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2025-12-03

【ノーコードで実現】Web会議を自動で文字起こしし、HubSpotに連携する方法

Kairi Takizawa
Kairi Takizawa

「Web会議の内容を後から振り返りたいが、録画を見直して手作業で文字起こしをするのは時間がかかりすぎる…」
「会議での決定事項や課題をHubSpotに記録したいけれど、転記作業が面倒で後回しになってしまう…」
このように、会議記録の作成やCRMツールへの情報連携に多くの時間を取られ、本来集中すべき顧客対応や戦略立案がおろそかになっていませんか?

もし、Web会議が行われたタイミングで自動的に内容を文字起こしし、そのデータをHubSpotへ自動連携して記録できる仕組みがあれば、面倒な議事録作成やデータ入力の手間から解放されます。

今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定できて、専門的な知識も不要なので、ぜひ自動化を導入して日々の業務効率を劇的に向上させましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはWeb会議の音声を自動で文字データ化する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。

「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


Web会議とHubSpotを連携するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Web会議が開始された際に自動で文字起こしを行い、その結果をHubSpotにチケットとして作成するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:HubSpot

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Web会議ツール(Zoomなど)とHubSpotのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Web会議ツールのトリガー設定とHubSpotのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


ステップ1:HubSpotとYoomをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

HubSpotの連携

以下をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:Web会議のトリガー設定

Yoomの設定に入りましょう!
まずは、トリガーとなるWeb会議の設定を行います。
以下の赤枠をクリックしてください。

会議を作成します。会議に参加して、リンクをコピーします。

※今回はGoogle Meetを使用しました!

Yoomの設定に戻り、会議をするURLを登録して、「文字起こしのテストを開始」ボタンを押します。
Yoomボットが会議に参加する通知が会議画面に届きますので、参加の許可をして、Yoomボットを会議に参加させましょう。

会議を終了させると、自動でYoomボットが文字起こしを始めます。

文字起こし結果と取得した値が確認できたら、「保存する」ボタンを押しておきましょう!

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

ステップ4:テキスト抽出

文字起こしのデータから特定のテキストを抽出する設定を行います。
2つ目の赤枠をクリックしましょう!

変換タイプがデータの条件に当てはまっているか確認しましょう。
今回は、3500文字以下のデータを処理するためこちらの変換タイプを選択しています。
アクションは、送信されたデータに合わせた条件のものを選択しましょう。
※アクションによって消費されるタスク数が異なります。

取得した値の中から、抽出したい対象のテキストを選択します。

抽出したい項目を指定します。
任意で指示内容を細かく設定が可能です。

設定が済んだら、テストを実行してみましょう!

「テスト成功」と表示がされたら、抽出された項目が取得した値に反映されています。

「完了」をクリックしておきましょう!

ステップ5:HubSpotのアクション設定

これまでに取得した値を使用して、HubSpotにチケットを作成する設定を行います。
最後の赤枠をクリックしましょう!

アカウント情報を確認しましょう。問題なければ、「次へ」ボタンをクリックします。

チケット名を設定します。
ステップ4で取得した値を選択しましょう。

チケットの説明を任意で設定が可能です。
テキスト抽出で取得した値から選択しましょう!
これにより、Web会議ごとに変わる情報をHubSpotへ動的に反映できます。

他の項目も設定していき、完了したら、テストを実行しましょう!

テスト成功という表示がされたら、HubSpotにチケットが作成されています。

確認してみましょう!

新規アイテムが確認できます!

最後に完了ボタンをクリックして設定を保存しましょう。

ステップ6:フローを有効化してテストする

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するかどうかを確認しましょう。


HubSpotを使った自動化例

新規コンタクト・取引作成、フォーム送信をトリガーに、チャットツールで通知したり、データベースにデータを自動格納します。
また、様々なツールからコンタクトや会社、リード情報を自動で同期。
請求書の作成・送付やビデオ会議の登録も顧客管理ツールから実行可能です。
手動作業を減らし、業務効率とデータ精度が向上するでしょう。


■概要
「Bitrix24で登録されたコンタクト情報をHubSpotに同期する」ワークフローは、顧客データの一元管理を実現する業務ワークフローです。Bitrix24で新しいコンタクトが登録されると、自動的にHubSpotに情報が同期されます。これにより、異なるSaaSアプリ間でのデータ連携がスムーズに行え、営業やマーケティング活動の効率化が期待できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Bitrix24をCRMとして活用し、HubSpotでマーケティングオートメーションを行いたい方
・各種SaaSアプリ間でのデータ連携に手間を感じている営業・マーケティング担当者
・顧客情報の一元管理を実現し、業務効率を向上させたい経営者やチームリーダー

