freee会計とMicrosoft Excelの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-22

【簡単設定】freee会計のデータをMicrosoft Excelに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「freee会計とMicrosoft Excel、どちらも業務に必須だけど、会計データや経費情報をMicrosoft Excelに手入力したり、逆にMicrosoft Excelのリストをfreee会計に反映させるのが本当に手間……」
「毎月の締作業でfreee会計からレポートをダウンロードして、Microsoft Excelで加工して……なんて作業に時間を取られて、他の仕事が進まない!」
このように、freee会計とMicrosoft Excel間でのデータの手作業による連携に、非効率さやストレスを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">freee会計の取引データや経費情報を自動でMicrosoft Excelの帳票に反映させたり、Microsoft Excelで管理している顧客リストをfreee会計に自動で取り込む仕組み</span>があれば、日々の面倒な入力作業や転記ミスによる手戻りから解放されるでしょう。

分析的な業務や戦略立案といったコア業務に集中できる貴重な時間を生み出せるはずです!

今回ご紹介する自動化は、プログラミングの知識が一切不要で、誰でも簡単に設定できます。
これまで自動化を諦めていた方や、何から手をつければ良いか分からなかった方でも安心してください。
日々の業務をもっと楽に、そして正確に進めることが可能になりますよ!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">freee会計とMicrosoft Excelを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。
今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

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freee会計とMicrosoft Excelを連携してできること

freee会計とMicrosoft ExcelのAPIを連携させれば、これまで手作業で行っていたデータ入力や情報共有の手間を削減し、業務の正確性とスピードを格段に向上させることが可能になります!
例えば、freee会計で新しい経費申請が承認された際にその内容をMicrosoft Excelの管理表へリアルタイムに自動追記したり、逆にMicrosoft Excelで管理している商品マスタや取引先情報をfreee会計へ定期的に同期したりといったことが実現できます。
これにより、日々のルーティンワークから解放され、より付加価値の高い業務に集中できるようになるでしょう。

気になる自動化例の「試してみる」をクリックしてアカウント登録するだけで、すぐにfreee会計とMicrosoft Excelの連携を実際に体験できます。
登録はたったの30秒で完了するので、ぜひ気軽にお試しください!

freee会計で経費申請が作成されたら、Microsoft Excelに自動追加する

<span class="mark-yellow">freee会計で経費申請が作成されたタイミングで、申請日、金額、内容、部門などの関連情報が自動的にMicrosoft Excelの指定したワークシートの新しい行に追記する</span>フローです。

手作業による転記の手間やミスをなくし、最新の経費情報をMicrosoft Excelで把握できるようになるため、迅速な経費分析やレポート作成に役立てることができるでしょう。

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freee会計で特定条件に合う経費申請が作成されたら、Microsoft Excelに自動追加する

全ての経費申請をMicrosoft Excelに記録するのではなく、「特定のプロジェクトに関連する申請のみ」や「交際費など特定の勘定科目の申請のみ」といった、特定の条件に合致する経費情報だけを抽出してMicrosoft Excelで管理・分析したいケースもあると思います。

このテンプレートでは、freee会計で経費申請が作成された際に、<span class="mark-yellow">あらかじめ設定した条件(プロジェクトコード・勘定科目・金額範囲など)に基づいて経費申請をフィルタリングし、該当する申請情報のみをMicrosoft Excelの専用シートに自動で追加</span>します。

必要な情報だけを効率的に集計・分析することにより、詳細で戦略的な経費管理や予算実績管理が実現可能に。

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freee会計とMicrosoft Excelの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、freee会計とMicrosoft Excelを連携させたフローの作成方法を解説していきます!

Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「freee会計で経費申請が作成されたら、Microsoft Excelに自動追加する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • freee会計とMicrosoft Excelのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • トリガーとなるfreee会計のWebhook・取得する申請・Microsoft Excelへ追加するレコードの各アクションの設定
  • フロー稼働の準備
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事前準備

経費申請の情報を追加するエクセルファイルを事前に用意し、OneDriveかSharePointに格納してください。
ここでは例として、下図の「経費申請管理表」をOneDriveに格納します。

ステップ1:freee会計とMicrosoft Excelのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいfreee会計アカウントとMicrosoft Excelアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではfreee会計)を検索して選択。
  1. freee会計のログイン画面が表示されます。
    連携させるアカウントでログインしてください。
    ※ 既にログインしているアカウントがある場合、この画面はスキップされます。
  1. Yoomからfreee会計のアクセス権限を確認し、ページ下部の「許可する」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

freee会計が追加されていることを確認してください。

続けて、Microsoft Excelも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でMicrosoft Excelを検索して選択。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
    連携させるMicrosoft Excelに紐づくアカウントを入力し、「次へ」をクリック。

※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Microsoft Excelも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなるfreee会計のWebhookの設定

先ずは、フローの起点となるトリガーアクション(Webhook)を設定していきます。

  1. freee会計の「経費申請・各種申請・支払い依頼が承認されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更可能です。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントとアクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. Yoomとの連携用にfreeeアプリを作成し、Webhookを設定してください。
    設定方法はこちらのヘルプページで説明されています。
  2. freee会計の経費精算からテスト用の申請を作成してください。
    ※ 作成する申請の例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、作成・更新された申請の情報が「取得した値」に追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    アウトプットの詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「取得した値」をスクロールして、経費申請の情報が取得できていることを確認したら、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

