SlackとWrikeの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/04

【簡単設定】SlackのデータをWrikeに自動的に連携する方法

m.kinoshita

Slackでメッセージをやり取りしていると、話の流れから新たなタスクが生まれることって多いですよね。
問題なのは、「タスクについてその場で理解したため後でWrikeに登録して処理しよう」と思ってSlackを確認したら、ログが流れてしまいどのメッセージが該当するのもなのか解らなくなってしまうという点ではないでしょうか…。

また、Wrikeに新しいタスクを作成したことをSlackに伝えようと思っていて忘れてしまったり、知らない間にタスクが更新されていたなんてこともありませんか?

このような時はSlackとWrikeを連携するのがおすすめです!<span class="mark-yellow">APIを活用したアプリ連携を行えば、SlackのデータをWrikeに自動的に連携することが可能になります!</span>

API連携と聞くと難しそうに思うかもしれませんが、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomなら専門的な知識が無くても問題ありません!
誰でも簡単にアプリ連携ができる方法を画像付きで解説しているので、この機会にぜひ自動化を体験しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にSlackとWrikeの連携が可能です。
YoomにはあらかじめSlackとWrikeを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけで今すぐ連携が実現できます。

SlackとWrikeを連携してできること

SlackとWrikeのAPIを連携すれば、SlackのデータをWrikeに自動的に連携することが可能です!
たとえば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

 1. Slackでチャンネルに投稿された内容をWrikeにタスク化する

Slackをコミュニケーションツールとして使用しつつ、Wrikeでタスク管理を行っている場合などにおすすめのフローです。
チームのコミュニケーションとプロジェクト管理をスムーズに連携させる業務ワークフローで、Slackから重要な情報や依頼を自動的に抽出し、Wrikeのタスクとして登録します。情報の見落としを防ぎ、業務の効率化を実現するでしょう。

2. Slackでチャンネルに投稿されたらWrikeのタスクにコメントを追加する

Slackをコミュニケーションツールとして使用しつつ、Wrikeでタスク管理を行っている場合などにおすすめのフローです。
Slackの投稿をWrikeのタスク管理に自動で反映させる業務ワークフローで、コミュニケーションを効率的にプロジェクト管理に活用し、情報の一貫性を保つでしょう。

SlackとWrikeの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそくSlackとWrikeを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでSlackとWrikeを連携するので、プログラミング知識不要で設定可能。

Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう!

[Yoomとは]

今回は「Slackでチャンネルに投稿された内容をWrikeにタスク化する」フローボットを作成していきます!

この連携フローは、大きく分けて以下のプロセスで設定を進めます。

  • SlackとWrikeをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • Slackのトリガー設定とフローの各アクション設定
  • トリガーをONにして動作確認

ステップ1:SlackとWrikeをマイアプリ連携

はじめに、使用するアプリをマイアプリ登録します。
事前にマイアプリ登録を行うことで、その後の連携フローの設定がスムーズにできます。

マイアプリ登録は、Yoomの画面左側にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「+新規接続」をクリックします。

【Slackのマイアプリ登録】

検索窓にSlackと入力し、表示された候補から選択します。

アクセス権限許可画面が表示されるので、連携したいチャンネルをプルダウンから選択し、「許可する」をクリックします。
※Slackのマイアプリ登録方法について、詳細はこちらをご参照ください。

【Wrikeのマイアプリ登録】

検索窓にWrikeと入力し、表示された候補から選択します。

Wrikeのログイン画面が表示されるので、連携したいアカウントでログインしましょう。

ログイン後、Yoomとの連携を「承認」してください。

マイアプリにSlackとWrikeが表示されていれば登録完了です!

ステップ2:テンプレートをコピーする

ここから早速、連携フローを作っていきます!簡単に設定できるようテンプレートを利用します。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてコピーしてください。

コピーすると、下図のようにYoom管理画面にテンプレートが表示されます。「OK」をクリックして、設定を進めましょう!

ステップ3:Slackのトリガー設定

はじめに、フローボットが自動的に起動されるよう、トリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの、「新しいメッセージがチャンネルに投稿されたら」をクリックしてください。

クリックすると、下図のような画面に遷移します。
「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。トリガーアクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定を行います。

(1/2)トリガーの起動間隔設定

トリガーの起動間隔を設定します。プルダウンから選択しましょう。
※トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

(2/2)対象のチャンネルIDの設定

フローボットを起動させるトリガーとなる、対象のチャンネルIDを指定します。
ここで設定したチャンネルに新しいメッセージが投稿されると、フローボットが起動するようになります。

