■概要
Amazon Seller Centralの注文情報を管理するため、定期的に手動でデータを抽出し、Google スプレッドシートに転記する作業に時間を取られていませんか。この作業は、件数が増えるほど入力ミスなどのリスクも高まります。このワークフローは、AmazonのAPIを活用し、指定したスケジュールで注文情報を自動的に取得してGoogle スプレッドシートへ追加します。定型業務を自動化し、より重要な分析業務などに集中できる環境を構築します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Amazon Seller Centralの注文データを手作業で転記しており、手間を削減したいEC担当者の方
- Google スプレッドシートでの売上管理を、ヒューマンエラーなく正確に行いたい方
- AmazonのAPIを利用したデータ連携を、プログラミングなしで手軽に実現したい方
■このテンプレートを使うメリット
- Amazon Seller Centralの注文情報を定期的に自動で取得し、Google スプレッドシートへ記録するため、手作業での転記業務にかかる時間を短縮します。
- AmazonのAPIを介してデータを直接連携させるため、手入力による転記ミスや計上漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、データの正確性を維持できます。
■フローボットの流れ
- はじめに、Amazon Seller CentralとGoogle スプレッドシートをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガー機能を選択し、「スケジュールトリガー」アクションでフローを起動する日時を設定します。
- 次に、オペレーションでAmazon Seller Centralの「注文情報の一覧を取得」アクションを設定し、指定した期間の注文を取得します。
- 次に、繰り返し処理機能を設定し、取得した注文情報1件ずつに対して後続の処理を実行するようにします。
- 繰り返し処理の中で、Amazon Seller Centralの「注文の購入者情報を取得」「注文の配送先住所を取得」「注文の商品情報を取得」アクションをそれぞれ設定し、詳細情報を取得します。
- 最後に、同じく繰り返し処理の中でGoogle スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、取得した注文情報を指定のシートに追加します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガーの設定では、毎日、毎週、毎月など、フローを起動させたい日時や頻度を任意で設定してください。
- Amazon Seller Centralで注文情報を取得する際、対象としたいマーケットプレイスID、販売地域、注文の発生期間、注文ステータスなどを任意で指定できます。
- Google スプレッドシートにレコードを追加するアクションでは、連携先のシートIDを任意で指定してください。
- Google スプレッドシートに登録する内容は、固定のテキストだけでなく、前段のオペレーションで取得した注文に関する様々な情報を変数として埋め込むなど、柔軟なカスタムが可能です。
■注意事項
- Amazon Seller Central、Google スプレッドシートのそれぞれとYoomを連携してください。
- 「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。