側にあるマイアプリをクリック
(2)画面右側に表示される+新規接続ボタンをクリック

Googleフォームのマイアプリ登録方法
‍(1)アプリの一覧からGoogleフォームを選択
(2)Sign in with Googleをクリック

(3)アカウントの選択画面で連携したいアカウントを選択し、クリック
(4)Yoomにログイン画面で連携するアカウント情報が正しいかを確認し、次へをクリック
(5)「YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面で続行をクリックするとマイアプリ登録が完了

Excelのマイアプリ登録方法
(1)アプリの一覧からMicrosoft Excelを選択
(2)サインインで連携するアカウント情報を入力
(3)マイアプリ登録が完了
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

Yoomへのマイアプリ登録完了後
(1)下のバナー先に飛び、「このテンプレートを試してみる」をクリック

(2)ワークスペース一覧からプロジェクトを任意で選択
※コピーしたテンプレートは、(2)で選択したプロジェクト内の「マイプロジェクト」に格納されます。
(3)フローの一覧画面の右上にある「編集する」をクリック

ステップ2: トリガーを設定

(1)フローの一覧画面から「アプリトリガー」をクリック

(2)アプリトリガーのタイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)Googleフォームと連携するアカウント情報が正しいかを確認
※アカウント情報が表示されない場合は、+連携アカウントを追加をクリックして登録してください。
(4)トリガーアクションは「フォームに回答が送信されたら」を選択

(5)次へをクリック

■アプリトリガーのAPI接続設定
(6)トリガーの起動間隔は5分に設定
※プランによって設定できる起動間隔が異なります。
(7)フォームIDは、「https://docs.google.com/forms/d/●●●●●●/edit」の「●●●●●●」部分を入力

(8)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック
※Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は、こちらを参照してください。

ステップ3: 書類を発行する

(1)「書類を発行する」をクリック
(2)タイトルを設定
※元々設定されているタイトルをそのまま使用してもOK
(3)Microsoft Excelと連携するアカウント情報が正しいかを確認
(4)雛形書類の連携を設定

  • ファイルの保存場所:プルダウンメニューから任意で選択
  • ドライブID:候補から任意で選択
  • アイテムID:候補から任意で選択

(5)発行書類の各項目を設定

  • 格納先のフォルダID:候補から任意で選択
  • 出力ファイル名:今回は、テキストとアウトプットを組み合わせて構成

(6)次へをクリック

■置換条件の設定
(7)置換条件を再取得をクリック
(8)OKをクリック

(9)置換後の文字列を設定
※ここでは、アウトプットにある「フォームに回答が送信されたら」の情報を、雛形書類と紐付けるように設定します。

(10)テストでエラーが出なければ、保存するをクリック
※書類は、指定した格納先のフォルダ内にありますが、ダウンロードからも確認できます。

(11)フローの一覧画面に戻り、アプリトリガーをONに変更すればフローの設定は完了です!

GoogleフォームやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

本日ご紹介した連携以外にもGoogleフォームやMicrosoft ExcelのAPIを活用することで様々な自動化を実現することが可能です。

もし気になるものがあれば、ぜひ試してみてください!

GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携した自動化例

Googleフォームに回答が送信されたらMicrosoft Excelに追加したり、回答を追加後にMicrosoft Teamsに通知したりすることもできます。
また、Googleフォームで送信された名刺画像をOCRで読み取り、Microsoft Excelに内容を追加する連携も可能です。

Googleフォームを活用した自動化例

Googleフォームで送信されたファイルをクラウドストレージにアップロードする

Googleフォームで送信されたファイルをGoogle DriveやOneDriveなどに自動でアップロードします。

Googleフォームで回答が送信されたらWebミーティングを作成する

Googleフォームで回答が送信されたらGoogle MeetやZoomでミーティングを自動で作成します。(Google Meetは、Googleカレンダーに予定を追加すると自動でミーティングURLが作成されます)

