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【簡単設定】freee人事労務の従業員の基本給を自動で更新する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-11-06

【簡単設定】freee人事労務の従業員の基本給を自動で更新する方法

杉山 歩優

毎月の給与計算に際して、従業員の基本給情報をfreee人事労務で更新する作業、手間がかかると感じていませんか。

特に、昇給や新人事制度の導入で対象者が多い場合、一人ひとりの情報を手作業で入力するのは時間がかかる上に、金額の入力ミスといったヒューマンエラーのリスクも伴います。

もし、<span class="mark-yellow">毎月決まった日に、管理しているスプレッドシートなどの情報を基にfreee人事労務の基本給情報を自動で更新できる仕組み</span>があれば、こうした定型的な更新作業から解放され、人事評価制度の改善や採用活動といった、より戦略的な業務に集中する時間を確保できます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、ぜひこの機会に導入して、毎月の給与関連業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">freee人事労務の基本給情報を更新する業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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freee人事労務の基本給を自動で更新するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、毎月Google スプレッドシートから給与情報を取得し、freee人事労務の基本給を自動で更新するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:freee人事労務Google スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • freee人事労務とGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールのトリガー設定と各種アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:freee人事労務とGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

【freee人事労務のマイアプリ連携】

検索窓にfreee人事労務と入力し、選択します。
以下の画面が表示されたら、「許可する」をクリックしてください。

以上で、freee人事労務のマイアプリ連携が完了しました。

【Google スプレッドシートのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

最初の設定です。
ここから「毎月Google スプレッドシートから給与情報を取得してfreee人事労務の基本給を更新する」フローの設定をしていきます!
まずは赤枠部分をクリックしましょう!
詳細については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてください。

ここでは、フローボットを起動したい日付や時刻を設定します。
今回は、コピーしたテンプレートの既存設定のままにします。
設定後、「完了」をクリックしましょう!

ステップ4:テキスト抽出の設定

以下の赤枠をクリックしましょう。
ここでは、指定した項目を抽出する設定を行います。
テキスト抽出設定の詳細は以下をご確認ください。

以下の画面が表示されるので、注意事項を確認しましょう。
赤枠部分の「変更」をクリックして、変更することが可能です。
消費するタスク数が異なるのでご注意ください。

詳細設定の画面に遷移したら、「対象のテキスト」を設定します。
入力欄をクリックし、「日付」→「今月」をクリックして下図のように設定してください。

続いて、「抽出したい項目」を設定します。
入力欄下の注釈を参照して、設定しましょう。

「指示内容」を設定します。
今回はテンプレートを使用しているため、既に設定されていますが自由に設定することも可能です。

設定ができたら、「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると、取得した値が表示されます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。


最後に「保存する」をクリックしてください。

ステップ5:複数のレコードを取得する設定

以下の赤枠をクリックしてください。
ここでは、Google スプレッドシートから複数のレコードを取得する設定を行います。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
確認後、画面を下にスクロールしましょう!

「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」を設定します。
入力欄をクリックして表示される候補から選択可能です!

「テーブル範囲」は、Google スプレッドシートの対象となる範囲を英字で設定してください。
今回は以下のシートを使用するため、テーブル範囲は「A1:D」です。

次に進むと、「取得したいレコードの条件」を設定する画面に遷移します。
ここで指定した条件に合致したレコードのみ「取得した値」として表示され、後続のオペレーションで使用することができます。
今回は「従業員ID」が「空でない」レコードを取得するように設定します。

設定を確認できたら、「テスト」をクリックしましょう!
取得した値に表示されたことを確認してください。

最後に、「完了」をクリックしましょう!

ステップ6:コマンドオペレーションの設定

ここでは、繰り返し処理の設定を行います。
以下の注意事項を確認後、赤枠をクリックしてください。

※「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。

続いて、繰り返し対象を指定する画面で「繰り返し対象の取得した値」を設定します。l
「オペレーション」は、「複数のレコードを取得(最大300件)」を選択してください。
「取得した値」は、先ほどのステップで取得した「従業員ID」・「基本給」を設定しましょう!

以下のように設定ができたら「完了」をクリックして、次のステップに進みましょう!

ステップ7:従業員の基本給を更新する設定

最後の設定です!
ここでは、freee人事労務で従業員の基本給を更新する設定を行います。赤枠部分をクリックしてください。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
「次へ」をクリックしましょう!

次の画面で、必須項目を設定していきましょう。

  • 事業所ID:入力欄をクリックして表示される候補から選択します。
  • 従業員ID:「同じ処理を繰り返す」オペレーションで取得した値を設定します。
    取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。
    取得した値は入力欄をクリックして表示されます。
  • 更新対象年・更新対象月:「テキスト抽出」オペレーションで取得した値を設定してください。
  • 給与方式:プルダウンから選択します。
  • 基本給:「同じ処理を繰り返す」オペレーションで取得した値を設定します。

テストを実行します。
テストに成功すると、取得した値が表示されます。

freee人事労務の画面に移動し、基本給が更新されているか確認しましょう。
確認できましたね。


確認後、Yoomの画面に戻り「完了」をクリックしてください。
以上で、「毎月Google スプレッドシートから給与情報を取得してfreee人事労務の基本給を更新する」フローの完成です!お疲れ様でした。

ステップ8:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていればOKです。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

手動で起動させる場合は、フロー画面右上の「起動する」をクリックすることで、お好きなタイミングでフローを起動できます。

freee人事労務を活用したその他の自動化例

Yoomでは、freee人事労務を活用した様々な自動化を実現できます。 ここでは、freee人事労務に関連する他のテンプレートをいくつかご紹介します。

クラウドサインの契約完了や履歴書OCRデータ、SPIRALの情報からfreee人事労務に社員情報を自動登録します。

さらに、LINE WORKSやChatworkで打刻・残業申請を行い、ジョブカンの承認結果で基本給を更新も可能です。

また、従業員登録をトリガーにBoxやConfluenceのフォルダ・ユーザー招待を自動実行したり、従業員情報が更新されたらGoogle スプレッドシートに同期し、削除時にはGoogle Workspaceのアカウントも自動削除します。

これにより、入退社時の煩雑な情報入力やシステム間同期を自動化し、労務管理の正確性と効率化を実現できます。

[[131784,113741,115385,37961,123489,218769,87703,312254,99157,83144]]

まとめ

freee人事労務の基本給更新作業を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた毎月の定型的な更新業務から解放され、入力ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、人事担当者は給与情報の正確性を担保しながら、より付加価値の高いコア業務に注力できる体制を整えることが可能になります!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の操作だけで直感的に業務フローを構築できます。

もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Googleスプレッドシート以外のツールも使えますか?

A:はい、可能です。Yoomでは、様々なアプリと連携可能です。
連携できるアプリについて、詳しくは以下をご覧ください。

Q:Google スプレッドシートの入力ミス時の挙動は?

A:Google スプレッドシートで入力ミスがあった場合、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が届きます。
通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することが可能です。
エラーの対処法は以下をご確認ください。

Q:freee人事労務を更新する前に承認フローを挟めますか?

A:はい、可能です。Yoomのワークフロー内に「承認を依頼する」オペレーションを追加することで、freee人事労務に反映される前に特定の人に内容を確認・承認できる仕組みを組み込めます。

方法は以下の手順をご確認ください。

1.赤枠の「+」マークをクリック。

2.画面右側に表示されるオペレーション選択画面で、「承認を依頼する」オペレーションを選択。
以上で、オペレーションの追加が完了です。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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