■概要
YouTubeチャンネルの運営において、視聴者からのコメント一つひとつに返信するのは時間と手間がかかる作業ではないでしょうか。エンゲージメントを高める上で重要な業務ですが、数が増えると対応が追いつかなくなることもあります。 このワークフローを活用すれば、特定のYouTube動画にコメントが投稿された際に、Difyが内容を解釈し自動で返信を作成・投稿します。これにより、YouTubeのコメント返信に関わる定型業務を効率化し、視聴者との円滑なコミュニケーションを維持することが可能です。
■このテンプレートをおすすめする方
- YouTubeチャンネルを運営し、コメントへの丁寧な返信に課題を感じている方
- Difyなどの生成AIを活用して、YouTubeのコメント返信を自動化したい方
- 視聴者エンゲージメントを高めつつ、チャンネルの運用工数を削減したい方
■このテンプレートを使うメリット
- コメント投稿を検知しDifyが自動で返信を作成するため、これまで手作業で行っていたYouTubeでのコメント返信作業の工数を削減できます
- システムが常時監視し自動で応答するため、コメントの見落としや返信漏れといった機会損失を防ぐことに繋がります
■フローボットの流れ
- はじめに、DifyとYouTube Data APIをYoomと連携します
- 次に、トリガーでYoutube Dataを選択し、「動画にコメントが投稿されたら」というアクションを設定します
- 次に、オペレーションでDifyを選択し、「チャットメッセージを送信」アクションを設定し、トリガーで受け取ったコメント内容を基に返信文を生成させます
- 最後に、オペレーションで再度Youtube Dataを選択し、「コメントに返信する」アクションを設定し、Difyが生成したテキスト内容を返信します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Youtube Dataのトリガー設定では、コメントを監視したい対象の動画IDを任意で設定してください
- Difyでチャットメッセージを送信するアクションでは、会話の継続性を担保するための任意のuser(ユーザー識別子)を設定してください
■注意事項
- YouTube Data API、DifyのそれぞれとYoomを連携してください
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください
- Difyのマイアプリ連携方法は「Difyマイアプリ登録方法と連携するとできること」をご参照ください