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【ノーコードで実現】freee人事労務における有給休暇の承認フローを自動化する方法

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2025-11-06

【ノーコードで実現】freee人事労務における有給休暇の承認フローを自動化する方法

杉山 歩優

「freee人事労務での有給申請、毎朝確認するのが手間だな…」

「申請を見落としてしまい、従業員への承認連絡が遅れてしまった…」

このように、有給休暇の申請確認や承認作業に時間を取られたり、対応漏れにヒヤヒヤしたりしていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">freee人事労務で承認待ちとなっている有給申請を自動で取得し、普段利用しているチャットツールなどに通知できる仕組み</span>があれば、こうした日々の定型業務から解放され、承認漏れのリスクをなくし、よりスムーズな勤怠管理を実現できます!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで手作業で行っていた確認業務を効率化して、より重要な人事業務に集中できる環境を整えましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">freee人事労務における有給申請の承認プロセスを自動化する業務フローのテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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freee人事労務とSlackを連携し有給申請の承認を自動化するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、毎朝freee人事労務で承認待ちの有給申請を取得し、Slackで通知するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:freee人事労務Slack

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • freee人事労務とSlackのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • freee人事労務のトリガー設定と各種アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:freee人事労務とSlackをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

【freee人事労務のマイアプリ連携】

検索窓にfreee人事労務と入力し、選択します。
以下の画面が表示されたら、「許可する」をクリックしてください。

以上で、freee人事労務のマイアプリ連携が完了しました。

【Slackのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

最初の設定です。
ここから「毎朝freee人事労務で承認待ちの有給申請を取得し、Slackで通知する」フローの設定をしていきます!
まずは赤枠部分をクリックしましょう!
詳細については、スケジュールトリガーの設定方法を参考にしてください。

ここでは、フローボットを起動したい日付や時刻を設定します。
今回は、コピーしたテンプレートの既存設定のままにします。
最後に「完了」をクリックしましょう!

ステップ4:有給申請の一覧を取得する設定

ここでは、freee人事労務で承認待ちの有給申請を取得する設定を行います。
赤枠部分をクリックしてください。

アクションはそのままで、連携するアカウント情報を確認します。
「次へ」をクリックしましょう!

次の画面で、必須項目を設定していきましょう。

  • 事業所ID:入力欄をクリックして表示される「候補」から選択します。
  • ステータス:入力欄下の注釈を参照して入力してください。

「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功すると、取得した値が表示されます。
freee人事労務で承認待ちの有給申請IDの一覧を取得できたことが確認できます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。


確認後、Yoomの画面に戻り「完了」をクリックしてください。

ステップ5:コマンドオペレーションの設定

ここでは、分岐の設定を行います。
以下の注意事項を確認後、赤枠をクリックしてください。

※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。
フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。
ミニプランなどの有料プランは2週間の無料トライアルが可能です。
無料トライアル中なら、普段制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。

次の画面で、分岐条件を指定していきます!
「オペレーション」は、「有給申請の一覧取得(ステータスで指定)」を選択してください。
「取得した値」は、先ほどのステップで取得した「有給申請IDのリスト」を設定しましょう!

続いて、「分岐条件」を設定します。
ここで指定した条件に合致した場合のみ、後続のオペレーションへ進むことになります。
今回は、「有給申請IDのリスト」が「空でない」場合に次のオペレーションへ進むように設定しました。


最後に「完了」をクリックして、次のステップに進みましょう!

