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【ノーコードで実現】Gmailで受信した請求書をGoogle Driveやスプレッドシートで一元管理する方法
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アプリ同士の連携方法

2025-11-25

【ノーコードで実現】Gmailで受信した請求書をGoogle Driveやスプレッドシートで一元管理する方法

Ayu Sugiyama

「Gmailで受け取った請求書をGoogle Driveに保存して、Google スプレッドシートに内容を転記する作業、毎月面倒だな…」
「手作業だからファイル名の付け間違いや、Google スプレッドシートへの記録漏れが起きてしまう…」
このように、Gmailで受信する請求書の管理業務に、手間やヒューマンエラーのリスクを感じていませんか?

もし、Gmailで特定のメールを受信した際に、添付されている請求書ファイルを自動でGoogle Driveに格納し、ファイル名や送信元などの情報をGoogle スプレッドシートに自動で記録できる仕組みがあれば、これらの煩雑な作業から解放されますね。
これにより、経理担当者はより付加価値の高い分析業務や支払い管理に集中する時間を確保できます

今回ご紹介する自動化フローは、ノーコードで簡単に設定できる方法を使います。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはGmailで受信した請求書を自動で整理する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


Gmailで受信した請求書を自動で管理するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、Gmailで受け取った請求書をGoogle Driveに格納し、その情報をGoogle スプレッドシートに自動で追加するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:GmailGoogle DriveGoogle スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Gmail、Google Drive、Google スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • Gmailのトリガー設定と各種アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


ステップ1:Gmail、Google Drive、Google スプレッドシートのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
以下は基本的な設定方法を解説しているナビです。
Google スプレッドシートのマイアプリ連携の手順を参照して、各アプリをマイアプリ登録してください。


ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。



以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。
※コピーしたテンプレートは、「マイプロジェクト」内の「フローボット」に格納されています。


ステップ3:Gmailのトリガー設定

最初の設定です!
ここから「Gmailで受け取った請求書をGoogle Driveに格納しGoogle スプレッドシートに追加する」フローを設定していきます。
以下の赤枠をクリックしてください。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
「次へ」をクリックして進みましょう!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定をしていきます!
ここでは、トリガーとなるGmailの受信設定を行います。
特定のキーワードに一致するメールがトリガーになるため、Gmailの画面に移り、キーワードを含めた文章を送信しましょう。
また、メールに請求書ファイルを添付してください。
※以下のメールを受け取った設定で進めていきます。
キーワードは「請求書」に設定しました。

Gmailで設定が完了したら、Yoomの画面に戻り、各項目を入力しましょう。
まずは、「トリガーの起動時間」を設定します!
5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
なお、基本的にはご契約プランの最短起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
プランによって選択可能な最短の起動間隔が異なるため、ご注意下さい。

続いて、「キーワード」を設定します。
先ほどテスト送信したメールの文章に含まれているキーワードを入力しましょう。
入力が完了したら、「テスト」をクリックしましょう!

テストが成功すると、取得した値が表示されます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

先ほどテスト送信したメール内容が反映されていれば、OKです!

最後に、「完了」をクリックしましょう。
これで、Gmailのトリガー設定は完了です!

ステップ4:Google Driveのアクション設定

以下の赤枠をクリックしましょう!
ここでは、指定したフォルダにファイルを格納する設定を行います。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
「次へ」をクリックして進みましょう!

クリックすると、API接続設定画面に移ります。ここでは必須項目を設定していきます!
まずは、「格納先のフォルダID」を設定してください。
以下のように、入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。

続いて、「ファイル名」を設定します。
先ほど取得した値を引用して設定しましょう。
取得した値は、入力欄をクリックすると表示されます。

最後に「ファイルの添付方法」・「ファイル」を設定しましょう!
Gmailのトリガー設定で取得したファイルをアップロードしたいため、以下のように設定してください。

「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、取得した値が表示されます。
※ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただしアプリの仕様によっては300MB未満になることがあるので注意しましょう。

ここで、Google Driveの画面を開き、先ほど指定したフォルダにファイルが格納されているか確認しましょう!
無事に格納されましたね。

最後に、Yoomの画面に戻り「完了」をクリックしましょう!