「チャンネルID」欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。

設定完了後、「チャンネルID」に指定したチャンネルに新規投稿を送信し、「テスト」を実行しましょう。

▼ テスト投稿文 ▼

▼ テスト結果 ▼

取得されたアウトプットの内容を確認し、「保存」しましょう。

※テストが成功しない場合
指定したチャンネルにテキストを投稿していてもテストが成功しない場合、こちらのページをご参照ください。

ステップ4:AIを活用したデータ抽出設定

続いて、フローの各アクション設定を行います。

まずは、AIを活用し、Slackの投稿文からデータを抽出するアクション設定です。
「テキストからデータを抽出する」をクリックしてください。

クリックすると、アクション選択画面が表示されます。
テンプレートを使用しているため、デフォルトのままで問題ないです。このまま「次へ」をクリックしましょう。

次に、詳細設定を行います。

(1/2)対象のテキスト設定

AIを活用してデータを抽出する、対象のテキストを指定します。トリガー設定で取得したアウトプットを引用して設定しましょう。

(2/2)抽出したい項目の設定

投稿されたテキストの中から、データを抽出したい項目を設定します。カンマ(,)区切りで指定してください。

設定完了後、「テスト」を実行し、正しくアウトプットが取得されることを確認します。

アウトプットの内容を確認し、「保存」しましょう。

ステップ5:Wrikeにタスクを追加するアクション設定

続いて、抽出したデータを基に、Wrikeにタスクを追加するアクションの設定です。
「タスクを作成」をクリックしてください。

連携アカウントとアクション選択画面が表示されます。
「連携するアカウント情報」にはステップ1でマイアプリ登録した際の情報が記載されます。アクションはそのままにし、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定を行います。

(1/6)タスクのタイトル設定

タスクを自動作成する際のタイトル設定です。データ抽出アクションで取得したアウトプットを引用することで、タスクごとの内容に合わせたタイトルを設定できます。

(2/6)フォルダーIDの設定

作成したタスクを格納するフォルダーを指定します。「フォルダーID」欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。

※「優先タスクID」「重要度」は必要に応じて指定してください。

(3/6)タスク説明の設定

タスクの説明欄に記載する内容についての設定です。
定型文とアウトプットを活用することで、タスクごとの内容に合わせた説明文を登録できます。

(4/6)タスクの開始日設定

自動作成するタスクの開始日を指定します。今回は「日付」アウトプットを引用し、タスクを作成した日が開始日となるように設定してみました!
※Slackの投稿文に「タスク開始日」といった項目を入れて投稿すると、データ抽出アクションでアウトプットを取得し引用できるので、ご活用ください。

(5/6)タスク期限の設定

タスク期日の設定です。アウトプットを引用して設定することで、タスクごとの期日に合わせて自動登録されます。

(6/6)タスクのステータス設定

タスクを自動作成した際のステータス設定です。必要に応じてプルダウンメニューから選択してください。

※「担当者」「共有者」は必要に応じて設定してください。

設定完了後、「テスト」を実行し、Wrikeに正しくタスクが作成されることを確認してください。確認後、「保存」しましょう。

ステップ6:トリガーをONにして動作確認

以上で全ての設定が完了しました!トリガーを「ON」にして、動作確認をしましょう。

設定お疲れ様でした!ぜひ、実際の業務で活用し、業務効率の改善を体感してみてくださいね。

WrikeのデータをSlackに連携したい場合

今回はSlackからWrikeへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にWrikeからSlackへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

1. Wrikeでタスクが更新されたらSlackに通知する

Wrikeをチームのタスク管理ツールとして使用し、Slackをチームのコミュニケーションツールに使用している場合などにおすすめのフローです。
タスクの進捗や変更が自動でSlackに通知され、情報共有がスムーズになることで、チーム全体が最新の状況を把握でき、効率的な業務遂行が実現するでしょう。

2.Wrikeにタスクが登録されたらSlackに通知する

Wrikeをチームのタスク管理ツールとして使用しながら、Slackをコミュニケーションツールとして使用している場合におすすめのフローです。
タスクの確認漏れを防ぎつつ、最新のタスク情報をタイムリーに把握することができることで、対応の迅速化に期待できるでしょう。

SlackとWrikeのAPIを使ったその他の自動化例

SlackとWrikeのAPIを活用すれば、様々な自動化の実現が可能です!
例えば以下のような自動化はいかがでしょうか。

Slackを使った自動化例

添付ファイルの保存やデータベースツールとの連携の他、チャットツールの手軽さや素早いレスポンス性能を生かした連携がおすすめです!

Wrikeを使った自動化例

他のタスク管理ツールと連携してチームごとのタスク管理をサポートしたり、タスクをデータベースに登録、またはデータベースに追加された内容でタスクを作成することも可能です!

終わりに

SlackとWrikeを連携させることで、チームで共有すべきタスクの管理や作成がスムーズになることが期待できるでしょう!これまで手作業で行っていたタスク作成やSlackへの送信作業なども簡略化されるため、一連のフローを手動で行うよりもスピーディーに完結できるはずです。

また、<span class="mark-yellow">Yoomは今回紹介した自動化以外にも多くのテンプレートを用意しています!</span>普段活用しているアプリ同士の連携が簡単に導入できれば、ストレスフリーなワークフローが実現可能かもしれません…!

さらに、連携に関してはプログラミング不要なため導入も簡単で、専門知識がなくてもスムーズに設定できるのが嬉しいポイントですよね!この機会に業務の負担を減らし、快適な作業環境を整えるためにも、今すぐYoomに登録して自動化を導入しましょう!

この記事を書いた人
m.kinoshita
医療事務からweb制作ディレクターへ転身し、web制作に携わる中でwebコラムなどの記事制作に興味を持ち、Yoomに出会いました。 Yoomを活用することで自動化できる業務の多さにはとても驚いたとともに、最先端の技術に触れることができるワクワク感を感じました。 Yoomを活用して業務効率化を図るにあたり、「あると便利」なお役立ちコンテンツを、わかりやすくお届けしていきます!
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