GoogleカレンダーとYoomの連携イメージ
【ノーコードで実現】Googleカレンダーの予定を自動でエクスポートして活用する方法
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アプリ同士の連携方法

2025-11-21

【ノーコードで実現】Googleカレンダーの予定を自動でエクスポートして活用する方法

k.shirakawa
k.shirakawa

 「Googleカレンダーの予定を定期的に集計したいけど、手作業でのコピー&ペーストは時間がかかる…」

「チームの活動実績をまとめるために、カレンダー情報をスプレッドシートに転記しているが、入力ミスや漏れが多くて困っている…」

このように、Googleカレンダーの情報を手動でエクスポートする作業に、手間や課題を感じていませんか?

もし、指定した期間のGoogleカレンダーの予定を自動で抽出し、Google スプレッドシートなどのデータベースに自動で書き出す仕組みがあれば、これらの悩みから解放され、転記作業の時間を短縮し、より重要な分析や戦略立案といった業務に集中できますよ!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはGoogleカレンダーの予定を定期的にエクスポートする業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


Googleカレンダーの予定をスプレッドシートに自動エクスポートするフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、定期的にGoogleカレンダーの予定をGoogle スプレッドシートに自動で書き出すフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:[Googleカレンダー]/[Google スプレッドシート]

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • GoogleカレンダーとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • トリガーとアクションの設定
  • フローをONにし、正しく起動するかを確認


ステップ1:GoogleカレンダーとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

GoogleカレンダーとYoomのマイアプリ登録

マイアプリから「新規接続」を押した後、Googleカレンダーを検索し、クリックしてください。

「Sign in with Google」をクリックします。

Googleアカウントでログインします。
以下のように表示されたら「次へ」をクリックします。

Googleアカウントへのアクセス権限を全て許可して「続行」をクリックします。
これでGoogleカレンダーのマイアプリ登録は完了です。

Google スプレッドシートとYoomのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに追加されます。
マイプロジェクトは左のメニューバーから確認できます。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

はじめに1つ目の工程をクリックします。
指定したスケジュールになったらフローボットが起動する設定を行いましょう。

今回は、毎週金曜日の18時にフローボットが起動するように設定しました。
詳しくは以下のヘルプページもご参照ください。

スケジュールトリガーの設定方法

設定したら「完了」をクリックします。

ステップ4:日時・日付の加算減算の設定

次に2つ目の工程をクリックします。
ここでは、日時・日付の加算減算の設定をしていきましょう!
今回の例では、Googleカレンダーの予定を7日分取得するため、日時・日付の加算減算を使用します。
詳しくは以下のヘルプページもご参照ください。
日数・時間を指定してX日後・X日前を取得する

返還対象の日時・日付を日付変数から「今日」を選択します。
日付変数を使用することで、日付が固定化されず、フローボットが起動するたびに新しい情報が反映されます。

以下の画像のとおり、設定して下さい。

  • 加算/減算設定:日付データに対し、「日・月・年」いずれかの単位で加算減算ができます。
    今回の例では「+7日」を設定しましょう。
  • 変換対象の日付・日付形式と変換後の形式も選択します。

設定したら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると以下のように表示され、取得した値が出力されます。
7日後の日付になっていることを確認しましょう。
取得した値についてはヘルプページのテストの重要性:「取得した値」のテスト値についてもご参照ください。
確認し、「完了」をクリックしましょう。

ステップ5:予定の一覧を取得する

次に3つ目の工程をクリックします。
ここでは、Googleカレンダーから予定の一覧を取得しますよ!
テスト用に、あらかじめ予定を入れておいてくださいね。

この画面では、以下の項目がすでに設定されているため「次へ」をクリックして進みましょう。

  • アクション:予定の一覧を取得します。
  • Googleカレンダーと連携するアカウント情報:マイアプリ連携したアカウントが記載されています。

カレンダーIDのフィールドをクリックし、連携するカレンダーIDを選択してください。

取得する期間の開始日時は日付変数から「今日」を選択します。

取得する期間の終了日時は、前項で取得した値から「計算後の値」を選択します。
取得した値を使用することで、値が固定化されず、フローボットが起動する度に新しい情報が反映されますよ。
入力したら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、以下のように表示され、Googleカレンダーの予定一覧が取得されていますね!