ステップ5:OCRでの読み取り設定

赤枠部分の「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしてください。

[注意事項]
OCRは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。
有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常だと制限があるアプリやAIオペレーションもすべて使えるので、気になる機能をぜひお試しください。

以下の画面が表示されるので、注意事項を確認しましょう。
赤枠部分をクリックし、読み取りたい文字数やタスク数に応じて、設定を変更してください。
今回は、デフォルトの設定のままにします。

続いて、以下の項目を設定します。

「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると、取得した値に表示されます。
Gmailのトリガー設定で取得したファイルの内容が取得できていれば、OKです。
最後に、「完了」を押して次のステップへ進んでください。


ステップ6:Google スプレッドシートのアクション設定

ここでは、 Google スプレッドシートにレコードを追加する設定をします。
以下の赤枠をクリックしましょう!

アクションはそのままで、連携するアカウント情報が正しいかを確認しましょう。

確認後、画面を下にスクロールしましょう!

スプレッドシートIDやタブ名はボックスをクリックして表示される「候補」から選択可能です。

次に「テーブル範囲」を設定しましょう!
注意点として、ヘッダーがテーブル範囲内に含まれている必要があります。
※今回はテスト用に下記のシートを作成したため、テーブル範囲は「A1:L」になります。

続いて、データベース操作の詳細設定画面に遷移します。
ここで先ほど設定したヘッダーが登録されていることが確認できます。

「追加するレコードの値」には、OCR設定で取得した値を引用し、該当する値を設定しましょう!

入力した後、「テスト」をクリックして「テスト成功」の表示を確認します。

Google スプレッドシートの画面に移り、レコードが追加されているか確認をしてみましょう。
無事に指定のGoogle スプレッドシートに反映されましたね。


「完了」をクリックし、次のステップに進んでください!

ステップ7:Gmailで通知する設定

最後の設定です!
ここでは、Gmailで受信したファイルの格納とOCRが完了したことを指定のメールアドレスに通知する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

アプリは変更せず、連携するアカウント情報が正しいかを確認します。
確認後、画面を下にスクロールしましょう!


必須項目を入力し、そのほかは任意で設定しましょう。

入力完了後、「次へ」をクリックしましょう!
以下の画面が表示されたら、「メールの送信内容」を確認して「テスト」をクリックします。

「テスト成功」と表示されたら、「完了」をクリックしましょう!

最後にGmailの画面に移り、通知されたか確認をします。
確認できましたね。

以上で、フローボットの完成です!お疲れ様でした。

ステップ8:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていればOKです。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

手動で起動させる場合は、フロー画面右上の「起動する」をクリックすることで、お好きなタイミングでフローを起動できます。


Gmailを使った自動化例

様々な業務を自動化します。問い合わせ内容をAIで感情分析してチャットに通知したり、契約書や検収書を自動作成・更新。
また、添付ファイルをOCRで読み取り、データベースに追加することも可能です。
さらに、定期レポートの自動送信や、他アプリの通知、フォームからの問い合わせへの自動返信にも対応します。


■概要
Googleフォームで送信された問い合わせを抽出し、Gmailで自動返信するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。

‍■このテンプレートをおすすめする方
・顧客からの問い合わせメールをGoogleフォームで受け付けている企業のカスタマーサポート担当者
・カスタマーサポート業務を少人数で担当しており、問い合わせ対応の効率化が急務となっている企業の経営者や管理者
・類似した問い合わせが多く、定型的な一次対応に手間がかかっている方
・問い合わせ対応を行うスタッフの負荷を軽減したいサポートチームの責任者
・24時間対応が可能な問い合わせシステムを構築したい方

■注意事項
・Googleフォーム、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Googleフォームをトリガーとして使用した際の回答内容を取得する方法は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/6807133

■概要
このワークフローでは、LINEで新しい友だちが追加されるたびに、自動でGmailに通知が送信することが可能です。この自動化によって、情報の共有や管理がスムーズに行えるでしょう。
Yoomを利用すると、プログラミング不要で簡単にアプリ同士を連携することができます。

■このテンプレートをおすすめする方
・LINEを活用して顧客やチームメンバーとのコミュニケーションを管理している方
・新しい友だちの追加情報をGmailで一元管理したいビジネスパーソン
・手動での通知作業に時間を取られている業務担当者
・業務ワークフローの自動化を検討している中小企業の経営者
・LINEとGmailの連携を通じて情報の可視化を図りたい方

