■概要
社員の業務実績がNotionに追加されるたび、その内容を確認し、人事評価を行い、さらにAirtableへ転記する作業は、時間と手間がかかるのではないでしょうか。特に評価基準の統一や、評価結果の正確な記録には細心の注意が必要です。このワークフローを活用すれば、Notionへの実績追加をトリガーに、AIが人事評価を行い、その結果をAirtableへ自動で追加するため、こうした課題の解決に貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
- NotionとAirtableで社員の業務実績や人事評価情報を管理している方
- AIを活用して人事評価業務の客観性と効率性を高めたい人事担当者の方
- 手作業による評価のばらつきやデータ入力の負担を軽減したいマネージャーの方
■このテンプレートを使うメリット
- Notionへの実績追加からAIによる評価、Airtableへの記録までを自動化し、評価業務にかかる時間を短縮できます。
- AIが評価基準に基づいて評価を行うため、評価の属人化を防ぎ、公平性の向上に繋がり、また手作業による転記ミスも防ぎます。
■フローボットの流れ
- はじめに、NotionとAirtableをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでNotionを選択し、「ページが作成されたら(Webhook)」というアクションを設定します。これにより、Notionに新しい業務実績ページが作成されるとフローが起動します。
- 次に、オペレーションでNotionの「レコードを取得する(ID検索)」アクションを設定し、トリガーで作成されたページの詳細情報を取得します。
- 次に、オペレーションでAI機能の「テキストを生成する」アクションを設定します。ここで取得した業務実績の内容をもとに、AIが人事評価コメントを生成します。
- 最後に、オペレーションでAirtableの「レコードを作成」アクションを設定し、Notionから取得した情報とAIが生成した評価結果をAirtableの指定したテーブルに新しいレコードとして追加します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能のアクションでは、人事評価コメントを生成するためのプロンプト(指示文)を任意でカスタムできます。評価の観点や出力形式を細かく指定したり、Notionから取得した社員名や実績内容といった情報を変数としてプロンプト内に組み込むことが可能です。
- Airtableでレコードを作成するアクションでは、連携先のテーブルや、そのテーブル内の各フィールド(項目)に対して、Notionで取得したどの情報やAIが生成した評価結果を割り当てるか、あるいは固定値を設定するかなど、柔軟にカスタムできます。
■注意事項
- NotionとAirtableのそれぞれとYoomを連携してください。