確認し「完了」をクリックしてください。

ステップ6:コマンドオペレーション(処理繰り返し)

次に4つ目の工程をクリックします。
ここでは、前項で取得したデータを1件ずつ順番に利用するために、繰り返し処理の設定をしていきますよ!
繰り返し処理の詳細は以下のヘルプページをご参照ください。
「同じ処理を繰り返す」の設定方法

※「同じ処理を繰り返す」オペレーションを使う場合は、チームプランまたはサクセスプランが必要です。フリープラン・ミニプランだと、そのオペレーションやデータコネクトを設定してもエラーになってしまうのでご注意ください。

※チームプランやサクセスプランなどの有料プランには、2週間の無料トライアルがついています。トライアル期間中は、通常は制限されるアプリや機能(オペレーション)も問題なく使えるので、この機会にぜひお試しくださいね。

以下のように設定されているので、確認し「完了」をクリックします。

ステップ7:レコードを追加する

次に5つ目の工程をクリックします。
ここでは、前項で取得した値から、Google スプレッドシートにレコードを追加する設定を行いますよ!

先ほどと同様に、必要な項目はすでに設定されているため、内容を確認してそのまま下の項目を設定しましょう。


今回テスト用に連携するGoogle スプレッドシートは以下のとおりです。

スプレッドシートIDとスプレッドシートのタブ名は候補から選択しましょう。

注釈に従ってテーブル範囲を入力したら「次へ」をクリックしてください。

追加するレコードの値を設定していきます。
まずは「予定のタイトルの一覧」は前項で取得した値から「予定のタイトルの一覧のループ変数」を選択します。
取得した値を使用することで、値が固定化されず、処理繰り返しのたびに新しい値が反映されます。

他の項目も以下の画像を参考に、前項で取得した値から選択してください。
設定したら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、以下のように表示され、Google スプレッドシートにレコードが追加されていますね!
確認し「完了」をクリックしましょう。

ステップ8:フローをONにし、正しく起動するかを確認

最後に、画面右上の「フローをONにする」ボタンを押し、設定したスケジュールでフローが問題なく作動するか確認します。

指定した日時にGoogle スプレッドシートを開き、Googleカレンダーの予定情報が自動で追加されていれば設定は完了です!

Googleカレンダーを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、GoogleカレンダーのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

スケジュール管理やタスク管理のデータを自動で取得・整理し、通知や予定作成を自動化する仕組みを構築できます。
これにより、手動での確認や入力作業を減らし、スケジュール管理やタスク対応の効率を向上させられるでしょう。


毎日、今日の自分の予定をGoogleカレンダーから取得しdirectに通知するフローです。

■注意事項
・GoogleカレンダーとdirectのそれぞれとYoomを連携してください。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。

毎朝、指定の時間にGoogleカレンダーで登録されている本日の予定を取得し、Slackに通知するフローボットです。

■概要
Zoho CRMを活用したマーケティングなどで獲得した商談の管理は、営業成果に直結する重要な業務ではないでしょうか。しかし、商談が作成されるたびに手動でタスクを登録し、カレンダーに予定を入力する作業は手間がかかり、入力漏れのリスクも伴います。このワークフローを利用すれば、Zoho CRMで商談が作成されると、関連タスクの作成とGoogleカレンダーへの予定登録が自動で実行され、これらの課題をスムーズに解消できます。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・Zoho CRMでの商談作成後、手作業でタスク登録や予定作成を行っている営業担当者の方
・マーケティングの成果を最大化するため、Zoho CRMでの営業活動を効率化したいと考えている方
・営業チーム内のタスクやスケジュール共有を円滑にし、対応漏れを防ぎたいマネージャーの方

■注意事項
・Zoho CRM、GoogleカレンダーのそれぞれとYoomを連携してください。

■概要
打ち合わせ依頼のメールを受信した後、手動でGoogleカレンダーに予定を登録し、会議URLを発行して返信する作業に手間を感じていませんか?このワークフローを活用すれば、Zoho Mailで特定のメールを受信するだけで、Googleカレンダーへの予定登録からGoogle MeetのURL発行、そして関係者への通知までの一連の流れを自動化できます。会議設定に関する自動化を実現し、日程調整の効率を高めます。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・Zoho MailとGoogleカレンダーを使った日程調整業務を効率化したい方
・Google Meetの会議設定に関する自動化の実現に関心がある方
・手作業による日程調整での返信漏れや、会議URLの払い出しミスを防ぎたい方

■注意事項
・Zoho Mail、GoogleカレンダーのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

