2024/10/23
アプリ同士の連携方法

Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイで顧客登録を自動化しよう!

m.wadazumi

目次

顧客情報の登録を自動化することで、手動による登録作業から解放されませんか?
Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイを連携させ、顧客情報の登録を自動化すると、ヒューマンエラーの防止や入力作業の削減につながります。
本記事では、具体的な自動化の設定方法と自動化がもたらすメリットを解説します。

Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイを連携するメリット

メリット1:登録ミスを防止できる

顧客情報の自動登録により、登録ミスが防止され正確なデータの登録が実現できそうです。
たとえば、Google スプレッドシートに顧客情報を登録するだけで、自動的にマネーフォワード ケッサイに反映されるので、誤った情報を登録するリスクを避けられます。
<span class="mark-yellow">特に、営業部門では顧客情報を基にして作業をすることが多いため、有効な自動化となるでしょう。</span>

メリット2:手動での登録が不要になる

顧客データを自動で同期することで、担当者の負担を軽減できるかもしれません。
従来のように手動で顧客情報を登録していると、手間や時間がかかります。
しかし、自動化を活用すると、<span class="mark-yellow">手動登録の手間から解放され、顧客対応や営業に時間を割くことができるでしょう。</span>
このように、手動入力が不要になることで、大幅な時間短縮と手間を削減できるようになります。

Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイの連携フローの作り方

今回は「Google スプレッドシートに行が追加されたら、マネーフォワード ケッサイに顧客を登録する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

以下の4ステップで設定できます。

  1. Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイをマイアプリ登録
  2. テンプレートを開く
  3. トリガーとアクションを設定
  4. Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイの自動化の動作確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
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[Yoomとは]

ステップ1:Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイをマイアプリ登録

Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイをYoomに接続するために、マイアプリ登録を行ってください。
先にマイアプリ登録をすると、自動化設定がスムーズになります。

先にGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録を行います。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしましょう。
アプリ一覧が表示されるので、Google スプレッドシートを探すか、「アプリ名で検索」から検索してください。

以下の画面が表示されるので、Google スプレッドシートにログインします。

次に、マネーフォワード ケッサイのマイアプリ登録を行いましょう。
先ほどと同様にマネーフォワード ケッサイを選択します。
以下の画面が表示されたら、設定をしましょう。
こちらからAPIキーを取得してください。
説明を確認し、「アカウント名」と「アクセストークン」の設定をします。

マイアプリにGoogle スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイが表示されれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートを開く

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されるので、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更したい場合は、以下の画面より変更できます。
最初にGoogle スプレッドシートの設定を行うため、「行が追加されたら」をクリックしてください。

ステップ3:トリガーとアクションを設定

以下の画面が表示されたら、設定を確認します。

  • 「タイトル」→任意で設定
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「トリガーアクション」→行が追加されたら

設定方法が表示されるので、確認しましょう。

Google スプレッドシートに移動し、顧客情報をテスト用に設定します。
次のように設定しました。

Yoom画面に戻って、設定をしましょう。

  • 「トリガーの起動間隔」→5分、10分、15分、30分、60分から選択
    ※トリガーの起動間隔はプランによって異なるため、注意してください。
  • 「スプレッドシートID」、「シートID」→候補から選択
  • 「テーブルの範囲(始まり)」→今回の場合はA
  • 「テーブルの範囲(終わり)」→今回の場合はH
    ※項目が終わっている列のアルファベットを指定
  • 「一意の値が入った列」→列内で値が重複しない列を指定
    ※必ず一意の値がある列にします。
    値が重複した場合は、正しく動かない可能性があるため、注意してください。
    今回は顧客番号の列のAを指定しました。どの列を指定するかは任意で設定します。

設定ができたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

次に、マネーフォワード ケッサイの設定を行うため、「顧客登録」をクリックしてください。
以下の画面が表示されたら、設定を確認しましょう。

  • 「タイトル」→任意で設定
  • 「マネーフォワード ケッサイと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「アクション」→顧客登録

注意事項が表示されるので、確認してください。

以下の画面が表示されたら、「行が追加されたら」のアウトプットを使用して、必須項目の設定をします。
赤枠内の矢印をクリックすると、アウトプットを選択できます。
他の必須項目も同様に設定し、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

次にGoogle スプレッドシートでレコードを更新する設定を行うため、「レコードを更新する」をクリックしましょう。
以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→任意で設定
  • 「Google スプレッドシートと連携するアカウント情報」→正しいか確認
  • 「実行アクション」→レコードを更新する

スクロールし、「データベースの連携」を設定しましょう。

設定方法が表示されるので、確認してください。

以下の画面が表示されたら、「更新したいレコードの条件」を設定しましょう。
トリガー時点で入力された一意の値を使用して、対象レコードを検索します。
以下のように設定しました。

スクロールし、「更新後のレコードの値」を設定します。
マネーフォワード ケッサイから取得したIDを更新するので、マネーフォワード ケッサイのアウトプットを使用して以下のように設定してください。
設定ができたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ4:Google スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイの自動化の動作確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正しく起動することを確認しましょう。

今回使用したフローボットテンプレート
Google スプレッドシートに行が追加されたら、マネーフォワード ケッサイに顧客を登録する

その他のGoogle スプレッドシートとマネーフォワード ケッサイを使った自動化の例

1.マネーフォワード ケッサイで請求書発行が完了したら、Google スプレッドシートに自動追加するフローです。
請求書のデータをGoogleスプレッドシートでも管理でき、データの共有がしやすくなります。
手作業での転記が不要になり、ヒューマンエラーを防ぎます。

2.マネーフォワード ケッサイで未入金の請求一覧を自動的にGoogleスプレッドシートに反映するフローです。
指定した日時に応じて自動的に未入金の請求一覧が確認できるため、手作業で入力する必要がありません。
未入金請求の管理を効率化したい方におすすめの自動化です。

3.kintoneのステータスが更新されたら、マネーフォワード ケッサイで請求書を自動発行するフローです。
請求書を自動発行でき、手動で作成する手間から解放されます。
ステータスの更新を確認する必要がなくなり、スムーズに業務に取り組めるでしょう。

まとめ

今回は、Google スプレッドシートで顧客情報が登録された際に、自動的にマネーフォワード ケッサイに登録するフローをご紹介しました。
この自動化により、手入力のミスを回避し、作業時間を短縮できるでしょう。
特に、正確なデータ管理が必要な企業にとって、この自動化が有効になりそうです。
ぜひ、この自動化を導入して、さらに業務を効率化させましょう。

Yoomによる自動化が気になった方は、こちらから無料登録をしてください。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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