GitHubとMicrosoft Excelの連携イメージ

【簡単設定】GitHubのデータをMicrosoft Excelに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-28

【簡単設定】GitHubのデータをMicrosoft Excelに自動的に連携する方法

木下 実希

「GitHubのプルリクエストやIssueの情報を、プロジェクト管理のためにMicrosoft Excelに手動で転記していて手間…」
「手作業でのコピー&ペーストに時間がかかるし、入力ミスや更新漏れも発生しがち…」

このように、GitHubとMicrosoft Excel間での手作業によるデータ連携に、非効率さや課題を感じていませんか?

そんな課題の解消に、<span class="mark-yellow">GitHubでプルリクエストが作成されたり、Issueが更新されたりした際に、その情報が自動でMicrosoft Excelの管理表に記録される仕組み</span>が役立つはずです。

面倒な転記作業から解放され、開発者はコードレビューや実装といった本来注力すべきコア業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単にできるため、これまで自動化を諦めていた方でもすぐに導入可能な方法です。
ぜひこの機会に導入し、作業をもっと楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GitHubとMicrosoft Excelを連携し、日々のさまざまな業務フローを自動化する</span>テンプレートが多数用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックして、さっそくスタートしましょう!

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GitHubとMicrosoft Excelを連携してできること

GitHubとMicrosoft ExcelのAPIを連携させれば、GitHub上で発生した様々なイベント情報をきっかけとして、Microsoft Excelのシートに自動でデータを追加・更新することが可能に!
これにより、手作業による進捗管理やレポート作成の手間を削減し、チーム全体の開発効率を高めることに繋がります。

ここでは具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひ気軽にクリックしてみてくださいね!

GitHubでプルリクエストが作成されたら、Microsoft Excelに追加する

GitHubで新しいプルリクエストが作成されるたびに、手動でMicrosoft Excelの管理表に転記する作業は手間がかかり、抜け漏れのリスクも伴います。

この連携を利用することで<span class="mark-yellow">プルリクエストの情報を自動でMicrosoft Excelに追加できる</span>ため、管理工数を削減し、レビュー状況の可視化をスムーズに行えるようになります。

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GitHubでIssueが更新されたらMicrosoft Excelに反映する

GitHubのIssueのステータス変更や担当者のアサイン状況などを、手作業でMicrosoft Excelのタスク管理表に反映させるのは面倒であり、更新が遅れると情報が錯綜する原因にもなりますよね。

この自動化により、<span class="mark-yellow">Issueの更新内容がスピーディーにMicrosoft Excelのシートに反映される</span>ため、チームメンバーは最新のタスク状況をスムーズに把握でき、プロジェクトの円滑な進行をサポートします。

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GitHubとMicrosoft Excelの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にGitHubとMicrosoft Excelを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGitHubとMicrosoft Excelの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「GitHubでプルリクエストが作成されたら、Microsoft Excelに追加する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • GitHubとMicrosoft Excelをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • GitHubのトリガー設定およびMicrosoft Excelのレコード追加設定
  • トリガーをONにしてフローの動作確認
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ステップ1:GitHubとMicrosoft Excelをマイアプリ登録

はじめに、フローで使用するアプリとYoomを連携するための「マイアプリ登録」を行います。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、後続のフローの設定がスムーズになりますよ!

基本的な設定方法を解説しているナビがありますので、まずはこちらをご覧ください。

それではさっそく、今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法について解説していきます。

【GitHubのマイアプリ登録】

検索窓でGitHubと入力し、表示された候補からアプリを選択します。

Yoomと連携するGitHubアカウントの「ユーザー名(またはメールアドレス)」と「パスワード」を入力し、「サインイン」をクリックしてください。

サインインすると、下図のようなYoomとの連携を確認する画面が表示されるので、「Authorize hatomarutt」を押します。
以上で、Yoomとの連携は完了です!

【Microsoft Excelのマイアプリ登録】

先ほど同様に検索窓でMicrosoft Excelを検索し、表示された候補から選択します。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。

Microsoftのサインイン画面が表示されるので、Yoomと連携するアカウントのメールアドレスか電話番号(またはSkype)の情報を入力し、「次へ」を押してください。

すでにMicrosoftアカウントにサインイン済みの場合は、下図のようなアカウント選択画面が表示されるので、Yoomと連携する該当のアカウントを選択してくださいね!