■概要
「定期的にGoogleカレンダーから予定を取得し、Google スプレッドシートに追加する」ワークフローは、スケジュール管理を効率化する業務ワークフローです。
Googleカレンダーに登録された予定を自動的に取得し、Google スプレッドシートで複数の行を追加することで、情報を一元管理できます。
これにより、チームのスケジュール調整や共有がスムーズに行えるようになります。

■このテンプレートをおすすめする方
・GoogleカレンダーとGoogle スプレッドシートを日常的に活用しているビジネスパーソンの方
・スケジュール管理の効率化を図りたいプロジェクトマネージャーやチームリーダーの方
・手動での予定入力に時間を取られ、もっと重要な業務に集中したい方
・定期的に予定を整理し、チームや関係者と共有したい事務担当者の方

■注意事項
・Googleカレンダー、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
・「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

‍■概要
メンバーの昇格に伴うオンボーディング準備は、人事や各部署の担当者にとって重要な業務ですが、手作業での情報連携や予定調整には手間がかかります。
特に、複数のツールを使っている場合、情報の転記ミスや対応漏れが発生しがちです。
このワークフローを活用すれば、freee人事労務の従業員情報更新をきっかけに、Googleカレンダーへのオリエンテーション予定作成までを自動化できるため、効率的な業務を実現し、コア業務に集中できる環境を構築します。

■このテンプレートをおすすめする方
・freee人事労務を利用し、従業員の新規役職の対応業務に課題を感じている人事担当者の方
・Googleカレンダーでオリエンテーションの予定を手作業で作成している教育担当者やチームリーダーの方
・従業員オンボーディングのプロセスを自動化し、組織全体の生産性を高めたいと考えている方

■注意事項
・freee人事労務、GoogleカレンダーのそれぞれとYoomを連携してください。
・オペレーション数が5つを越えるフローボットを作成する際は、ミニプラン以上のプランで設定可能です。フリープランの場合はフローボットが起動しないため、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

■概要
日々の業務の中で、重要な予定の確認やチームへの共有が漏れてしまうことはないでしょうか。特に、毎日の予定をチェックしてリマインドを手作業で行うのは手間がかかる作業です。このワークフローを活用すれば、Googleカレンダーの今日の予定を自動で検索し、予定がある場合のみDiscordへ通知する仕組みを構築できます。リマインダー機能を、ノーコードで簡単に実現し、タスク管理の抜け漏れを防ぎます。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・Googleカレンダーの予定をチームへ共有する手間を効率化したいと考えている方
・Discordを活用して、タスクやスケジュールのリマインド通知を自動化したい方
・リマインド機能を活用し、日々の業務効率を改善したいと考えている方

■注意事項
・Googleカレンダー、DiscordのそれぞれとYoomを連携してください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

まとめ

Googleカレンダーの予定エクスポートを自動化することで、これまで手作業で行っていた定期的な実績集計や活動報告のためのデータ転記作業を効率化し、入力ミスや抜け漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。

これにより、担当者は面倒な手作業から解放され、集計されたデータを元にした分析や次のアクションの検討といった、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できるので、もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:特定のキーワードを含む予定だけを抽出できますか?

A:

可能です。「分岐」アクションを挟むことで、特定の条件に当てはまる場合にのみ次のアクションに進めることができます。
例えば今回のフローボットの場合、「処理繰り返し」の後に「分岐」アクションを追加し、「予定のタイトルの一覧のループ変数」に特定のキーワードを含む場合を条件に設定することが可能です。

詳しくは以下のヘルプページもご参照ください。
「分岐」の設定方法 

Q:Google スプレッドシート以外のツール(Notionなど)に出力できますか?

A:

可能です。その場合はGoogle スプレッドシートのアクションを一旦削除し、Notionなどとアプリ連携した後、「レコードを追加する」アクションを追加してお試しください。 

Q:連携処理が失敗した場合、通知は来ますか?

A:

連携に失敗した場合は、フローボット内でエラーとして記録されます。
通知設定をしておけばチャットツールなどに自動通知されます。

なお、自動での再実行は行われないため、エラー発生時は手動で再実行が必要です。
認証切れなどが原因の場合は、マイアプリから再連携を試み、上書きすることで復旧可能です。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。 

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.shirakawa
k.shirakawa
3年ほどブロガーとして執筆活動しています。 会社員時代に知りたかった「業務効率化」の方法を皆さんにわかりやすくお届けしていきます。 Yoomを活用して日々の業務がどれだけ自動化できるのか、記事を通じてその可能性を実感していただけたら嬉しいです。
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