OpenAIとMicrosoft Teamsの連携イメージ

【簡単設定】OpenAIのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-08-27

【簡単設定】OpenAIのデータをMicrosoft Teamsに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「OpenAIで生成した文章を、手作業でMicrosoft Teamsのチャンネルに投稿している…」
「Microsoft Teamsでの長い議論の内容をOpenAIで要約したいけど、いちいちコピー&ペーストするのが面倒…」

このように、OpenAIとMicrosoft Teamsを連携させる際の非効率な手作業に、時間と手間を取られていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">OpenAIの生成結果を自動でMicrosoft Teamsに通知したり、Microsoft Teamsの投稿をトリガーにOpenAIを動かす仕組み</span>があれば、これらの定型業務から解放され、情報共有のスピードを格段に向上させながら、より創造的な業務に集中できる時間を確保できます!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで自動化を試したことがない方でもすぐに実践可能です。
ぜひこの記事を参考に、日々の業務を効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">OpenAIとMicrosoft Teamsを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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OpenAIとMicrosoft Teamsを連携してできること

OpenAIとMicrosoft TeamsのAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていた情報共有や要約作成といった業務を自動化できます。これにより、手作業による手間やミスを削減し、チーム内の情報伝達をより迅速かつ正確に行えるようになります。

ここでは具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、ご自身の業務に近いものや、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Google スプレッドシートに行が追加されたら、OpenAIで内容を要約しMicrosoft Teamsに通知する

Google スプレッドシートに議事録や日報などの情報が追加されるたびに、その内容をOpenAIが自動で要約し、指定したMicrosoft Teamsのチャンネルへ通知する連携です。

これにより、<span class="mark-yellow">スプレッドシートの更新を手動で確認し、内容を要約して共有する手間をまるごと削減</span>でき、チームメンバーは重要な更新情報をスムーズに把握できます。

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Notionに行が追加されたら、OpenAIで内容を要約しMicrosoft Teamsに通知する

Notionのデータベースに新しいページや行が追加された際に、その内容をOpenAIが自動で要約し、Microsoft Teamsへ通知する連携です。

プロジェクトの進捗報告やタスク管理をNotionで行っている場合に特に有効で、<span class="mark-yellow">Notionの更新情報をチーム内に即座に共有でき、情報共有の漏れを防ぎます。</span>

特定の条件で絞り込んで通知することも可能なため、より柔軟な自動化を実現します。

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OpenAIとMicrosoft Teamsの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にOpenAIとMicrosoft Teamsを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでOpenAIとMicrosoft Teamsの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Google スプレッドシートに行が追加されたら、OpenAIで内容を要約しMicrosoft Teamsに通知する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • OpenAIとMicrosoft Teamsをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • OpenAIのトリガー設定およびMicrosoft Teamsのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:Google スプレッドシート・OpenAI・Miceosoft Teamsをマイアプリ登録

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

なお、このナビと同じ手順でマイアプリ連携を行うことで、Google スプレッドシートのマイアプリ連携が完了します!

それではここから今回のフローで使用するその他のマイアプリ登録方法を解説します。

【OpenAIのマイアプリ連携】

次にOpenAIのマイアプリ連携をします。
※ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
※ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

先ほどと同様に、Yoomのマイページの「新規接続」ボタンをクリックし、検索窓からOpenAIを選択します。

以下の画像のような画面が表示されるので、内容に従って入力しましょう。
OpenAIのマイアプリ登録についてはこちらをご確認ください。

以上で、OpenAIのマイアプリ連携が完了です。

【Microsoft Teamsのマイアプリ連携】

先ほどと同様に、検索窓にMicrosoft Teamsと入力し、選択します。

以下の画面が表示されたら、使用するアカウントでログインします。


※詳しくはこちらをご確認ください。
Microsoft365サービス群におけるマイアプリ手順と注意事項|Yoomヘルプセンター
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。

これで、Microsoft Teamsの連携は完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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ワークスペースに自動的にテンプレートがコピーされるので、次に表示された画面で「OK」をクリックしてください。

ステップ3:Google スプレッドシートのトリガー設定

最初の設定です!
Google スプレッドシートに行が追加されたらフローボットが起動するように、アプリトリガーの設定を行います。
赤枠部分の「行が追加されたら」をクリックしてください。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報が使用するアカウントで間違いがないか確認しましょう。
トリガーアクションは「行が追加されたら」のままでOKです!

