■概要

飲食店などでLINE公式アカウントからの予約を受ける際、メッセージを確認して手作業でカレンダーに登録する作業に手間を感じていませんか。
また、対応の遅れや転記ミスが発生することもあるかもしれません。
このワークフローを活用すれば、LINE公式アカウントでメッセージを受け取ると、AIが内容を解析しGoogleカレンダーへ自動で予定を追加するため、予約受付をスムーズに自動化できます。

■このテンプレートをおすすめする方

• LINE公式アカウントを使った予約対応に課題を感じている店舗責任者の方
• 手作業による予約管理での入力ミスや対応漏れを自動化によってなくしたい方
• 予約受付からカレンダー登録までを自動化し、接客などのコア業務に集中したい方

■このテンプレートを使うメリット

• LINE公式アカウントでのメッセージ受信からGoogleカレンダーへの予定登録までが自動化され、予約対応にかかる時間を削減できます。
• 予約で起こりがちな転記ミスや対応漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、予約管理の品質向上に繋がります。

■フローボットの流れ

1. はじめに、LINE公式アカウントとGoogleカレンダーをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでLINE公式アカウントを選択し、「ユーザーからメッセージを受けとったら」というアクションを設定します。
3. 次に、オペレーションでAI機能を設定し、受け取ったメッセージから予約日時などの情報を抽出します。
4. 次に、Googleカレンダーの「予定を検索する」アクションで、同日時に既に予約が入っていないかを確認します。
5. 次に、分岐機能を設定し、カレンダーの空き状況に応じて後続の処理を分けます。
6. 予約が可能な場合は、Googleカレンダーの「予定を作成」アクションで、抽出した情報をもとに予定を登録します。
7. 最後に、LINE公式アカウントの「テキストメッセージを送信」アクションで、予約完了または予約不可の旨をお客様に自動で返信します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• AI機能でのテキスト抽出では、お客様のメッセージから抽出したい項目を任意に設定できます。
• Googleカレンダーで予定を検索したり、新規で作成したりする際、タイトルや説明欄にAIで抽出した予約情報などを変数として埋め込むことが可能です。
• 分岐機能では、Googleカレンダーの検索結果など前段で取得した情報をもとに、後続の処理を分岐させる条件を自由に設定できます。
• LINE公式アカウントからの返信メッセージは、予約完了時や満席時など、状況に応じた内容を固定値や変数を用いて自由にカスタマイズできます。

■注意事項

• LINE公式アカウント、GoogleカレンダーのそれぞれとYoomを連携してください。
• 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能（オペレーション）となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能（オペレーション）を使用することができます。
• オペレーション数が5つを越えるフローボットを作成する際は、ミニプラン以上のプランで設定可能です。フリープランの場合はフローボットが起動しないため、ご注意ください。