ステップ6:テキストを生成する設定

ここでは、有給申請中のURLリストを生成する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしてください。

以下の画面が表示されるので、注意事項を確認しましょう。
赤枠部分の「変更」をクリックすると、「指示可能なプロンプトの文字数」 を変更できます。
詳しくは以下をご確認ください。

 ここでは、AIでテキストを生成する際に使用するプロンプトを設定します。
今回はテンプレートを使用しているため既に設定されていますが、自由に設定することも可能です。
任意で作成した文章と先ほど取得した値を組み合わせて設定してください。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。

設定ができたら、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、取得した値として、有給申請中のURLリストが表示されます。

問題がなければ、「完了」をクリックしましょう。

ステップ7:Slackに通知する設定

いよいよ最後の設定です!
ここでは、freee人事労務で有給申請中の一覧をSlackに通知する設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

次の画面で、アクションはそのままで、連携するアカウントが間違っていないか確認をします。
「次へ」をクリックし、進みましょう!

続いて、API接続設定の画面で必須項目を設定しましょう!
まずは「投稿先のチャンネルID」を設定します。
下図のように入力欄をクリックして表示される「候補」から選択ができます。
なお、事前にSlackチャンネルにYoomアプリをインストールする方法 を確認して、該当のチャンネルの「インテグレーション」からでYoomを追加しておいてください。

続いて、「メッセージ」を入力します。
入力欄をクリックして表示される取得した値を活用して入力しましょう!
ここでは、以下の画像のように任意で入力した文章と組み合わせて設定できます。

「テスト」をクリックしましょう!
テストに成功したら、取得した値が問題なく表示されているか確認してください。


最後に、Slackに通知ができているか確認しましょう。
有給申請中のURLリストが通知されましたね。

Yoomの画面に戻って「完了」をクリックします。
以上で、「毎朝freee人事労務で承認待ちの有給申請を取得し、Slackで通知する」フローボットの完成です!お疲れ様でした。

ステップ8:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていればOKです。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

手動で起動させる場合は、フロー画面右上の「起動する」をクリックすることで、お好きなタイミングでフローを起動できます。

freee人事労務を活用したその他の自動化例

Yoomでは、freee人事労務を活用した様々な自動化を実現できます。 ここでは、freee人事労務に関連する他のテンプレートをいくつかご紹介します。

クラウドサインでの雇用契約完了、Gmailメッセージ、kintoneのレコード更新をトリガーに、freee人事労務に従業員登録や有給申請を自動実行します。

さらに、freee人事労務の情報更新をSmartHRやNotion、スプレッドシートへ自動反映させ、Yoom DBに事業所情報を定期連携できます。

また、ジョブカンの承認結果で基本給を更新したり、従業員削除時にGoogle Workspaceのアカウントを削除したりします。

これにより、煩雑な人事情報の手入力とシステム間同期を自動化し、労務管理の正確性と効率化を実現できます。

[[131784,214693,206555,218104,98459,99148,304741,218769,83144,309410]]

まとめ

freee人事労務とSlackを連携して有給申請の承認フローを自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた承認待ち申請の確認作業をなくし、承認漏れや対応の遅れを防ぐことができます。</span>

これにより、担当者は日々発生する定型業務から解放され、従業員エンゲージメントの向上施策など、より戦略的な人事業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。

もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:Slack以外のチャットツールにも通知できますか?

A:はい、可能です。Microsoft TeamsやChatworkなど社内でお使いの他のチャットツールと連携できます。
Yoomでは、様々なアプリと連携可能です。
連携できるアプリについて、詳しくは以下をご覧ください。

Q:フロー実行時にエラーが発生した場合、どうなりますか?

A:エラーが発生した場合、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が届きます。
通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することが可能です。
エラーの対処法は以下をご確認ください。

Q:この仕組みは有給以外の申請にも応用できますか?

A:今回のフローでは、「有給申請の一覧を取得」オペレーションを組み込んでいますが、「残業申請の一覧を取得」オペレーションに変更することも可能です。
オペレーションを変更する方法は、以下の手順をご確認ください。

1.フローボット画面で、「有給申請の一覧」をクリックします。

2.赤枠をクリックし、アクションを変更します。以上で、アクションの変更が完了です。

freee人事労務のオペレーションやトリガーについて、詳しくは以下をご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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