・
会議の録画データやインタビュー動画など、ビジネスシーンで動画ファイルを取り扱う機会は増えています。
動画コンテンツから音声のみを抽出して議事録を作成したり、ポッドキャスト等に再利用する際、「変換作業が手間」「複数ファイルの変換が面倒」と感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">特定の場所に動画ファイルがアップロードされただけで、自動的に音声ファイルへと変換され、指定の場所に保存される仕組み</span>があれば、変換作業の手間と時間から解放されます。議事録作成やコンテンツ企画など、創造的な業務に集中できるようになりますね!
今回ご紹介する自動化設定は、ノーコードで簡単に始められます。手間も時間もかからないので、ぜひ導入して作業を効率化しましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">動画ファイルを音声ファイルに自動変換する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
普段お使いの様々なツールと連携し、動画ファイルから音声ファイルへの変換作業を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!
<span class="mark-yellow">OneDriveなどのストレージサービスに動画ファイルがアップロードされたことをトリガーに、自動で音声ファイルへ変換する</span>ことができます。
ファイルのアップロードから音声化までのプロセスをシームレスに実現し、手作業による変換の手間をなくせます!
<span class="mark-yellow">Gmailなどで動画ファイルが添付されたメールの受信をトリガーに、自動で音声ファイルへ変換する</span>ことができます。
メールで共有された動画も手間なく音声データとして活用でき、情報共有のスピードが向上します。
<span class="mark-yellow">Googleフォームなどで動画ファイルが送信されたことをトリガーに、自動で音声ファイルに変換する</span>ことも可能です。
ユーザーからの動画投稿やコンテスト応募で集まったファイルも効率的に処理できます。
それではここから代表的な例として、OneDriveに動画ファイルが格納されたら、RPA(Robotic Process Automation)の技術を使って自動で音声ファイルに変換し、同じくOneDriveに格納するフローを解説していきます!
ここではYoomを使い、ノーコードで設定します。まだアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
Chromeの拡張機能
Chromeを使用するには、アカウントを準備してください。
※設定方法は、こちらをご参照ください。
Chrome拡張機能で「Yoom ブラウザ操作オペレーション設定ツール」を追加してください。
Chrome の拡張機能を追加後に、管理画面でシークレットモードの実行を許可しましょう。
はじめに、OneDriveをYoomに接続するためのマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化フローの設定がスムーズに進められますよ!
1.Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、「新規接続」を選択します。
右上の検索窓に「OneDrive」と入力し、検索結果からOneDriveのアイコンを選択します。
※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。
2.表示された画面で、メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックしましょう。
3.次の画面で、パスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてください。
マイアプリにOneDriveが表示されていれば、登録完了です。
ここから、実際にフローを作っていきましょう!
簡単に設定できるようテンプレートを利用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックして、テンプレートをコピーしてください。
クリックすると、テンプレートがYoom画面に自動でコピーされます。「OK」をクリックして、設定を進めましょう!
※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に、「【コピー】OneDriveに動画ファイルが格納されたら、RPAで音声ファイルに変換し格納する」という名前で格納されています。
「あれ?テンプレートどこいった?」となった際には、マイプロジェクトから確認してみてくださいね!
フローの作成を始める前に、あらかじめYoomと連携するOneDriveに、動画ファイルを格納しておきましょう!
※後続のOneDriveのトリガー設定時のテストで必要になります。
今回は下図のような動画ファイルを格納してみました。テスト用のため、内容は架空の情報(「株式会社test」や「テスト太郎」など)でOKです!
※今回は、MP4ファイルからMP3ファイルに変換する想定で設定しています。
1.まずは、アプリトリガー設定です。
先ほどの画面で「OK」をクリックして、表示された画面のアプリトリガー「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリックしましょう。
2.連携アカウントとアカウント選択画面が表示されるので、設定内容を確認しましょう。
連携するアカウント情報には、ステップ1で連携したアカウント情報が反映されています。トリガーアクションはそのままにして、「次へ」をクリックしてください。
3.表示された画面で、詳細を設定します。
「トリガーの起動間隔」を選択してください。基本的には、最短の起動時間で設定することをおすすめします。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
※Yoomプランの詳しい説明は、こちらを参照してみてください。
4.「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。
「フォルダID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
5.入力を終えたら「テスト」をクリックし、「取得した値」にデータが抽出されていることを確認してください。
確認したら「保存する」をクリックしましょう。取得した値は、後続の設定で活用できます!