次に、アプリトリガーのAPI接続設定です。
設定完了後にテストを行うため、まずはGoogle スプレッドシートに行を追加しましょう!

※以下は例として作成したものです。今回は、Google スプレッドシートに業務報告の内容を追加した想定で進めます!

続いて、Yoomの設定画面に戻り、各項目を設定していきます。

  • トリガーの起動時間:5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。ここでは、5分で設定をしています。なお、基本的にはご契約プランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
    プランによって選択可能な最短の起動間隔が異なるため、ご注意下さい。
  • スプレッドシートシートID:入力欄をクリックすると候補が表示されます。候補から選択しましょう。
  • シートID:こちらも候補から選択してください。
  • テーブルの範囲(始まり):たとえば、AからE列のデータを取得したい時は「A」を指定します。
  • テーブルの範囲(終わり):こちらもAからE列のデータを取得したい時は、「E」を指定してください。
  • 一意の値が入った列:列内で値が重複しない列(ユニークキーとなる列)の列名を選択しましょう。

設定が完了したら「テスト」をクリックしましょう!
テストが成功すると「取得した値」に、先ほどGoogle スプレッドシートに追加した内容が表示されます。
正しくデータが表示されていることを確認して、「保存する」をクリックしてください。

※アウトプットについて
アウトプットとは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
取得したアウトプットは、後続のオペレーション設定時の値として活用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
つまり、各アクションで取得できた値をMicrosoft Teamsに自動送信可能です!
詳しくは
こちらをご参照ください。

ステップ4:OpenAIで要約する設定

以下の赤枠をクリックしてください。

タイトルを任意編集し、連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは変更せず、次に進みましょう!

次の画面で、必須項目を入力します。

  • 「メッセージコンテンツ」:ここでは、要約したい文章を挿入しましょう。先ほど取得したアウトプットを活用することができます。
    アウトプットは入力欄をクリックすると表示されます。
  • モデルID:候補から選択してください。

他の項目は任意で入力してください。

  • ロール:「ユーザー」・「システム」・「アシスタント」から選択します。
    ※ロールはユーザーと対話する際にGPTがどのような立場から回答を出力するか役割を決めます。
  • temperature・最大トークン:赤線を確認の上、直接入力してください。

入力ができたら「テスト」をクリックし、回答の生成ができているか確認します。
以下の画面にOpenAIから取得した情報が表示されていることを確認し、「保存する」をクリックしましょう。

ステップ5:Microsoft Teamsに通知する設定

最後の設定です!赤枠部分をクリックしましょう!

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認します。
アクションはそのままで「次へ」をクリックしてください。

次の画面に遷移したら、「チームID」と「チャネルID」を設定します。
それぞれ、以下画像のように「候補」から選択できます。

次に、通知する文章を設定します。
以下の画像のように、先ほど取得したアウトプットと任意の文章を組み合わせて設定しましょう。今回は以下のように設定しましたが、自由に設定してOKです。
※入力する際は、入力欄下の注釈を参照して入力してください。

【Tips】
このようにアウトプットを活用することで最新のデータをその都度Microsoft Teamsへ自動送信可能となります。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、下記画像のように「業務内容の要約です」などは手入力し、毎回変動することが望ましい「生成されたコンテンツ(OpenAIで生成した要約結果)」などはアウトプットを活用しましょう。