Microsoftアカウントにサインイン(もしくはアカウント選択)後、自動的にYoomとの連携が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

ここから実際に、フローを作成していきましょう!
簡単に設定できるようにするために、テンプレートを使用しています。
以下のバナーをクリックして、まずはテンプレートをコピーしてください。

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クリックすると、自動的にテンプレートがお使いのYoom画面にコピーされます。
下図のようなポップアップが表示されるので、「OK」を押して設定を進めましょう!

ステップ3:GitHubのトリガー設定

最初の設定です!
まずは、GitHubでプルリクエストが作成された際に、フローが起動するように設定を行います。
コピーしたテンプレートの「プルリクエストが作成されたら」をクリックしてください。

タイトルは編集できるので必要に応じて変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであることを確認します。
トリガーアクションは変更せず、「次へ」を押しましょう。

次に、アプリトリガーのAPI接続設定を下記のようにしていきます。

  • トリガーの起動間隔:プルダウンメニューから任意の間隔を選択してください。
    5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できますが、速やかなデータ連携のためにも、基本的には最短の起動間隔でご使用いただくのがオススメです!
    プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
  • リポジトリの所有者:フローで使用するGitHubのURL内から値を取得して入力します。
    URLは「https://github.com/{オーナー名}/{リポジトリ名}/issues/{Issue番号}」という構造になっているので、{オーナー名}に該当する値を入力してください。
  • リポジトリ名:「リポジトリの所有者」同様に、URLから{リポジトリ名}に該当する値を入力してくださいね!

設定完了後は動作チェックのためにテストを行いますので、GitHubでテスト用にプルリクエストを作成しましょう。

作成したらYoomの画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、先ほど作成したプルリクエストの情報が「取得した値」にアウトプットとして抽出されるので、内容を確認してくださいね!

※アウトプットとは?
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。詳しくはこちらをご覧ください。

確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。

ステップ4:Microsoft Excelのレコード追加設定

続いて、GitHubで作成されたプルリクエストの情報を、Microsoft Excelに追加する設定を行います。
「レコードを追加する」をクリックしてください。

ステップ3と同様にタイトルは必要に応じて編集し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであることを確認しましょう。
実行アクションは変更せず、「データベースの連携」設定に進みます。

データベースの連携設定は、下記のようにしていきましょう!

※Microsoft Excelのデータベースを操作するオペレーションの設定詳細は、こちらをチェックしてみてください。

  • ファイルの保存場所:プルリクエストの情報を追加するMicrosoft Excelの保存先を、OneDriveまたはSharePointから選択してください。
  • ドライブID:入力欄をクリックして表示される候補から、フローで使用するドライブを選びます。
  • アイテムID:プルリクエストの情報を管理しているMicrosoft Excelのデータを、「ドライブID」同様に候補から選択してください。
  • シート名:こちらも同じように、候補から選択してくださいね!

設定が完了したら「次へ」をクリックして、データベース操作の詳細設定を行います。
ここでは「追加するレコードの値」の各項目に、アウトプットを使ってそれぞれに適切な値を設定していきますよ!

たとえば、「プルリクエスト番号」には「取得した値」の「プルリクエストが作成されたら」内にある「プルリクエスト番号」を設定します。

同様にその他の項目も、アウトプットを使って適切な値を設定してみてくださいね!
このようにアウトプットを使って設定することで、GitHubで作成されたプルリクエストの情報をそのまま引用し、Microsoft Excelにデータを追加できるようになります。

※「追加するレコードの値」は、連携しているMicrosoft Excelのデータベースに紐づいて表示されています。項目を編集したい場合は、データベース側を編集してください。

設定が完了したら「テスト」をクリックし、実際にMicrosoft Excelにデータが反映されていることを確認してみましょう。

確認後はYoomの画面に戻り、「保存する」を押せば設定完了です!

ステップ5:トリガーをONにしてフローの動作確認

これで全ての設定が完了しました。
「トリガーをON」にすると設定したフローボットが起動するので、正常に動作するか確認してみてくださいね!

