AirtableとShopifyの連携イメージ

【簡単設定】AirtableのデータをShopifyに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-12

【簡単設定】AirtableのデータをShopifyに自動的に連携する方法

Kumiko Tsukamoto

「Airtableで管理している顧客リストを、Shopifyにも登録したい!」
「でも、毎回手作業でコピペしていたら時間もかかるし、うっかりミスもしそう…」
AirtableとShopifyを両方使っていると、こんな悩みが出てきませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Airtableのレコードが作成された際に、Shopifyに顧客情報を自動登録する仕組み</span>があれば、日々の繰り返し作業から解放されるでしょう。
さらに、より戦略的なマーケティング活動や顧客対応といった重要な業務に集中できる時間も生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化はプログラミングの知識がなくても簡単に設定可能で、これまで自動化に馴染みがなかった方でもすぐに実践可能です。
ぜひこの記事を参考に、作業をもっと楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">AirtableとShopifyを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。今すぐ試したい方は、以下のバナーから早速スタートできますよ!

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AirtableとShopifyを連携してできること

AirtableとShopifyのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていた二つのアプリケーション間のデータ入力を自動化することが可能です。

ここでは具体的な自動化例をご紹介しますので、気になる内容があればぜひクリックしてみてください。
アカウント登録はわずか30秒で完了し、すぐに連携を体験できますよ!

Airtableでレコードが作成されたら、Shopifyに顧客情報を登録する

Airtableの特定テーブルにレコードが作成された際に、その情報を用いて自動でShopifyに新規の顧客情報を登録します。

<span class="mark-yellow">顧客データベースを一元管理しながら、ECプラットフォームへの顧客登録を手間なく行える</span>ため、最新の顧客情報を維持できます。

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Airtableで特定条件のレコードが作成されたら、Shopifyに顧客情報を登録する

Airtableに登録されたレコードの中から「ステータス」や「業界」といった条件に合うものだけを選んで、自動でShopifyに反映させられます。

必要な情報だけを取り込めるので、<span class="mark-yellow">効率的に絞り込んだマーケティングを進められる</span>ようになりますよ。

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AirtableとShopifyの連携フローを作ってみよう

ここからは、AirtableとShopifyを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Airtableでレコードが作成されたら、Shopifyに顧客情報を登録する」テンプレートを使ってフローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • AirtableとShopifyのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Airtableのトリガー設定とShopifyに登録する顧客情報の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:AirtableとShopifyのマイアプリ連携

Yoomとそれぞれのアプリを連携して、アプリごとの操作を行えるようにしましょう。この設定は初回のみ必要です。
まずは、基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、今回のフローで使用するAirtableとShopifyのマイアプリ登録方法を解説していきます。

① Airtableのマイアプリ登録

  1. アプリ一覧画面でAirtable(OAuth)を検索して選択。
  1. Airtableのログイン画面が表示されます。
    連携させるアカウントでログインしてください。
    ※ 既にログイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. YoomからAirtableへのアクセス権限を確認し、「+ Add base」をクリック。
    連携させるワークスペースやベースを選択してください。
    ※ 全てのリソースを連携させる場合は「+ Add all resources」をクリック。
  1. 「Grant access」をクリック。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

Airtable(OAuth)が追加されていることを確認してください。

② Shopifyのマイアプリ登録

Shopifyはチームプラン以上でのみ利用可能なアプリです。フリープラン・ミニプランの場合、上記アプリを設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
参考:料金プランについてチームプラン以上でのみご利用いただけるアプリについて

チームプランなどの有料プランには2週間の無料トライアルがあります。
トライアル期間中はShopifyも制限なくお試しいただけますので、ぜひこの機会に様々な機能をお試しください!

  1. アプリ一覧画面でShopifyを検索して選択。
  1. Shopify Partnersの「アプリ管理」から、連携させるアプリにアクセス。
    ※ Yoom連携用アプリの作成方法はこちらのヘルプページをご覧ください。
  1. クライアントIDとクライアントシークレットを取得。
  1. ストアURL(サブドメイン.myshopify.com)からサブドメインを取得。
  2. Yoomのアプリ登録画面に戻り、取得した値を下図のように設定します。
  1. 「追加」をクリック。
  2. Shopifyの画面が表示されます。
    YoomからShopifyへのアクセス権限の内容を確認し、「更新」をクリック。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

Shopifyも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうすると、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Airtableのトリガー設定

まずは、フローの起点となるトリガーアクションを設定していきます。

  1. Airtableの「レコードが登録されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
    複数のアカウントと連携している場合には、このフローで用いるアカウントをプルダウンから選択してください。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」をプルダウンの「5分・10分・15分・30分・60分」から選択。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、レコード登録時により早く顧客情報登録が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なるためご注意ください。
    参考:ポーリングトリガーの仕組みについて
  1. 「ベースID」に監視対象とするベースのIDを設定。
    IDは対象ベースのURL(airtable.com/ベースID/テーブルID/ビューID)から取得してください。appから始まるIDです。
  2. 同じく「テーブルID」も設定します。tblから始まるIDです。
  3. 「Created Timeのフィールド名」に対象テーブルのレコード作成日フィールドの名称を設定。
    レコード作成日フィールドのないテーブルは監視対象にできません。ない場合はフィールドを追加してください。
  1. レコードの登録を正常に検知できるかテストを行いましょう。
    指定したテーブルに、テスト用のレコードを登録してください。
    Shopifyの顧客情報登録においては「メールアドレス」が必須項目となります。
    ※ テスト用レコードの例
  1. Yoomに戻り「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、「取得した値」にレコードIDやレコード作成日などが追加されます。
    レコードの各フィールドを取得するには、「取得する値を追加」をクリックして、取得項目を追加する必要があります。
    参考:「取得する値」を追加する方法
  1. 取得する値が設定できたら、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなる投稿の設定が完了し、フロー画面に戻ります。
    取得した値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に変わる値)として使用できるようになります。
    参考:「取得した値」のテスト値について

