DiscordとAIの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-05-29

【ノーコードで実現】AIを活用して人事評価を自動化する方法

t.aizawa

メンバーの成果や行動に関する情報を集め、評価に繋げる作業は、多くの企業やチームにとって重要な業務ですが、「評価に時間がかかりすぎる」「評価基準が属人化してしまう」「評価のための情報収集が大変」といった課題を抱えていませんか?手作業での情報収集や評価には限界があり、他の重要な業務への集中を妨げているかもしれません。

もし、<span class="mark-yellow">チャットツールへの投稿や受信メール、フォームへの回答といった様々な情報源から、AIが自動でメンバーの評価を行い、その結果を必要な場所に通知・記録できる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、より公平で効率的な評価プロセスを構築し、育成や戦略策定といった重要な業務に注力する時間を生み出すことができます!

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して評価業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">様々な情報をもとにAIがメンバーを評価する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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AIによるメンバー評価を自動化する方法

普段お使いの様々なツールに集まるメンバーの情報を活用し、AIによる評価プロセスを自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

チャットツールからの情報でAI評価する

<span class="mark-yellow">Slackなどのチャットツールに投稿される日々の活動報告や成果、特定のキーワードを含む発言などをトリガーとして、AIが自動で評価項目に基づいた分析やフィードバックコメントを生成し、指定したチャットツールに通知する</span>ことができるので、リアルタイムに近い形での継続的なパフォーマンス把握と、スピーディーなフィードバックが可能になり、評価プロセスの客観性と効率性を高めます。

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メールからの情報でAI評価する

<span class="mark-yellow">Gmailなどで受信する週報や月報、プロジェクト完了報告、顧客からのフィードバックメールといった内容をAIが自動で解析し、評価ポイントを抽出して指定したチャットツールやデータベースに記録する</span>ことで、メールボックスに埋もれがちな貴重な情報を評価プロセスに体系的に組み込み、評価担当者の情報収集と整理にかかる手間を削減しつつ、評価の網羅性を向上させます。

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フォームからの情報でAI評価する

<span class="mark-yellow">Yoomフォームなどで収集した自己評価シート、目標達成度の報告といった構造化されたデータをAIが自動で集計・分析し、評価レポートの素案を作成してSlackなどのチャットツールに共有する</span>ことが可能であり、手作業による集計ミスを防ぎながら、多角的な情報を基にした評価を効率的に実施し、評価サイクルの短縮にも貢献します。

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チャットツールからの情報を基にAIでメンバー評価するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Slackにメンバーに関する情報が投稿された際に、その内容をAIが評価し、結果をDiscordに通知するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は、大きく以下のプロセスで作成していきます。

  • SlackとDiscordをマイアプリに連携する
  • テンプレートをコピーする
  • アプリトリガーの設定
  • AI機能を使ってテキストを生成する
  • Discordと連携し、メッセージを送信する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了
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ステップ1:SlackとDiscordをマイアプリに連携する

まず、自動化に必要なSlackとDiscordをYoomに連携させるため「マイアプリ登録」を行います。
画面の指示に従って各サービスのアカウント情報を入力し、連携を許可するだけで、ツール間の連携が可能になりますよ!

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。
マイアプリの新規接続一覧の中から、Slackをクリックします。

(2)ワークスペースにサインイン画面が出てくるので、ワークスペースのSlackURLを入力し、「続行する」をクリックします。
Slackの詳しいマイアプリ登録方法は下記のサイトをご参照ください。

Slackのマイアプリ登録方法

(3)次にDiscordの連携を行います。同様にYoomの新規接続一覧からDiscordをクリックします。
「Discordの新規登録」画面から、アカウント名、アクセストークンを入力し、「追加」を押します。
アクセストークンの取得は下記のサイトから設定してください。
Discord Developer Portal

詳細なマイアプリの連携方法は下記のサイトをご参照ください。

Discord Botのマイアプリ連携方法

連携が完了するとYoomのマイアプリにSlackとDiscordが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次は、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローの作成に入ります!
Yoomのテンプレートを利用することで簡単に業務の自動化を実現できます。
まずは、下記テンプレートページを開き、『このテンプレートを試してみる』をクリックしましょう。

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コピーすると下の画像のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう!

