Microsoft TeamsとGoogle Workspaceの連携イメージ

【簡単設定】Microsoft TeamsのデータをGoogle Workspaceに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-08

【簡単設定】Microsoft TeamsのデータをGoogle Workspaceに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「Microsoft TeamsとGoogle Workspaceを両方使っているけど、情報のやり取りが面倒…」
「Microsoft Teamsでの依頼内容をもとに、Google Workspaceで手動でユーザー追加をしていて、時間がかかるしミスも怖い…」
このように、複数のツール間での手作業による情報連携に非効率さや課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Microsoft Teamsでの特定の投稿をきっかけに、Google Workspaceのユーザー管理などを自動的に実行できる仕組み</span>があれば、こうした日々の定型作業から解放され、ヒューマンエラーのリスクを減らせるかもしれません。

また、より重要な企画業務などに集中できる貴重な時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても直感的に設定できます。
IT管理者や業務効率化を担当する方にとって、すぐに実践可能な解決策となるので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">Microsoft TeamsとGoogle Workspaceを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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Microsoft TeamsとGoogle Workspaceを連携してできること

Microsoft TeamsとGoogle WorkspaceのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた多くの定型業務を自動化できます。

例えば、Microsoft Teamsでの投稿内容に応じてGoogle Workspaceのユーザーを追加したり、グループメンバーを管理したりといった作業が自動で完結するため、作業時間を削減して入力ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことが可能です。

これから具体的な自動化例を複数ご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Microsoft Teamsの特定投稿をもとに、Google Workspaceで新規ユーザーを追加する

Microsoft Teamsの特定のチャンネルに新規ユーザーの情報を投稿するだけで、その内容をもとにGoogle Workspaceのユーザーアカウントを自動で作成できます。

<span class="mark-yellow">新入社員のオンボーディングプロセスなどを効率化し、手作業によるアカウント発行の遅延や設定ミスを防ぎます。</span>

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Microsoft Teamsの特定投稿をもとに、Google Workspaceでグループにメンバーを追加する

プロジェクトメンバーの追加依頼などをMicrosoft Teamsの特定チャンネルに投稿すると、その情報から対象者をGoogle Workspaceの指定グループに自動で追加できます。

<span class="mark-yellow">手動でのメンバー追加作業の手間をなくし、迅速かつ正確なグループ管理を実現します。</span>

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Microsoft TeamsとGoogle Workspaceの連携フローを作ってみよう

それでは、実際にMicrosoft TeamsとGoogle Workspaceを連携した自動化フローを作成する手順を見ていきましょう。

今回は、プログラミング不要で誰でも簡単に設定できるYoomを使用して連携を進めていきますので、初めての方でも安心して設定できます。

もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回はMicrosoft Teamsの特定投稿をもとに、Google Workspaceで新規ユーザーを追加するフローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとGoogle Workspaceをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Microsoft Teamsのトリガー設定およびGoogle Workspaceのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:マイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

【Microsoft Teamsのマイアプリ連携】

Yoomページ画面左側のマイアプリをクリックし、右の新規接続を選択します。

右上の検索窓にMicrosoft Teamsと入力し、選択します。

以下の画面が表示されたら、使用するアカウントでログインします。

※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

これで、Microsoft Teamsの連携は完了です!

【Google Workspaceのマイアプリ連携】

検索窓にGoogle Workspaceと入力し、選択します。

下の画面の「Sign in with Google」をクリックします。

今回連携したいアカウントを選択します。

次の画面で、「続行」をクリックしたら、連携は完了です!
次のステップに進みましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Microsoft Teamsのトリガー設定

フローの起点となるトリガーアクションを設定します。
このフローではMicrosoft Teamsでメッセージが送信されるとトリガーが起動します。まずは、以下の赤枠をクリックしましょう!

次の画面で、タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認しましょう。
トリガーアクションはそのままにして次に進みましょう!

ここで、Microsoft Teamsの画面に移動して、テストメッセージを送信しましょう。
今回は例として、以下のメッセージを投稿しました。

Yoomの画面に戻り、必須項目を設定していきましょう!

まずは「トリガーの起動間隔」を設定します。
トリガーの起動間隔は、5分・10分・15分・30分・60分から選べます。
プランによって起動間隔の選択内容が異なるため、ご注意下さい。

「チームID」「チャンネルID」は、入力欄をクリックして表示される候補から投稿した場所を選択してください。

「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、画面を下にスクロールし、取得した値が正しく表示されているか確認をしましょう。

先ほどテスト送信した内容が反映されていれば、OKです。

以上で、Microsoft Teamsのトリガー設定は完了です!

ステップ4:分岐の設定

続いて、赤枠部分をクリックしてください。

※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

次の画面で、分岐の条件を指定していきます!

まずは、「タイトル」を必要に応じて修正します。
「分岐対象の取得した値」の「オペレーション」は、「チャンネルにメッセージが送信されたら」を選択してください。
「取得した値」
は「メッセージ内容」を選択しましょう!

続いて、「分岐条件」を確認します。
分岐条件は、メッセージ内容に「新入社員情報」が含まれる場合のみ、分岐をするように設定されています。
※条件に指定する情報は、運用に合わせて入力・設定してください。

「保存する」をクリックして、次のステップに進みましょう!

