■概要
Googleカレンダーにイベントの予定を登録した後、告知や資料に使うデザインをCanvaで作成し、手作業で予定に添付する業務に手間を感じていませんか。
このワークフローを活用すれば、GoogleカレンダーとCanvaをスムーズに連携できます。Googleカレンダーで特定の予定が作成されると、自動でCanvaから関連デザインのダウンロードリンクを取得し、予定に追記するため、デザイン共有の手間や添付漏れといった課題を解消します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Canvaで作成したデザインをGoogleカレンダーの予定に手動で添付している方
- イベントやセミナーの運営で、GoogleカレンダーとCanvaを頻繁に利用するマーケティング担当者の方
- SNS投稿の計画をGoogleカレンダーで管理し、Canvaで画像を制作しているチームの方
■このテンプレートを使うメリット
- Googleカレンダーへの予定作成を起点に、Canvaのデザイン取得から予定へのリンク追記までを自動化し、手作業の時間を削減できます。
- 手動でのリンクのコピー&ペーストが不要になるため、デザインの選択ミスやリンクの貼り忘れといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、GoogleカレンダーとCanvaをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでGoogleカレンダーを選択し、「予定が作成されたら」を設定します。
- 次に、オペレーションでAI機能を選択し、予定の件名などからデザイン検索に利用するキーワードを抽出します。
- 次に、オペレーションでCanvaを選択し、「デザインを検索」アクションで先ほど抽出したキーワードをもとに該当のデザインを探します。
- 続いて、見つかったデザインを対象に、Canvaの「デザインをエクスポートするジョブを作成」アクションを設定します。
- 次に、作成されたジョブをもとに、Canvaの「デザインのダウンロードリンクを取得」アクションを設定します。
- 最後に、オペレーションでGoogleカレンダーを選択し、「予定を更新」アクションで取得したリンクを予定の説明欄などに追記します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Googleカレンダーのトリガー設定では、対象とするカレンダーIDや、特定のキーワードを含む予定のみを起動の条件とすることが可能です。
- AI機能では、予定の件名や説明文といった情報から、Canvaでの検索に利用したいキーワードなどを抽出項目として任意に設定できます。
- Canvaでデザインをエクスポートする際、ファイル形式(PNG, JPG, PDFなど)を任意で指定できます。
- Googleカレンダーの予定を更新する際、取得したダウンロードリンクを、予定の説明欄や場所の項目など、任意の場所に追記するよう設定できます。
■注意事項
- Googleカレンダー、CanvaのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- オペレーション数が5つを越えるフローボットを作成する際は、ミニプラン以上のプランで設定可能です。フリープランの場合はフローボットが起動しないため、ご注意ください。