ステップ3:アプリトリガーの設定

始める前に、予めSlackにテストメッセージを送信しておきましょう!
それでは、Yoomに戻り、Slackと連携して、メッセージがチャンネルに投稿された際の設定を行います!

(1)アプリトリガーの「メッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックします。

(2)Slackの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Slackと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「メッセージがチャンネルに投稿されたら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。

※起動間隔はプランによって異なりますので、ご注意ください。
基本的には最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします!

下へ進み、チャンネルIDを候補から選択します。
Yoomに戻り「テスト」をクリックしましょう。

Slackの情報が「取得した値」に反映されればテスト成功です。
「取得した値ってなんだろう?」と思った方は下のサイトをご参照ください!

アウトプットについて

下部にある「保存する」をクリックし、次の工程に進みましょう!

ステップ4:AI機能を使ってテキストを生成する

(1)次に、YoomのAI機能を使って、テキストを生成します。
「テキストを生成する」をクリックします。

※OCRや音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。
フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
また、チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。
トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください!

(2)「アクションを選択」画面から、生成するテキストの文字数をプルダウンから選択し、「次へ」をクリックします。

(3)「詳細を設定」画面から、プロンプトにAIへの指示内容を入力します。
文中に先ほど取得した値を入れることで、Slackの情報が自動的に反映されます。

下へ進み、出力したい言語を入力します。
今回は日本語の文章にするため、未記入にします。
入力が終わったら「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、取得した値に生成結果が追加されました!
この値は次の工程で使用します。
「保存する」をクリックして次の工程へ進みましょう!

ステップ5:Discordと連携し、メッセージを送信する

(1)次に、Discordと連携して、メッセージを送信します。
「メッセージを送信」をクリックします。

(2)Discordの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Discordと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「メッセージを送信」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、赤線を確認の上、チャンネルIDを入力します。
メッセージ内容に、先ほどAIが生成した結果を取得した値を使って入力し、完了したら「テスト」をクリックしましょう!

テストに成功すると、Discordの指定したチャンネルにSlackの情報を基に人事評価が送られていました!
Yoomに戻り、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
実際にフローボットを起動して、Slackにメンバー情報が投稿されたら、AIで人事評価してDiscordに通知されているか確認してみてくださいね!

AI機能を使ったその他の自動化例

AI機能を活用することで、評価業務をはじめとした多様な業務プロセスの自動化が可能になります。

評価関連の自動化例

Slackなどのチャットツールに投稿されたメンバーの活動情報や、フォームで提出された自己評価シートの内容をAIが自動で解析し、評価コメントやスコアを生成。これらの情報をリアルタイムでチャットに通知したり、データベースに記録したりすることで、評価プロセスの効率化と透明性の向上を実現します。

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まとめ

この記事では、「AIを活用して人事評価を自動化する方法」について、ノーコードで構築できる具体的な手順をご紹介しました。
Slackに投稿された業務内容や、フォーム・メール・スプレッドシートに蓄積された社員の活動情報をもとに、AIが自動で分析・評価を行い、その結果をチャットツールに通知することで、タイムリーかつ公平な人事評価の実現が可能になります。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介した評価プロセスの自動化以外にも、様々な業務を効率化するテンプレートが用意されています。</span>面接評価や業務実績の集計など、日常の人事業務に柔軟に対応できる点も魅力です。

「評価業務に時間がかかる」「フィードバックの質を上げたい」「公平性を保ちながら効率化したい」と感じている方は、ぜひYoomのテンプレートを活用してみてください。設定もシンプルで、すぐに始められますよ!

まずはテンプレートを試して、業務の変化を体感してみませんか?
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t.aizawa
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