■概要
Google広告の運用において、キーワードの選定や検索ボリュームの定期的なチェックは欠かせない業務ですが、手作業での確認や記録には多くの時間がかかるのではないでしょうか。また、手作業による転記ミスなども発生しがちです。このワークフローを活用すれば、Google Adsから定期的にキーワードの検索ボリュームを自動で取得し、Microsoft Excelに記録できるため、こうした手間やミスを解消し、より効率的な広告運用を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Google広告で利用するキーワードの選定や管理を効率化したいマーケティング担当者の方
- キーワードの検索ボリュームを手作業で調査し、Microsoft Excelにまとめている方
- 定期的なデータ収集業務を自動化し、より戦略的な業務に時間を割きたいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- 週次など設定したスケジュールで自動的に処理が実行されるため、キーワード調査にかかる作業時間を短縮できます。
- 手作業によるデータのコピー&ペーストが不要になるため、転記ミスや確認漏れといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google Ads、Microsoft Excel、OutlookをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでスケジュールトリガーを選択し、フローを起動したい日時(例:毎週月曜日の午前9時)を設定します。
- オペレーションで、Microsoft Excelの「複数のレコードを取得する」アクションを設定し、調査したいキーワードが記載されたシートから情報を取得します。
- 次に、繰り返し処理を設定し、取得したキーワードを一つずつ処理するようにします。
- 繰り返し処理の中で、Google Adsの「キーワードの検索ボリュームを取得」アクションを設定します。
- 次に、Microsoft Excelの「レコードを更新する」アクションを設定し、取得した検索ボリュームを該当のキーワードの隣のセルなどに書き込みます。
- 最後に、Outlookの「メールを送る」アクションで、処理完了を任意の宛先に通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガーでは、このワークフローを実行したい曜日や時間などを任意で設定してください。
- キーワード一覧を取得するMicrosoft Excelのアクションでは、対象のファイルやシートなどを任意で指定します。
- Google Adsのアクションでは、利用する広告アカウントIDや、検索ボリュームを取得するキーワードとして、前段で取得した値を設定してください。
- 検索ボリュームを書き込むMicrosoft Excelのアクションでは、更新対象のファイルやシートなどを任意で指定します。
- Outlookでの通知設定では、任意の宛先や件名、メッセージ内容を設定でき、本文に前段で取得した情報を含めることも可能です。
■注意事項
- Google Ads、Microsoft Excel、OutlookのそれぞれとYoomを連携してください。
- 「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
- Microsoft Excelに対して値の追加や更新を行う際は、データベースを操作するオペレーションの設定をご参照ください。