2024/10/31
アプリ同士の連携方法

Stripeで支払いがされたことをSlackに通知できるようにした!

a.ohta
StripeとSlackの連携イメージ

目次

オンラインビジネスの普及にともない、クレジットカードなどでスムーズな支払いが行えることは、顧客のニーズに寄り添ううえでも必要と言えるでしょう。そのため、Stripeのようなオンライン決済を簡単に導入できるツールは大変便利ですよね。
オンライン決済を導入することで、消費者はいつでもどこでも手軽に支払いが行えるようになります。このことから、企業にとってビジネスの成長を促進するきっかけにもなり得るのではないでしょうか。
そこで今回は、<span class="mark-yellow">オンライン決済の情報をいち早く把握し、ビジネスの動向が把握しやすくなるアプリ連携を紹介しましょう!</span>
Stripeと連携するのはコミュニケーションツールのSlackです。まずは、この2つを連携するとどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

StripeとSlackを連携するメリット

1.後工程がスムーズになる

今回の連携により、Stripeで支払いがされたらSlackに通知が届くようになります。
そのため、購入されたものが物品の場合は、出荷準備などの後工程への流れがスムーズになることが期待できます。Stripeの支払い情報がSlackへ通知される際、あらかじめメンションを設定することも可能なため、担当者への依頼が素早く完了するでしょう。
これにより、チームメンバーや部署間での連絡業務が簡略化され、作業が効率よく行えるはずです。

2.売れ行きや動向が把握しやすくなる

Stripeで支払いが行われた情報は、素早くSlackへ通知されます。Slackをメインコミュニケーションツールとして使用しているのであれば、Stripeをチェックせずとも売れ行きを確認しやすくなるため、異なるツールの往来を削減可能です。
また、商品やサービスの売れ行きがリアルタイムで把握できるようになることで、いつ誰が支払いを行ったのか認識しやすくなり、マーケティングなどへの流用が容易に行えるかもしれません。

[Yoomとは]

これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで、「Stripeで支払いが行われたらSlackに通知する」というタスクを自動化するフローボットの作成方法を紹介します。
Yoomの登録後、ぜひ作成してみてください!

<span class="mark-yellow">【ご確認ください】</span>
※Stripeは一部有料プランでのみご利用いただけるアプリとなっております。
※有料プランは、2週間のトライアルを行うことが可能です。

上記のフローボットテンプレートは、下記よりコピー可能です。

1.上のバナーの「詳細を見る」をクリック
2.移行した画面下部の「このテンプレートを試してみる」をクリック
3.Yoomの登録を行う

※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

StripeとSlackの連携フローの作り方

ステップ1:StripeとSlackをマイアプリ連携

Yoomの登録が完了すると、フローボットのテンプレートが「マイプロジェクト」にコピーされます。
画像のような表示がされたら、左側にあるメニューから「マイアプリ」を選択してください。

右上の新規接続ボタンをクリックします。


ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

StripeとYoomの連携

1.検索する
ボックスに「Stripe」と入力し、Stripeのアイコンを選択してください。

2.必須項目の入力

アカウント名とアクセストークンを入力します。

アカウント名は任意のネーミングにしましょう。会社名や担当者名などのわかりやすいものがおすすめです。
アクセストークンに関して、詳しくはStripeのマイアプリ登録方法をご確認ください。

3.追加する

アカウント名とアクセストークンの入力ができたら、右下の追加ボタンを押してください。
画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

SlackとYoomの連携

1.検索する
検索ボックスに「Slack」と入力し、Slackのアイコンをクリックします。

2.必須項目の入力

上記のような画面が表示されるので、翻訳されたメッセージを投稿したいチャンネルをプルダウンから選択します。
その後、「許可する」を押しましょう。

Yoomの画面に自動で切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

以上でStripeとSlackのマイアプリ連携が完了しました。
次は、先ほどコピーしたテンプレートを活用し、フローボットの設定を行いましょう。
フローボットテンプレートを、下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページの「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合はログイン画面が表示されるので、ログインしましょう。