トリガーの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:freee会計の詳細情報を取得

次に、取得した申請IDを用いて経費申請の詳細情報を取得しましょう。

  1. freee会計の「特定の経費申請の詳細情報を取得」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「事業所ID」にテスト用の申請を作成した事業所のIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているfreee会計アカウントから候補が表示されるため、対象となる事業所を選択してください。
    ※ 検索欄に事業所名を入れることで候補が絞られます。
  1. 「経費申請ID」には、デフォルトで取得した申請IDが設定されています。
    これにより、新しく作成された申請の詳細情報が取得できるようになっています。
  2. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に指定した申請の詳細情報が追加されます。
  1. ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:Microsoft Excelに追加するレコードの設定

では、経費申請から取得した情報をMicrosoft Excelに追加していきましょう。

  1. Microsoft Excelの「レコードを追加する」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントと実行アクションを確認。
  1. データベースの連携の「ファイルの保存場所」を「OneDrive」か「SharePoint」から選択。
    今回はOneDriveを選んで進めていきます。
    SharePointに保存している場合は、適宜読み替えてください。
  2. 「ドライブID」に、事前準備で用意したMicrosoft Excelのファイルを保存しているドライブのIDを設定。
    入力欄クリック時に、連携しているMicrosoftアカウントのOneDriveから候補が表示されるので、対象となるドライブを選択します。
  1. 「アイテムID」も先ほどと同様、前準備で用意したMicrosoft ExcelのアイテムIDを設定。
    ※ 候補に対象が表示されない場合は、「ファイル名(任意)」に対象のファイル名か、ファイル名の一部を設定してください。
  1. 「シート名」にレコードを追加するシート名を設定。
    入力欄クリック時に表示される候補から対象となるシートを選択します。
  2. 「テーブル範囲」に対象となるテーブルの範囲を設定。

例として、「経費申請管理表」の場合はA1からE1までが表のヘッダーになっているため、「A1:E」と入力します。

テーブル範囲の指定に関して、以下ページもご参照ください。

  1. 設定を終えたら、「次へ」をクリック。
  1. 取得した値を用いて、追加するレコードを設定していきましょう。
    ※ 追加するレコードの項目は指定したテーブルの列名になっています。
    入力欄クリック時に表示される申請詳細取得アクションのメニューを開き、各列に合う項目を選択してください。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、指定したMicrosoft Excelにレコードが追加されます。
    ※ 追加されるレコードの例
  1. 期待通りのレコードが追加されていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
freee会計で経費申請を行い、その情報が指定したMicrosoft Excelに追加されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

Microsoft Excelのデータをfreee会計に連携したい場合

今回はfreee会計からMicrosoft Excelへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にMicrosoft Excelで管理しているデータをfreee会計に連携させたいというニーズもあるかと思います。
例えば、Microsoft Excelで作成・管理している取引先リストや商品マスタをfreee会計に一括で登録したり、定期的に情報を更新したりする作業を自動化できたら便利ですよね。
Yoomではそうした逆方向のデータ連携も簡単に設定可能です。
ぜひ、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

指定日時にMicrosoft Excelからデータを取得して、freee会計に取引先を追加する

<span class="mark-yellow">指定した日時(例えば毎月1日の午前9時など)に、Microsoft Excelの特定のシートから取引先情報を自動で取得し、freee会計に新しい取引先として一括で追加または既存情報を更新</span>するフローです。

定期的なデータ入力作業から解放されることにより、登録漏れや入力ミスを防ぎ、最新の取引先情報をfreee会計で維持することが可能になります。

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フォームで会社情報が送信されたら、Microsoft Excelとfreee会計に取引先を追加する

ウェブサイトの問い合わせフォームやセミナー申し込みフォームなどから得られた新しい会社情報を、まずMicrosoft Excelのリストにコピー&ペーストし、その後さらにfreee会計にも取引先として手動で登録するという、二度手間な作業に時間を費やしていませんか。

このテンプレートを活用すれば、<span class="mark-yellow">Yoomで作成した入力フォームに会社情報が送信された瞬間に、その情報がMicrosoft Excelの顧客リストに自動で追加されると同時に、freee会計にも新しい取引先として自動登録</span>できます。

これにより、リード情報の登録における即時性と正確性が向上し、手作業による重複入力やタイムラグを減らせるため、営業活動の初動を早めることにも繋がるでしょう。

[[216136]]

freee会計やMicrosoft Excelを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもfreee会計やMicrosoft ExcelのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

freee会計を活用した自動化例

フォームの回答内容をもとに申請や依頼を作成したり、申請作成を検知してデータベースに情報を登録することも可能です。
また、コミュニケーションツールと連携して、申請承認が行われたことを通知することもできます。

[[177584,176498,87516,46019,72001]]

Microsoft Excelを活用した自動化例

投稿メッセージやフォームの内容をもとにデータを集約したり、書類を作成することが可能です。
さらに、作成した書類をメールで自動的に送付するため、手作業を最小限に抑えられるようになるでしょう。

[[71850,172770,71962,172765,69708]]

まとめ

freee会計とMicrosoft Excelの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた経費データの転記、取引先情報の入力、月次レポートの作成といったfreee会計とMicrosoft Excel間でのデータ連携業務にかかる時間と手間を大幅に削減し、入力ミスや転記漏れといったヒューマンエラーを効果的に防ぐことができます。</span>

経理担当者や営業担当者、経営企画部門の方々は、より迅速かつ正確な情報に基づいて日々の業務を進められるようになるはずです。
データの整合性を常に保ちながら、分析業務、戦略策定、顧客対応といった、より付加価値の高いコア業務に集中できるようになるでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化は、ハイパーオートメーションツール「Yoom」を活用すれば直感的な操作で簡単に構築できます。
もしfreee会計やMicrosoft Excelの運用における非効率性に課題を感じていたり、業務自動化によって生産性を向上させたいと少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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