■注意事項
・LINE公式とGmailのそれぞれとYoomを連携してください。

■概要
「Slackの投稿内容をリアルタイムに翻訳しGmailに通知する」フローは、多国籍チームのコミュニケーションを円滑にする業務ワークフローです。グローバルな環境では、異なる言語でのやり取りが日常的となり、言語の壁が業務効率に影響を与えることがあります。このワークフローを活用することで、Slackでのチャット内容をリアルタイムに翻訳し、自動的にGmailに通知します。これにより、チーム全体が瞬時に理解できる形で情報が共有され、意思疎通のスムーズ化と業務の効率化が実現します。YoomのAPI連携やAI技術を駆使したこのワークフローは、言語に依存しない効果的なコミュニケーションをサポートします。

■このテンプレートをおすすめする方
・多言語を使用するチームでのコミュニケーションに課題を感じている管理者
・Slackのチャット内容を効率的に翻訳し、チーム全体に共有したいと考えている方
・リアルタイムでの情報共有を重視し、メール通知を活用したいビジネスユーザー

■注意事項
・Slack、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。




■概要
指定日時にkintoneのデータを取得し、PDFに変換後Gmailで送信するフローです。
Yoomではプログラミング不要でアプリ間の連携ができるため、簡単にこのフローを実現することができます。

‍■このテンプレートをおすすめする方
・営業報告やKPIレポートを上司に毎日提出している営業チームのメンバーや責任者
・複数の部署や支店からのデータを定期的に集計してレポート配信を行う経理担当者
・売上データや在庫状況などの月次報告書を関係者に送信したい方
・クライアントや取引先に進捗報告や実績レポートを定期的に送付しているプロジェクトマネージャー
・マーケティングデータの分析およびチームやクライアントへの報告を定期的に実施する必要があるマーケティング担当者

■注意事項
・kintone、Googleドキュメント、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。
・Googleドキュメントの報告書の雛形を準備しておいてください。詳細は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/8237765

■概要
Google Adsの運用において、日々のレポート取得や関係者への共有を手作業で行うことに手間を感じていませんか?毎日同じ作業を繰り返す中で、対応漏れや共有ミスが発生することもあるかもしれません。このワークフローは、Google Adsのレポート取得からGmailでの通知までを自動化するものです。Google Adsの定型業務を自動化することで、手作業による負担を軽減し、正確な情報共有を実現します。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・毎日行うGoogle Adsのレポート作成と共有を自動化し、業務を効率化したい方
・手作業によるレポートの取得漏れや共有ミスを防ぎたい広告運用担当者の方
・Google Adsのレポーティング業務を自動化し、コア業務に集中したい方

■注意事項
・Google Ads、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。

■概要
「Gmailの添付ファイルをOCRで読み取り、Microsoft Excelに追加する」ワークフローは転記作業の負担軽減に寄与します。
自動化により手作業で行う業務がへるため、入力ミスなどの人的エラーが軽減するでしょう。

■このテンプレートをおすすめする方
・毎日多くの添付ファイルを受信するが、手動で内容を確認するのに手間を感じている方
・添付ファイルの情報を効率的に管理し、必要に応じてMicrosoft Excelにデータを反映させたい方
・データ管理を効率化したい企業
・Microsoft Excelを日常的に使用し、データの集計や分析を行っている方
・手作業でのデータ入力に時間がかかり、より自動化されたワークフローを実現したい方

■注意事項
・GmailとMicrosoft ExcelのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
・OCRはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
・OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。

まとめ

Gmailで受信した請求書の管理を自動化することで、これまで手作業で行っていたファイルの保存やスプレッドシートへの転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。

これにより、担当者は単純作業から解放され、請求内容の確認や支払い処理といったコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:もっと複雑な条件でメールを絞り込めますか?

A:

はい、「特定のラベルがついたメールを受信したら」をトリガーに設定することも可能です。
また、Gmailの演算子を利用することで、件名に含まれるキーワードのメールを検索したり、特定の送信元からのメールを検索することもできます。
※演算子についての詳細は以下をご確認ください。

Q:OCR設定で読み取れなかった場合はどうなりますか?

A:

フローボットはエラーになり、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が届きます。
通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することが可能です。
エラーの対処法は以下をご確認ください。

Q:Google スプレッドシートの既存の行を更新できますか?

A:

はい、可能です。
「レコードを更新する」アクションに変更することで、指定したキー(ID・メールアドレスなど)と一致する行を特定し、ステータスなどの値を上書きできます。
たとえば、請求書の処理ステータスを「未処理」から「処理済」に変更するといったフローも構築できます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Ayu Sugiyama
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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