Microsoft SharePointとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-19

【簡単設定】Microsoft SharePointのデータを自動更新する方法

t.amaki

Microsoft SharePointにアップロードしたファイルを他のクラウドストレージにも追加する際、同じファイルを2度アップロードすることになるため、繰り返しの作業が発生している状態ですよね。
また、新規追加したデータを共有しなければならない際はチャットツールで知らせたり、メールに添付してあるファイルをダウンロードして、Microsoft SharePointにまたアップロードして…など、ファイル管理って結構手間がかかりませんか?

このようなお悩みを抱えているのであれば、Microsoft SharePointを活用した自動化の導入をおすすめします!
自動化を導入すればこれらの作業がすべてオートメーション化可能になり、効率的なファイル管理が実現できるかもしれません。
<span class="mark-yellow">本記事では、プログラミングの知識がなくても自動化を導入できる方法を具体的に解説!</span>
Microsoft SharePointの自動化を活用すれば、業務の効率化はもちろん、ファイル共有ミスや対応の遅れを防ぐことができるかもしれません。
簡単に始められる設定方法を詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

BoxとMicrosoft SharePointを活用したすぐに試せる自動化テンプレートはこちら

BoxとMicrosoft SharePointを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

‍データの格納を自動化する便利なテンプレート

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同期を自動化する便利なテンプレート

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OCR(データ読み取り機能)を使った便利な自動化テンプレート

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とにかく早く試したい方へ

YoomにはMicrosoft SharePointを使った業務フローを自動化するためのテンプレートが用意されています!
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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[Yoomとは]

Microsoft SharePointのデータを自動更新するフローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft SharePointのデータを自動更新するフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードで設定を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておいてくださいね。

今回は、boxにアップロードされたファイルをMicrosoft SharePointに格納するフローボットを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • BoxとMicrosoft SharePointをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Boxのトリガー設定およびMicrosoft SharePointのアクション設定
  • トリガーをONにして動作チェック
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ステップ1:BoxとMicrosoft SharePointをマイアプリ連携

まずは、BoxとMicrosoft SharePointをマイアプリ連携します。最初にマイアプリ連携を行うことで、スムーズにフローボットを作成できます。
Yoomにログインしたら、左のメニュー欄にある「マイアプリ」から「新規接続」をクリックしましょう。

【Boxの場合】

(1)検索窓でBoxと検索し、アプリ一覧に表示される候補から選択します。

(2)Yoomと連携したいBoxのアカウントにログインします。
メールアドレス・パスワードを入力し、「承認」をクリックします。

(3)Yoomへのアクセス権限の許可画面が表示されます。
アクセス権限の内容を確認し、「Boxへのアクセスを許可」をクリックしましょう。

以上で、Boxのマイアプリ連携は完了です。

【Microsoft SharePointの場合】

(1)「Microsoft SharePoint」と検索し、アプリ一覧からMicrosoft SharePointを選択します。

(2)Microsoftアカウントのサインインが求められるので、Yoomと連携したいアカウントのメールアドレスを入力します。

(3)パスワードを入力します。

以上で、Microsoft SharePointのマイアプリ連携は完了です。
Microsoft 365サービス群におけるマイアプリ登録手順と注意事項について、こちらのページも合わせてご覧ください!

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、早速テンプレートを設定していきましょう。
以下のバナーにある「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしてください。

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Yoomにテンプレートがコピーされると、次の画面が表示されるので「OK」を押します。

ステップ3:Boxのトリガー設定

(1)まずは、フローボットの起動対象となるBoxの設定を行います。
テンプレートの1番上にある「フォルダにファイルがアップロードされたら」をクリックしましょう。

(2)「Boxと連携するアカウント情報」で、フローの運用に使用したいBoxのアカウントの入力を確認し、「次へ」をクリックします。(アプリ連携をしておくことで、予め情報を入力されています。他に連携したいアカウントがあれば、入力バーをクリックしてアカウントを新たに連携しましょう。)

(3)「フォルダのコンテンツID」に、注釈に沿ってフロー対象のフォルダのIDを入力します。
フォルダIDを入力したら「テスト」をクリックしましょう。

(4)テストが成功し、フォルダの情報が読み込まれたら「次へ」をクリックします。

(5)先ほど指定したBoxのフォルダ内に、仮のファイルを格納しておきましょう。今回は、請求書を格納した想定でフローを進めていきます!
ファイルの格納後にテストを実行し、「取得した値(アウトプット)」にファイルの情報が追加されたら「保存する」をクリックします。