■注意事項
・Bitrix24、HubSpotのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

■概要
「Googleフォームで契約同意が送信されたら、HubSpotのリードステータスを更新する」フローは、契約同意の管理を自動化する業務ワークフローです。

■このテンプレートをおすすめする方
・Googleフォームを活用して契約同意の情報を収集しているが、手動でHubSpotに入力するのが面倒だと感じている営業担当者の方
・契約同意の管理プロセスを効率化し、リードステータスの更新を自動化したいマーケティングチームの方
・GoogleフォームとHubSpotを既に導入しており、これらのデータをスムーズに連携させたい業務管理者の方
・契約同意のプロセスを自動化することで、業務の効率化とヒューマンエラーの防止を図りたい経営者の方
・契約の進捗や顧客管理の業務で手作業が多く、時間とリソースを節約したい方

■注意事項
・Googleフォーム、HubSpotのそれぞれとYoomを連携してください。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

HubSpotのコンタクトページからYoomのフローボットを起動し、スプレッドシートの雛形をもとに請求書を作成。作成した請求書をGmailで送付するフローボットです。

Hubspotのコンタクトページから、Zoomのミーティングを登録し、Gmailで会議情報をコンタクトに送付するフローボットです。Zoomの会議URLの発行と招待メールの送付を自動的に実施することが可能です。

Hubspotのフォームから送信された情報をkintoneのデータベースに格納するフローです。

HubSpotに新規コンタクトが登録されたことを検知して、Discordに通知を行います。

HubSpotで新規取引が作成されたらSlackでメッセージ送ります

Hubspotにフォームが送信されたら、Googleスプレッドシートのデータベースにレコードを格納するフローです。

■概要
Outlookで受信したお問い合わせや取引先からの連絡を、都度HubSpotへ手入力していませんか。こうした反復作業は手間がかかるだけでなく、入力ミスや対応漏れの原因にもなり、機会損失に繋がることもあります。このワークフローを活用すれば、Outlookで特定のメールを受信した際に、その内容から会社情報をHubSpotへ自動で作成することが可能です。HubSpotとOutlookの効果的な連携により、煩雑なデータ登録作業を効率化します。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・Outlookで受信した顧客情報をHubSpotに手作業で入力している営業やマーケティング担当の方
・HubSpotとOutlook間のデータ転記ミスや対応漏れをなくし、顧客管理を円滑に進めたい方
・定型業務の自動化を進めたいと考えているものの、具体的な方法を模索しているDX推進担当の方

■注意事項
・Outlook、HubSpotのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

 

まとめ

Web会議の文字起こしとHubSpotへの連携を自動化することで、これまで手作業で行っていた議事録作成やCRMへの入力作業の手間を削減し、情報の記録漏れやヒューマンエラーを防ぐことができます。

これにより、営業担当やカスタマーサクセス担当は事務作業から解放され、顧客とのコミュニケーションや質の高い提案活動といったコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:既存の録画データからも文字起こしできますか?

A:

はい、できます。
使用したい既存の録画データをGoogle Driveなどから選択して、音声文字起こしオペレーションで文字起こしがa可能です。
音声文字起こしオペレーションはチームプラン・サクセスプランでご利用可能です。

Q:文字起こし結果を要約してから連携できますか?

A:

はい、できます。
その場合、「テキスト抽出」オペレーション直下に、「要約する」オペレーションを追加してください。

Q:連携処理が失敗した場合、どうなりますか?

A:

Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。

通知内容にはエラーになったオペレーションも記載されているので、エラーの発生個所がすぐにわかります。

再実行は自動で行われないため、エラー修正後手動で再実行してください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Kairi Takizawa
Kairi Takizawa
海外でのカスタマーサクセス業務や、アート業界での販売・展示運営、通訳など、幅広い職種を経験してきました。 日々の業務の中で「もっとスムーズにできる方法があるはず」と気づくことが多く、自然と業務の調整や改善に関わるようになりました。 現在はその経験をもとに、Yoomを活用しながら、業務効率化に悩む方々に役立つノウハウをお届けしています!
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