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値です。
取得した値は、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
※詳しくは、こちらをご参照ください。
1.分岐「コマンドオペレーション」をクリックしましょう。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけます。
オペレーションに「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」、取得した値に検知したい項目を設定します。
「分岐条件」は、分岐先の処理を行う条件を設定します。
今回はテンプレートを活用して、以下画像のように作成日=最終更新日のファイルだけを対象にするように設定しています。
設定を終えたら、「保存する」をクリックしてください。
※ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるので、ご注意ください。
※その他トリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量の詳細については、以下もチェックしてみてください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924
1.アプリと連携する「ファイルをダウンロード」をクリックしましょう。
各項目を確認し、「次へ」をクリックします。
2.API接続設定を行います。
「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。
「ファイルのアイテムID」は、入力欄をクリックして表示される取得した値から選択してください。
入力を終えたら「テスト」を実行し、ダウンロードに成功したら「保存する」をクリックします。
1.ブラウザを操作する「ブラウザを操作する」をクリックしましょう。
※・ブラウザを操作するオペレーションは、サクセスプランだけで使える機能です。フリープラン・ミニプラン・チームプランで設定しているフローボットでブラウザ操作を行おうとするとエラーになるのでご注意ください。
・サクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中は、有料プランで使えるアプリやブラウザ操作のオペレーションも試せます。
・ブラウザを操作するオペレーションの設定方法については、詳しいガイドやチュートリアルをご用意しています。設定手順に困ったときは、こちらもチェックしてみてくださいね。
表示された工程は、動画ファイルをWebサイトで、音声ファイルに変換する工程を辿っています。
各項目をクリックして表示されるポップアップ画面で設定できます。
まず、「1.URLにアクセス」をクリックして、任意のアクション名と変換サイトのURLを入力します。
入力したら、「保存する」をクリックします。
※変換サイトは、ご自身で使いやすいものを設定しましょう。また、用途や社内ルールなどに応じてURLをカスタマイズして使ってください。
次以降のアクションでは、変換サイトで変換するファイルをアップロードして、音声ファイルに変換されたファイルをダウンロードする手順になります。
ファイルを変換するためのWeb上の操作として、「3.クリック」というアクションを追加しています。
設定を終えたら、「テスト」を実行し、各項目が成功したら「保存する」をクリックしてください。
※詳しい設定方法は、こちらをご参照ください。
※ブラウザ操作について、万が一、操作時にシークレットウィンドウを消してしまった際は、こちらをご参照ください。
1.データを操作・変換する「正規表現によるデータの置換」をクリックしましょう。
「変換タイプ」は、「変更」をクリックして表示されるポップアップ画面で変更できます。
※以下画像の赤枠部分の注釈に従って、変更しましょう。
「置換対象」は、入力欄をクリックして表示される取得した値から選択してください。
「置換箇所を正規表現で指定」は、入力欄下のこちらの記事に従って、入力してください。
※今回は、テンプレートを使用して、以下画像のように設定しています。
設定を終えたら、「テスト」を実行し、変換に成功したら「保存する」をクリックしてください。
1.アプリと連携する「ファイルをアップロード」をクリックしましょう。
各項目を確認し、「次へ」をクリックします。
2.API接続設定を行います。
「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
候補は、連携しているアカウントに紐づいて表示されます。
「格納先フォルダのアイテムID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
「ファイル名」は、入力欄をクリックして表示される取得した値から選択してください。
「ファイルの添付方法」「ファイル」は、プルダウンから選択してください。
※以下画像のように、取得した値を設定しましょう。
設定完了後は「テスト」を行い、実際にOneDriveにデータが格納されることを確認してください。
確認後、保存しましょう。
全ての設定が完了すると、下図のようなポップアップが表示されます。赤枠部分の「トリガーをON」をクリックすると、設定したフローボットが起動するので動作確認をしましょう!
Yoomでは、ご紹介した事例以外にもOneDriveを活用した様々な自動化を実現できます。
例えば、メールサービスと連携することで、受信した動画ファイルを自動で音声ファイルに変換して保存できます。
これにより、手動での変換や保存作業が削減されるため、人為的ミスの削減や業務の効率化を図りたいときにおすすめの自動化です。
動画から音声への変換作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた変換処理の手間や待ち時間を根本からなくし、変換ミスなどのヒューマンエラーも防ぐことができます。</span>
これにより、動画コンテンツを受け取ってから音声データとして活用するまでのリードタイムが大幅に短縮され、議事録の作成やコンテンツの再利用といった次のアクションへ迅速に移れるようになります!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!