ステップ4:顧客情報の登録

それでは、取得したレコードの値を用いてShopifyに顧客情報を登録しましょう。

  1. Shopifyの「顧客情報を登録」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「サブドメイン」をストアURL(サブドメイン.myshopify.com)から取得して設定。
    ※ 基本的にはマイアプリ登録で設定したサブドメインと同一になります。
  2. 顧客情報の各項目に、Airtableから取得した値を設定していきましょう。
    入力欄をクリック時に表示されるトリガーアクションメニューから、該当する項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 追加された値}}という形で追加されます。
  1. プルダウンの項目や直接入力した値は固定値となります。
    顧客ごとに変更することはできない点にご注意ください。
  1. 設定を終えたら「テスト」をクリック。実際に顧客情報が登録されます。
  1. テストに成功したら、Shopifyの顧客情報を確認しましょう。
  1. 期待通りに顧客情報が登録されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックしてください。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Airtableの指定したテーブルにレコードを追加し、Shopifyに自動で顧客情報が登録されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

ShopifyのデータをAirtableに連携したい場合

今回はAirtableからShopifyへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にShopifyからAirtableへのデータ連携を実施したい場合もあるかと思います。
その場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Shopifyで注文の支払いが行われたら、Airtableにレコードを作成する

Shopifyで新しい注文の支払いが行われた際に、その注文情報のレコードをAirtableのテーブルに自動で作成するフローです。

<span class="mark-yellow">Shopifyの注文データを素早くAirtableに集約して一元管理できる</span>ため、売上分析や在庫管理、顧客情報管理などをより効率的に行う基盤を構築できます。

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Shopifyで特定条件の注文の支払いが行われたら、Airtableにレコードを作成する

Airtableに記録する支払いも、「特定の商品が含まれている」「合計金額が一定以上」といった条件を設定することによってフィルタリングできます。

<span class="mark-yellow">VIP顧客の注文履歴や特定商品の販売動向など、分析したいデータを自動で抽出して蓄積できる</span>ので、データに基づいた戦略的な意思決定に役立つでしょう。

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AirtableとShopifyを活用したその他の自動化例

Yoomでは、AirtableとShopifyに関しての様々な業務効率化テンプレートを提供しています。
もし気になるものがあればぜひこちらも試してみてくださいね!

Airtableを使った便利な自動化例

他にも、フォームやメールから届いた情報を自動でAirtableに集約したり、受注データを記録することも可能です。
情報が自動で整理されるようになることで、営業やサポートの担当者も素早くアクションを起こしやすくなります。

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Shopifyを使った便利な自動化例

顧客や商品情報を自動登録したり、注文データを活用してマーケティングや在庫連携につなげることが可能です。
関わる部門が同じデータを共有できるようになるため、安心して次の施策へ取りかかれます。

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まとめ

AirtableとShopifyの連携することで、<span class="mark-yellow">これまで人の手で繰り返していたデータの転記を自動化でき、ミスの心配を減らせます。</span>

気持ちに余裕が生まれることで、大切なお客様とのやり取りや新しいアイデアを考える時間にもっと心を配れるようになるでしょう。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:既存顧客情報の更新も自動で同期できますか?

A:既存情報の更新も反映させたい場合には、作成用とは別に更新用のフローを作成してください。
Airtableの「レコードが更新されたら」のトリガーと、Shopifyの「顧客情報を取得」「顧客情報を更新」を組み合わせることで更新用のフローが構築できます。
参考:「アプリと連携する」の設定方法

Q:Shopify側の変更をAirtableに反映できますか?

A:Shopifyの「顧客情報が作成されたら(Webhook)」とAirtableの「レコードを作成」を組み合わせることで実現可能です。
ただし、Shopify→AirtableのフローとAirtable→Shopifyのフローを併用しているとデータの更新がループしてしまうため、どちらか一方のみをトリガーとして使用することをおすすめします。

Q:データの重複はどのように処理されますか?

A:同一メールアドレスの顧客情報が既に存在している場合、顧客情報の登録はエラーとなり、新規の顧客情報は作成されません。
また、既存の顧客情報が更新されることもありません。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Kumiko Tsukamoto
SaaS連携ツール「Yoom」を活用した業務自動化に関する記事を執筆するWebライター。ITパスポート資格保有者で、元システムエンジニア。Excelへの手入力による勤怠管理や領収書のデータ化といった反復作業に日々直面した経験から、SaaSツールを活用した業務効率化に興味を抱く。現在は、手作業に悩む担当者に向けて、Yoomの自動化機能を用いた業務フロー改善のTipsを発信している。
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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