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【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをGitHubに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-17

【簡単設定】Google スプレッドシートのデータをGitHubに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「Google スプレッドシートで管理しているタスクをGitHubに連携したい!」
「開発チームへの依頼をGoogle スプレッドシートに記入した後、GitHubでプルリクエストを手動で作成していて手間がかかっている...」

このように、Google スプレッドシートとGitHub間での手作業による情報連携に限界を感じていませんか?
両方のツールを日常的に利用していると、このようなデータの二重入力や転記作業は避けられない課題かもしれません。

もし、<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートに行を追加するだけで、自動的にGitHubにプルリクエストを作成する仕組み</span>があれば、これらの定型業務から解放され、開発の進捗管理や企画立案といった、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます。

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで手作業にかけていた時間や手間を削減し、業務をもっと楽に進めましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートとGitHubを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Google スプレッドシートとGitHubを連携してできること

Google スプレッドシートとGitHubのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた両ツール間の情報共有を自動化できます。

例えば、Google スプレッドシートで管理しているタスクリストから、自動でGitHubにプルリクエストを作成するといったことが可能になり、手作業による転記ミスや依頼漏れを防ぎ、業務の正確性とスピードの向上に繋がります。

ここでは具体的な自動化の例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートに行が追加されたら、GitHubにプルリクエストを作成する

Google スプレッドシートで管理している開発タスクや修正依頼を、手動でGitHubのプルリクエストに反映させる手間を解消します。

この連携により、<span class="mark-yellow">タスク管理用のGoogle スプレッドシートに行を追加するだけで、その内容が自動的にGitHubでプルリクエストとして作成される</span>ため、作業時間を削減し、転記ミスや依頼漏れを確実に防ぐことができます。

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Google スプレッドシートに特定の行が追加されたら、GitHubにプルリクエストを作成する

すべてのタスクではなく、特定の条件を満たすタスクのみをGitHubのプルリクエストとして作成したい場合に最適な連携です。

例えば、Google スプレッドシート上のステータスが「対応依頼」ものや、優先度が「高」に設定されたレコードだけをトリガーにできるため、<span class="mark-yellow">不要なプルリクエストの作成を防ぎ、より柔軟で効率的な開発フローを構築</span>したいときにおすすめです。

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Google スプレッドシートとGitHubの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にGoogle スプレッドシートとGitHubを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでGoogle スプレッドシートとGitHubの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google スプレッドシートに行が追加されたら、GitHubにプルリクエストを作成する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Google スプレッドシートとGitHubをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Google スプレッドシートのトリガー設定およびGitHubのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Google スプレッドシートとGitHubをマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

Google スプレッドシートのマイアプリ登録は上記で解説したため、ここではGitHubの登録方法をご紹介します。

【GitHubのマイアプリ連携】

検索窓にGitHubと入力し、検索結果から選択します。

以下の画面が表示されたら 、メールアドレスとパスワードを入力し、「Sign in」をクリックしてください。

以下の画面で認証コードを入力し、「Verify」をクリックします。

これで、GitHubの連携が完了しました!
マイアプリ一覧に各アプリのアイコンが表示されていれば、OKです。次に進みましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから、フローを作っていきましょう!
テンプレートを利用しているので、以下のテンプレートページを開き、『このテンプレートを試す』をクリックしてください。

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以下の表示が出たら、テンプレートのコピー成功です。
次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

最初の設定です!
Google スプレッドシートに行が追加されたらフローボットが起動するように、アプリトリガーの設定を行います。
赤枠部分の「行が追加されたら」をクリックしてください。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が使用するアカウントで間違いがないか確認しましょう。
トリガーアクションは「行が追加されたら」のままでOKです!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
ここで、Google スプレッドシートに行を追加しておきましょう。
※以下は、例として作成したものです。次のステップでGitHubにプルリクエストを作成することを想定して作成しました。

Google スプレッドシートに行を追加したら、Yoom画面に戻って各項目を設定していきます。

  • トリガーの起動時間:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
    基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって選択可能な最短の起動間隔が異なるため、ご注意下さい。
  • スプレッドシートシートID:入力欄をクリックすると候補が表示されます。候補から選択しましょう。
  • シートID:こちらも入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
    ※候補には、マイアプリに連携したアカウントで管理するファイル情報が表示されます。
  • テーブルの範囲(始まり):たとえば、AからE列のデータを取得したい時は「A」を指定します。
  • テーブルの範囲(終わり):AからE列のデータを取得したい時は、「E」を指定してください。
  • 一意の値が入った列:列内で値が重複しない列(ユニークキーとなる列)の列名を選択しましょう。

設定が完了したら「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると取得した値(アウトプット)に、先ほどGoogle スプレッドシートに追加した内容が表示されます。
テストでは、ヘッダ列の直下の値が取得されます。

正しくデータが取得されていることを確認して、「保存する」をクリックしてください。

※アウトプットについて

アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値としてご利用いただくことができ、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
詳しくはこちらをご参照ください。

ステップ4:GitHubにプルリクエストを作成する設定

赤枠部分をクリックしましょう。

続いて、タイトルを任意で修正し、連携するアカウントが合っているか確認します。
アクションはそのままで、次に進みましょう!