ステップ2:Stripeからデータを取得する設定

1.マイプロジェクトを開く


画面左側のメニューから「マイプロジェクト」を開きましょう。

2.コピーしたテンプレートを開く
「【コピー】Stripeで支払いが行われたらSlackに通知する」をクリックします。

3.アプリトリガーを選択
Stripeのアイコンの「支払いが正常に完了したら」を選択してください。
次へを押します。

4.テスト実行

Stripeで行われた支払いデータをテスト送信します。
テストボタンを押し、青く「テスト成功」と表示がされたら次へ進みましょう。

5.テスト実行②


再びテストを行います。
テストボタンを押し「成功」と表示がされたら、保存を押してください。

ステップ3:Slackへ通知する設定

1.アプリトリガーを選択
Slackのアイコンの「チャンネルにメッセージを送る」をクリックします。
タイトルなどの設定は完了しているため、次へを押しましょう。

2.投稿先のチャンネルIDを設定する

どのチャンネルにStripeの支払い完了データを投稿するのか設定します。

ボックスをクリックするとチャンネルが一覧表示されるので、Stripeの支払い完了データを受け取りたいチャンネルを選択しましょう。
選択することでボックスに挿入され、設定が完了します。

3.メッセージ内容の設定

次はSlackに投稿するメッセージを設定します。
テンプレートを使用しているため既に設定は完了していますが、任意で変更することができます。
変更する場合のデータ挿入は以下の通りです。

Stripeのアイコンの「支払いが正常に完了したら」を選択します。

Stripeのデータが画像のように表示されます。
通知したい内容をクリックで挿入しましょう。

データが挿入できると画像のようになります。
他にも必要なデータがある場合、同じように挿入していきましょう。

4.レイアウトを整える
見やすくするために、レイアウトを整えましょう。


今回は画像のようにしました。
改行や記号を用いることで見やすくなるため、好みのレイアウトに変更しましょう。
また、メンションを付けることも可能です。詳しくはボックス下部の補足をご確認ください。

5.テストの実行
レイアウトを整えたら、画面下にあるテストボタンを押します。
テスト成功の表示がされたら、設定は完了です。保存をしましょう。

6.トリガーをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。
トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

以上でStripeとSlackのアプリ連携の作成は完了です。

今回使用したフローボットテンプレート
Stripeで支払いが行われたらSlackに通知する

Stripeを使ったその他の自動化例

他にStripeを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつか紹介します。

1.Stripeで支払いが行われたらDiscordに通知する

今回のフローボットのDiscordバージョンです。Yoomでは様々なコミュニケーションツールとの連携が可能なため、好みのツールを選択しましょう。

2.Stripeで支払いが行われたらGmailでサンクスメールを送信する

支払いが完了したことを購入者に知らせるメールを導入しませんか?支払いが正常に行われたことが認識できれば、購入者は安心感を得られるでしょう。

3.Stripeで支払いが作成されたらfreeeに売上取引を登録

Stripeの売り上げをfreeeに自動で登録することも可能です。事務作業が削減でき、業務負担の軽減になることが期待できます。

まとめ

IT社会においてオンライン決済サービスは当たり前になりつつあります。導入することで購入者と企業の双方にメリットがあるのではないでしょうか。
そのため、今回の連携を導入して売れ行きの動向が把握しやすくなれば、データ分析などへの流用も容易になるはずです。
少しでも気になったら、Yoomをぜひご活用ください。

この記事を書いた人
a.ohta
雑貨店の店長を経験後はSEOライターとして在宅勤務を開始。後にマーケティングのスタートアップ企業と5年間ほど業務委託契約。 東大生に囲まれながらパソコンを抱え、様々なビジネス用語やSaaSツールの使い方を勉強する日々でした。 雑貨店の店長をしていた頃は、売上と在庫管理、人材管理、発注などの事務作業に幾度となく時間を奪われ、接客ができず売り時を逃がすこともしばしば。業務委託の際にも入力などの細かい作業が多く、「こんな単調な作業、自動化できないの?」と思っていたので、Yoomのビジョンには大いに共感しています!
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