※アウトプット情報はこの後のステップで活用できます。そのため、後続のアクションを設定する際、ここで取得した値をそのまま引用可能です。

ステップ4:ファイルのダウンロード設定

(1)次に、アップロードされたファイルをダウンロードする設定を行います。
テンプレートの「ファイルをダウンロード」をクリックしましょう。

(2)「Boxと連携するアカウント情報」で、フローの運用に使用したいBoxのアカウントの入力を確認し、「次へ」をクリックします。

(3)「コンテンツID」にステップ3で取得したファイルのコンテンツIDを設定します。
「取得した値」の「フォルダにファイルがアップロードされたら」にある「コンテンツID」を選択しましょう。

※‍前述した通り、取得した値とは、トリガーやオペレーション設定時に「テスト」を実行して取得した値のことです。取得した値を引用することで、フローボットを起動する度に値は変動します。詳しくはこちらをご参照ください。

(4)テストを実行し成功すると、設定したファイルがUntitledという名称でファイルがダウンロードされます。「ダウンロード」クリックして、ステップ3で設定したファイルと同一か確認しておきましょう。

正常にファイルがダウンロードされていたら、「保存する」をクリックして設定完了です。

ステップ5:Microsoft SharePointのアクション設定

(1)最後に、Microsoft SharePointにデータを更新する設定を行います。
テンプレートの「ファイルをアップロード」をクリックしましょう。

(2)「Microsoft SharePointと連携するアカウント情報」で運用したいMicrosoft SharePointのアカウント情報を選択します。

(3)「サイトID」にファイルを格納したいMicrosoft SharePointのサイトIDを設定します。
「候補」に連携したアカウント内のサイト一覧が表示されるので、対象のサイト名をクリックしてサイトIDを自動入力しましょう。

(4)「ドライブID」にファイルの格納先となるドライブのIDを入力します。
「候補」に先ほど設定したサイトIDにあるドライブの一覧が表示されるので、対象のドライブ名をクリックしてサイトIDを自動入力しましょう。

(5)「格納先フォルダ名」に「格納先フォルダのアイテムID」を検索するためのフォルダ名を入力します。その後、「格納先フォルダのアイテムID」を「候補」から選択してください。
※「候補」に対象のファイルが表示されない場合は、「格納先フォルダ名」をファイル名の一部に変更しましょう。

(6)「ファイル名」に格納するファイルの名前を設定しましょう。
「取得した値」の「フォルダにファイルがアップロードされたら」から「ファイル名」を選択することで、Boxにアップロードされたファイルの名前を引用できます。

(7)以下を設定し、「テスト」をクリックしましょう。

  • ファイルの添付方法:「取得した値を使用する」を設定
  • ファイル:「ダウンロードしたファイル」を設定

(8)テストが成功し、実際にMicrosoft SharePointにファイルが格納されているか確認しましょう。
正常にファイルが格納されていれば「保存する」をクリックして、設定完了です。

ステップ6:トリガーをONにして動作チェック

以上で、すべての設定が完了です。
設定の完了後は、以下のようなポップが表示されるのでトリガーをONにします。
実際にフローが正常に動作するかをチェックしてみましょう!

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BoxやMicrosoft SharePointを使ったその他の自動化例

Yoomにはこの他にもBoxやMicrosoft SharePointを活用した自動化のテンプレートがたくさんあります!
使い慣れているアプリとの自動化例がないか、ぜひ探してみてくださいね。

Boxを活用した自動化例

タスクの追加などをトリガーにすることで、フォルダの作成を自動で行うことも可能です。
さらに、AI機能を活用することで必要な情報を素早く得られるようになるでしょう。

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Microsoft SharePointを活用した自動化例

Yoomのスケジュールトリガー機能やOCR(データ読み取り機能)をフローボット内に組み込むことで、対応漏れや入力ミスなどのヒューマンエラーの低減が見込めます。
作業の正確性が維持されることで、管理データの精度向上も期待できそうです。

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まとめ

いかがでしたか?Microsoft SharePointを自動更新可能にすることで、他のクラウドストレージサービスと同じデータをスムーズに管理・共有できたり、必要に応じたフォルダを自動作成可能になったりなど、業務の手間が削減しやすくなるはずです。
これでファイルを取りこぼしたり、どちらのクラウドストレージが最新データなのか悩むことも少なくなりそうですよね!

なお、今回のような自動化は、<span class="mark-yellow">ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても実現可能です!</span>
初心者の方でもチャレンジしやすいシンプル設計で、誰でも簡単にMicrosoft SharePointの自動化の導入ができるでしょう。
気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。

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この記事を書いた人
t.amaki
webライター・ディレクターとして2年以上活動しております。Yoomのビジョンに共感し、ブログ制作を担当させていただくことになりました。さまざまなライティング業務を通して培ったスキルを生かし、どんなユーザー様にも分かりやすく、かゆいところに手が届くようなコンテンツを皆様にお届けしていきます!
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自動
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従来のRPAでは単純な繰り返し作業しか自動化できず、その設定作業はとても複雑なものでした。
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