API接続設定を行います。

「リポジトリ所有者」「リポジトリ名」は、入力欄下の説明に従って直接入力してください。
※「リポジトリ所有者」とは、GitHubのURLにおける https://github.com/●●/リポジトリ名の●●に当たる部分のことです。

「プルリクエストのタイトル」「プルリクエストの内容」を設定します。
入力欄をクリックして表示される取得した値を引用して設定してください。

※取得した値を利用することで、フローボットが起動するたびにGoogle スプレッドシートに追加した行の内容が反映されます。
直接入力した内容は固定値となるのでご注意ください。
取得した値と固定値を組み合わせて設定することも可能です。

「変更が実装されているブランチ名」「変更をプルするブランチ名」を設定します。
こちらも取得した値を引用して設定しましょう。

他の項目を任意で設定しましょう。
入力を終えたら「テスト」を実行し、アウトプットを確認します。

成功したら「保存する」をクリックしましょう!

ステップ5:Google スプレッドシートでレコードを更新する設定

いよいよ最後の設定です!
以下の赤枠をクリックしましょう!

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が正しいかを確認しましょう。
アクションは変更せず、画面を下にスクロールしましょう!

データベース連携の項目は、入力欄下の部分を参照して記入しましょう。
「スプレッドシートID」
「タブ名」はボックスをクリックして表示される「候補」から選択できます。

続いて、「テーブル範囲」を設定します。
今回はテスト用に下記のシートを作成したため、テーブル範囲は「A1:F」になります。
※注意点として、ヘッダがテーブル範囲内に含まれている必要があります。

入力を終えたら、「次へ」のボタンをクリックしましょう!

次の画面で、レコードを更新する設定を行います。

まずは、「更新したいレコードの条件」を設定してください。
今回は「タイトル」を条件に更新するよう設定しました。
入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択が可能です。

※一意の値が記録された列名で以下のように設定してください。
これにより、更新対象の列を1つに絞り込むことができます。

次に、「更新後のレコードの値」では更新するレコードの内容を設定します。

レコードを更新したい入力欄をクリックすると、下記のように取得した値が表示されます。
前のステップで取得した値を活用し、お好きなようにカスタマイズしてください。
なお、取得した値を引用せず、テキストを直接入力した場合は固定値とされるため、毎回同じレコードが登録されてしまうので、注意が必要です。
更新が不要な行は、空欄にしておきましょう。

※取得した値について詳しくはこちらをご覧ください。

入力が完了したら、「テスト」を実行してください。
テストが成功すると、指定したGoogle スプレッドシートのレコードが更新されているはずなので確認してみましょう。
指定したレコードが更新されていればOKです!

最後に、「保存する」を押してください。
以上で、すべての設定が完了です。
ここまでお疲れ様でした!

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitHubのデータをGoogle スプレッドシートに連携したい場合

今回はGoogle スプレッドシートからGitHubへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitHubからGoogle スプレッドシートへのデータ連携も可能です。
実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitHubでプルリクエストが作成されたら、Google スプレッドシートに追加する

GitHub上で作成されたプルリクエストの情報を、進捗管理やレポート作成のためにGoogle スプレッドシートへ手動で転記する作業を自動化する連携です。

この連携を使えば、<span class="mark-yellow">プルリクエストが作成されるたびに、その情報(タイトル、URLなど)が自動でGoogle スプレッドシートに記録されます。</span>

スムーズな進捗状況の可視化が可能になり、レポート作成の手間も削減できます。

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GitHubでプルリクエストが作成されたら、要約を行いGoogle スプレッドシートに追加する

プルリクエストの内容を把握するために、毎回GitHubのページを確認し、詳細を読み込む手間を省きたい場合に有効な連携です。

AIがプルリクエストの内容を自動で要約し、<span class="mark-yellow">その結果をGoogle スプレッドシートに記録するため、一覧画面で素早く変更内容を把握でき、レビューの効率化を図れます。</span>

これにより、チーム全体の開発スピードアップに貢献します。

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Google スプレッドシートやGitHubを使ったその他の自動化例

Google スプレッドシートやGitHubのAPIを使用することで、さまざまな業務を自動化することができます。
ここでは、複数のテンプレートをご紹介するので、気になるものがあればぜひ試してみてくださいね!

Google スプレッドシートを使った便利な自動化例

他のアプリをトリガーにして連携することで、Google スプレッドシートへのデータ入力を自動化できます。
テンプレートを設定するだけで手動での入力作業が削減されるため、登録漏れなどのヒューマンエラーを防ぎたいときにおすすめです。

[[181410,75041,129363,164313,115901]]

GitHubを使った便利な自動化例

Microsoft Teamsなどのチャットツールと連携することで、Issueが作成されたことを自動通知できます。
手作業での入力や転記作業を削減できるため、人為的ミスを防ぎ、スムーズな情報共有を実現したいときは、以下のテンプレートを試してみてください!

[[70726,73540,24908,177032,71788]]

まとめ

Google スプレッドシートとGitHubの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた両ツール間のデータ転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、開発チームは依頼内容をスムーズに正確に把握でき、担当者は本来注力すべきタスク管理や企画業務に集中できる環境が整うはずです!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:プルリクエスト以外にIssueも作成できますか?

A:はい、可能です。
Yoomを使えば、GitHubのイシュー作成・更新、イシューやプルリクエストへのコメント追加設定などを自動化できます。
毎回手作業で行っていた作業を自動化できるので、作業負担を減らすことができます。
GitHubで利用できるアクションの一覧や既存テンプレートはこちらをご確認ください。

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づく仕組みはありますか?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。
通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。
まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。
それでも解決しない場合は、お問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。

Q:複数の条件で処理を分岐できますか?

A:はい、可能です。
ミニプラン以上で利用可能な分岐オペレーションを組み合わせることで、例えば特定のステータスとIssueに一致する行がGoogle スプレッドシートに追加された場合にのみ、GitHubに連携するといった自動化が可能になります。
分岐の設定方法について詳しくはこちらをご覧ください。

  • 「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
    ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。
Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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