サイボウズ社は、Garoonやkintoneなど複数のツールを開発・展開しています。
今回は基本編としてGaroonとの連携をご紹介し、応用編でkintoneとの連携についてお伝えします。
この記事を読めば、サイボウズとMicrosoft Excelのアプリ連携は完璧です!
GaroonとMicrosoft Excelを連携するメリットと自動化例
Garoonはスケジュールやワークフローなどの管理機能を備えており、企業のあらゆる情報管理を一元化できる特徴を持っています。
一方、kintoneは業務改善を目的としたプラットフォームとして情報の管理や共有を効率的に行うことが可能です。
今回は、サイボウズ社の提供するGaroonについて、Microsoft Excelとの連携で効率的なスケジュール管理やワークフロー管理が可能となることをお伝えします。
GaroonとMicrosoft Excelを連携するメリット
まず、連携のメリットを3点ご紹介します。
1点目は、情報の一元管理ができることです。
連携により、Garoonに登録されるデータを自動的にMicrosoft Excelに同期することが可能です。データの重複や転記もれを防ぎ、正確な情報を常に保持することができます。
2点目は、業務プロセスの効率化が図れることです。
Garoonで情報の登録や更新が行われた際、続いてMicrosoft Excelで必ず行う操作があれば、2つを連携することで、Excelを用いた業務を自動化することができます。手作業に必要な時間やミスをなくし、効率的に業務を進めることが可能です。
3点目は、データの加工や分析を柔軟に行えることです。
Garoonの予定やワークフローの申請データなどをMicrosoft Excelに取り込むことで、その情報をもとに、案件の進捗管理や情報の分析を行うことができます。集計やグラフ化、関数を用いた計算など、Excelでデータを加工することによって、情報のより深い分析や可視化が可能になります。
GaroonとMicrosoft Excelの連携で自動化できる業務フローの例
続いて、連携による業務の自動化の例についても3点ご紹介します。
1点目は、Garoonの予定登録時に、Microsoft Excelのデータベースにレコードを追加する業務フローです。
これにより、Garoonのスケジュール情報をExcelでまとめて管理することができます。プロジェクト管理に役立てたり、営業戦略の立案や改善を行ったり、社内全体のリソース配分の最適化を検討したりすることができます。
2点目は、Garoonでワークフローが承認された際、Microsoft Excelで書類を作成しPDFで保存する業務フローです。
Garoonのワークフローが承認された後で定型の書類が必要となる場合、あらかじめ書類の雛形を準備しておくだけで、書類を自動作成し保存することが可能です。
契約書や発注書などの外部向けの書面作成が行えるのはもちろん、PDFデータとして残しておきたい社内保管の書類を作成する場合にも便利です。
3点目は、Garoonでワークフローが承認された際、Microsoft Excelにレコードを追加する業務フローです。
スケジュールだけでなく、ワークフローの情報もExcelに同期させることが可能です。
これにより、経理や人事労務などのバックオフィス業務に関する情報をまとめて確認できます。また、契約書の押印申請データをもとに案件の進捗を一括管理することも可能です。
Yoomを使った連携と自動化がおすすめ!
ご紹介したメリットや自動例から、連携と自動化を試してみたくなった方に朗報です!
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先ほどの例でも挙げた、Garoonに予定が登録されたら、Microsoft Excelにレコードを追加する業務フローについて、テンプレートを使った作成方法を詳しくお伝えします。
業務フローの作成は、テンプレートがあれば更に簡単です!
以下のリンクの「試してみる」から、テンプレートをコピーしてください。
※注意
今回のご紹介するMicrosoft Excelに関する業務フローは、OneDriveもしくはSharePointに保存されたファイルが対象です。
ローカルファイルでは利用できませんので、ご了承ください。