以上が、「GitHubでプルリクエストが作成されたら、Microsoft Excelに追加する」フローの作成手順でした。

GitHubやMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

GitHubやMicrosoft ExcelのAPIを使用することで、さまざまな業務を自動化することができます。
ここでは、複数のテンプレートをご紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!

GitHubを使った便利な自動化例

Discordなどのチャットツールと連携することで、プルリクエストが作成されたことを自動通知できます。
手作業での入力や転記作業を削減できるため、人為的ミスを防ぎ、スムーズな情報共有を実現したいときは、以下のテンプレートを試してみてください!

[[160012,24903,150834,160839,181362]]

Microsoft Excelを使った便利な自動化例

フォームアプリなどと連携することで、送信された回答をMicrosoft Excelへ転記する作業を自動化できます。
テンプレートを設定するだけで、手動での入力作業が削減されるため、業務の効率化を図りたいときにおすすめです。

[[181895,69695,101732,103597,108991]]

まとめ

いかがでしたか?

GitHubとMicrosoft Excelの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたプルリクエストやIssueの情報に関するデータ転記作業の手間を削減し、入力ミスや更新漏れといったヒューマンエラーを防止する</span>ことができます。

これにより、開発チームは面倒な管理業務から解放され、コードレビューや新機能の開発といった、より創造的で価値の高いコア業務に集中できる環境が整うはずです。

Yoomを使えば、便利な自動化の仕組みがノーコードで手間をかけず簡単に構築できるのもポイント!
「本当に誰でも設定できる?」「ちょっと気になる...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。

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Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>しませんか?

フローは柔軟にカスタマイズできるので、様々な業務内容に合った最適なフローを構築できます。
業務効率化の第一歩としてまずは1つ、本記事を参考にGitHubとMicrosoft Excelの連携からスタートしてみてくださいね!

よくあるご質問

Q:プルリクエストの作成以外のイベントもトリガーにできますか?

A:はい、可能です。GitHubをトリガーとしたフローを構築する場合、主に次のようなアクションをきっかけにフローを起動し、他のツールへデータを連携することができます。

  • Issue:作成・更新・クローズ・オープン・コメント作成
  • プルリクエスト:作成・更新・コメント作成・マージされたら
  • Webhookの受信
  • Chrome拡張機能の活用:Issueの詳細ページからの起動

※Chrome拡張機能によるトリガーを使えば、GitHubの画面上(Issueの詳細ページ)からワンクリックでトリガーを起動できるようになり、アプリページに戻らなくても簡単に操作できるので、よりスムーズに業務を進めていただけます。
Chrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法について、詳しくはこちらをご参照ください。

※GitHubで利用できるアクションの一覧は、こちらをご確認ください。

Q:既存の行のデータを更新することは可能ですか?

A:はい、可能です。
たとえばGitHubでプルリクエストがマージされた際に、Microsoft Excelの該当行のステータスを「完了」に更新したい場合、トリガーでGitHubの「プルリクエストが作成または更新されたら」を設定し、トリガー直下に「分岐」オペレーションを入れて、プルリクエストが”マージされた”場合のみ連携するように設定します。
最後に、Microsoft Excelの「レコード更新」オペレーションで、該当行のステータスを「完了」に更新するように設定することで実現できます。

「分岐」の設定方法

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっています。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。 

※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができるので、この機会にぜひお試しください!

Q:連携が失敗した場合、どのように通知されますか?

A:Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレス宛に、連携が失敗している事を知らせる、通知メールが届きます。
通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行するには手動での対応が必要となりますが、連携がエラーになる原因は様々なため、こちらのヘルプページを参考に対応しましょう。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口もご活用ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
木下 実希
SaaS自動化プラットフォーム『Yoom』の活用をテーマに、業務効率化に関する記事執筆を行うWebディレクター。医療事務からWeb制作ディレクターへ転身。Web制作の現場で日々発生する定型業務に対し、業務フロー改善の必要性を痛感した経験を持つ。その過程で、ノーコードで多様なSaaSツールを連携できる『Yoom』のRPA・自動化機能に出会い、業務自動化がもたらすインパクトに感銘を受ける。自身の業務改善における実体験に基づき、非エンジニアの視点からでもSaaSを活用した業務効率化が実現できるよう、具体的なユースケースを交えて解説している。
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