※日付を入力したい場合、入力欄をクリックして表示される「日付」から選択して以下のように設定しましょう。

設定できたら、「テスト」を実行しましょう。テストに成功したら、Microsoft Teamsにメッセージが通知されるので確認します。
最後に「保存」をクリックしてください。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていれば、フローの設定は完了です!
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

Microsoft TeamsのデータをOpenAIに連携したい場合

今回はOpenAIからMicrosoft Teamsへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft TeamsからOpenAIへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Microsoft Teamsにメッセージが送信されたら、OpenAIで要約し別のチャンネルに通知する

Microsoft Teamsの特定のチャンネルにメッセージが投稿されたら、その内容をOpenAIが自動で要約し、サマリーを別のチャンネルに通知する連携です。

活発な議論が交わされるチャンネルの<span class="mark-yellow">長文投稿やスレッドの要点を効率的に把握できるため、情報のキャッチアップにかかる時間を短縮</span>できます。

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Microsoft Teamsに特定のメッセージが送信されたら、OpenAIで要約しSlackに通知する

Microsoft TeamsとSlackを併用している環境で、Teamsの特定のメッセージをトリガーとしてOpenAIが内容を要約し、Slackに通知する連携です。

これにより、<span class="mark-yellow">Teams内の重要な情報をSlackを利用しているメンバーにも自動で共有できる</span>ようになり、ツールをまたいだシームレスな情報連携を実現します。

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OpenAIやMicrosoft TeamsのAPIを使ったその他の自動化例

OpenAIやMicrosoft TeamsのAPIを活用することで、チャット内容やフォーム回答、ファイル管理などの業務をスムーズに自動化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひ活用してみてください!

OpenAIを使った自動化例

OpenAIを活用すると、文章や画像の生成、要約などを自動で行い、情報共有や通知を効率化できます。
例えば、SlackやGoogleフォームで受け取った情報をOpenAIで処理し、メールやデータベースに反映させることで、手作業での情報整理や通知作業を省力化可能です!
さらに、Zoom通話の内容を文字起こしして要約するなど、会議情報の整理や共有もスムーズに行えます。

[[161140,178421,181410,231105,184515]]

Microsoft Teamsを使った自動化例

Microsoft Teamsの自動化を導入すると、チャット内容やファイルの管理、タスク作成などを効率化できます。
例えば、受け取ったメッセージやファイルを他ツールに自動で追加したり、AsanaやGoogleドキュメントと連携することで、情報の集約やタスク管理をスムーズに行えるはずです。
翻訳や通知の自動化も可能で、チーム内コミュニケーションの効率を向上できます!

[[93998,203143,202902,259334,231127]]

まとめ

OpenAIとMicrosoft Teamsの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた文章の要約やコピペ、チャンネルへの投稿といった一連の作業をなくし、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は情報共有の遅延や漏れを心配することなく、迅速かつ正確にチームへ情報を伝達でき、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Microsoft Teamsへの通知で特定の人にメンションできますか?

A:はい、可能です。メッセージに<at id='{メンションID}'>{メンションの表示テキスト}</at> と記載することでメンションができます。
メンションIDとメンションの表示テキストは任意のテキストを記載し、「メンションID」「メンションの表示テキスト」のフォームに入力する値と一致させてください。

Q:OpenAIのAPI利用料はどのくらいかかりますか?

ChatGPT APIの料金は、モデルや処理するトークン数(文字数に相当)によって異なります。なお、YoomではAPIキーを設定して連携します。
具体的な最新料金はOpenAI APIの料金ページをご覧ください。

Q:フローがエラーで停止した場合の対処法は?

A:フローボットでエラーが発生すると、Yoomに登録したメールアドレス宛に通知が届きます。通知にはエラーが起きたオペレーションや詳細のリンクが記載されており、すぐに原因を確認できます。まずは通知内容を確認し、設定の修正が必要な場合はYoomヘルプページを参照してください。
それでも解決しない場合は、お問い合わせ窓口からサポートにご連絡ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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