Googleフォームで送信された内容をタスクツールに登録する

Googleフォームで送信された内容をタスクとしてTrelloやAsanaなどに自動で登録します。

Microsoft Excelを活用した自動化例

チャットツールで送信された内容からAIでテキストを抽出してMicrosoft Excelに追加する

Google ChatやMicrosoft Teamsで投稿されたメッセージから特定の内容を抽出してMicrosoft Excelに自動で追加します。

顧客管理ツールに登録した情報をMicrosoft Excelに追加する

SalesforceやHubSpotなどに登録した顧客情報をMicrosoft Excelに自動で追加します。

メールで受け取ったアンケート結果をMicrosoft Excelに登録する

GmailやOutlookで受け取ったアンケート結果をMicrosoft Excelに自動で登録します。

GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携するメリット

メリット1: 業務効率の向上

GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携すると、顧客がフォームに入力した情報が自動的にExcelに転送されます。
これにより、手動でデータを入力する手間が省ければ、業務が大幅に効率化されるはず。
例えば、あなたが営業アシスタントとして顧客から見積依頼を受け取ると、Googleフォームに入力された内容がそのままMicrosoft Excelにエクスポートされるので、手作業でデータを入力する必要がありません。
時間を節約できるのは、忙しいあなたにとって嬉しいポイントですよね。

メリット2: データの正確性向上

手動でデータを入力する際には、どうしてもヒューマンエラーが発生しがちです。
しかし、GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携させれば、顧客が入力した情報がそのままMicrosoft Excelに転送されるため、データの正確性が格段に向上します。
特に見積書の作成においては正確なデータが必要なので、この連携はとても役立つのではないでしょうか。
正確な見積書を提供することで、顧客からの信頼を得ることにもつながりますね。

YoomでGoogleフォームとMicrosoft Excelを連携するとどうなる?

ノーコードで簡単に連携ができる

多くの企業が直面する悩みとして、APIやプログラミングの知識が必要であったり、エンジニアを雇うコストや時間がかかることがありますよね。
特に、日々の業務に忙しいあなたにとって、専門的な知識は負担になることもあると思います。
また、メンテナンスが面倒だったり、英語の仕様書が読みにくかったりするのも困りますよね。
しかし、Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくても直感的に操作できるので、エンジニアに依頼することなく、すぐに自分たちで連携を実現できます!

従来のAPI連携と比較してみよう!

Yoomでは、事前にアプリのアクションが連携されているため、アクションを選ぶだけで設定できるのが魅力です。
専門知識がなくても安心して使えるうえ、通常なら数か月かかる導入作業も短時間で完了するため、業務の流れが大幅に改善されることが期待できますよ!

Yoomを使って、GoogleフォームとExcelの簡単連携を実現しよう!

GoogleフォームとMicrosoft Excelを連携させることで、営業活動やイベントの運営がスムーズに進むでしょう。
データの正確性も大幅に改善されるため、顧客情報や参加者リストを安心して管理できるのではないでしょうか。
Yoomを使えば、プログラミングの知識がなくてもノーコードで簡単に連携設定ができるので、エンジニアに依頼せずに自分たちで迅速に連携を実現できます。
自動化によって、あなたの仕事のパフォーマンスも向上するはず。
ぜひ、Yoomを使って、業務をさらに効率的に進めてみてくださいね!

この記事を書いた人
t.nakaya
歯科衛生士からIT業界へ転職し、前職ではWeb会社でディレクターサポートとしてWebページのリプレイスなどを手がけてきました。この経験を活かし、今はYoomの魅力を皆さんにお伝えすることに全力を注いでいます。技術とユーザー目線を融合させたアプローチで、Yoomを通じて皆さんの業務効率を向上させるお手伝いを心からしたいと考えています。
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自動化
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Yoomのハイパーオートメーションとは?
従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
AI・API・RPA・OCRなど様々な技術を組み合わせた「ハイパーオートメーション」なら、これまでは実現できなかった多くの作業を、これまでよりも簡単に自動化することが可能です。
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