ステップ5:テキストからデータを抽出する設定

ここでは、データを抽出する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう!

タイトルや変換タイプは変更せず、次に進みましょう。
()内のタスク数を消費します。

詳細設定の画面が表示されたら、「対象のテキスト」を設定します。
ボックスをクリックして表示される取得した値から「メッセージ内容」を選択してください。

次に、「抽出したい項目」を入力します。
ここでは、デフォルトで設定がされていますが、運用に合わせて自由に設定してください。
入力を終えたら「テスト」を実行しましょう!

成功したら、画面下にアウトプットが表示されます。
問題がなければ「保存する」をクリックします。
これで、データを抽出する設定は完了です!

ステップ6:Google Workspaceのユーザー追加設定

いよいよ最後の設定です。以下の赤枠をクリックしましょう!

次の画面で、タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで、次のステップに進みましょう!

続いて、必須項目を設定しましょう。

「姓」・「名」・「デフォルトのパスワード」を設定します。
入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択してください。

続いて、「ログイン時にパスワードを変更してもらう」をプルダウンから選択します。
※パスワードを仮のパスワードから変更したい場合は、「変更する」を選択しましょう!

続いて、「メインのメールアドレス」を入力欄をクリックして表示されるアウトプットから選択しましょう。

他の項目を任意で設定したら、「テスト→保存する」をクリックして、すべての設定が完了です!お疲れ様でした。

ステップ7:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

設定が完了すると、以下のようなメニューが表示されます。
「トリガーをON」をクリックすると、フローボットが自動的に起動します。

Google WorkspaceのデータをMicrosoft Teamsに連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからGoogle Workspaceへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGoogle Workspaceでの変更をトリガーとしてMicrosoft Teamsに通知するような自動化も可能です。

例えば、Google Workspaceでユーザー情報が変更された際に、関連部署へ迅速に情報を共有したい場合などに役立ちますので、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Google Workspaceでユーザーが登録されたら、Microsoft Teamsに通知する

Google Workspaceに新しいユーザーが登録されたタイミングで、その情報を即座にMicrosoft Teamsの指定したチャンネルに自動で通知できます。

<span class="mark-yellow">関係者への情報共有をタイムリーに行い、周知漏れや連絡の遅延を防ぎます。</span>

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Google Workspaceでユーザーが情報が更新されたら、Microsoft Teamsに通知する

Google Workspaceで既存ユーザーの情報が更新された際に、変更内容を自動でMicrosoft Teamsのチャンネルに通知することにより、<span class="mark-yellow">部署異動や役職変更といった重要な情報を関係者へ迅速に共有し、常に最新の状態を保つことができます。</span>

この連携も、アプリ間のデータを直接連携するシンプルな構成になっています。

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Microsoft TeamsやGoogle Workspaceを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、Microsoft TeamsやGoogle WorkspaceのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Microsoft Teamsを使った自動化例

メッセージが投稿されたら、 その内容をもとにオンラインストレージサービスにフォルダを作成したり、メールを自動的に送ったりできます。
また、アンケート回答があったら、データベースに回答内容を追加してチャットツールに通知したり、CRMツールでレコードが作成されたらチャットツールに通知したりすることも可能です。
これらの連携により、手動でのデータ入力や情報共有の手間を削減し、業務効率を向上させます。

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Google Workspaceを使った自動化例

従業員の登録をトリガーに、入社案内のメールを自動送信したり、オンラインストレージでファイルの権限を付与したり、ノーコード開発プラットフォームにユーザーを追加したりできます。
また、ビジネスチャットツールの投稿内容からグループメンバーを追加する、データベースで行が更新されたらユーザー情報も更新するといった連携も可能です。
これにより、人事関連やチーム内での情報共有のプロセスを効率化します。

[[115723,177143,184301,157709,95352]]

まとめ

Microsoft TeamsとGoogle Workspaceの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたユーザー管理や情報共有にかかる時間を大幅に削減し、設定ミスや連絡漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、IT管理者や各部署の担当者は、煩雑な定型業務から解放され、より創造的で付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整うはず。

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツールの「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作のみで簡単に構築することが可能です。
もし日々の業務の自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomが実現する業務効率化の世界を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:エラー発生時の挙動はどうなりますか?

A:エラーが発生した場合、フローはその時点で処理を停止し、Yoomに登録したメールアドレス宛てに通知が届きます。
例えば、抽出データの形式が合わない、接続先のサービスが一時的に停止しているといった場合にエラーが出ます。
必要に応じて通知設定を行えば、メールやSlackなど外部ツールに自動的にエラーメッセージを送ることも可能です。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Q:誰がいつ何を実行したか、後から追跡できますか?

A:はい、可能です。
実行ログが自動的に保存されるため、誰がいつフローを実行したのかを後から確認することができます。
実行履歴にはフローの開始時刻や終了時刻、処理の成否なども含まれるので、トラブルが発生した際の原因追跡に役立ちます。

Q:Microsoft Teamsの投稿以外の操作も自動化のきっかけにできますか?

A:可能です。
例えばOutlookで新しいメールを受信した際や、BoxやOneDriveにファイルが追加・更新された際をトリガーとして設定できます。
業務に合わせてトリガーを使い分け、組織内のさまざまな業務をシームレスに自動化してみましょう。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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