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「依頼された内容を、毎回Todoistに手入力するのが面倒…」
「管理しているプロジェクトのタスクを、Todoistに転記する際に漏れが発生してしまう…」
このように、Todoistへのタスク登録を手作業で行うことに手間やリスクを感じていませんか?
もし、<span class="mark-yellow">データベースに追加された項目をもとにTodoistへタスクを作成したりできる仕組み</span>があれば、タスクの登録漏れや転記ミスを減らし、チームマネジメントやクライアント対応といったより重要な業務に集中できるようになるでしょう!
今回ご紹介する方法は、専門的な知識がなくてもノーコードで手軽に設定できます。
ぜひこの機会に自動化を導入して日々の業務をもっと楽にしましょう!
Yoomでは、<span class="mark-yellow">Todoistのタスクを自動で作成・管理するテンプレート</span>をご用意しています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして自動化を体験してみましょう!
ここから代表的な例として、Notionで新規タスクが追加された際、ステータスが未着手の場合に内容を自動で要約してTodoistにタスクを作成するフローの作り方を解説します!
この設定は、Yoomを使用してノーコードで行います。まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Todoist/Notion
[Yoomとは]
※これから作成するフローボットは、オペレーション数が5つを超えるため、フリープランでは利用できません。ご利用には、ミニプラン以上の有料プランへの加入が必要です。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は、通常制限されているアプリや機能も自由にお試しいただけますので、ぜひ活用してみてください。
それでは、Notionで作成されたタスクをTodoistに自動登録するフローの構築を始めましょう!
フローの作成手順は、大きく分けて以下の4ステップです。
フローを作成する前に、Todoistと連携するNotionデータベースをあらかじめ用意しておきましょう。
今回はテスト用に、以下のデータベースを作成しました。
TodoistのタスクURLを登録するため、専用のカラムも用意しています。

後の手順をスムーズに進めるためにも、マイアプリ連携を行う前にデータベースを準備しておくことをおすすめします。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにします。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
ここからは、今回のフローで使用するアプリの連携方法を解説します。
Notionのマイアプリ連携は、以下の手順をご確認ください。
検索窓に「Todoist」と入力し、検索結果に表示されたアプリを選択します。

メールアドレスとパスワードを入力し、ログインしましょう。

以上で、Todoistのマイアプリ連携は完了です。
ここからは、Notionで新規タスクが追加された際、ステータスが未着手の場合に内容を自動で要約してTodoistにタスクを作成するフローを構築します。
下記のバナーから、「試してみる」をクリックしてテンプレートをコピーしてください。
テンプレートがコピーできたら、「OK」をクリックします。

ここでは、フローを起動するためのトリガーを設定します。
テンプレートを開いたら、最初に表示される「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」をクリックします。

まずは、アクションと連携するアカウントを設定します。
設定を確認したら、次へ進みます!

次は、アプリトリガーのAPI接続設定です。
まず、トリガーアクションの起動間隔を設定します。
トリガーの起動間隔は、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかから選べます。
ただし、料金プランによって設定できるトリガーの最短間隔が異なるので、注意してください。
基本的には、そのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

続いて、今回のフローで監視するNotionデータベースを指定します。
前準備で作成したNotionデータベースを開き、URLの黒塗り部分(データベースID)をコピーして貼り付けてください。

ここでNotionを開き、テスト用のデータを作成します。

設定が完了したら、テストを実行しましょう!

マイアプリ連携後に新しく追加したデータベースを接続しようとすると、以下のエラーが発生します。

その場合は、以下いずれかの方法でYoomと連携してください。
テストに成功すると、以下のように「取得した値」が表示されます。
必要に応じて、「+取得する値を追加」ボタンから他のデータを取得することも可能です。
ここで取得した値は、後続のステップで使用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

フロー内の「レコードを取得する(ID検索)」をクリックしてください。

はじめに、アクションと連携するアカウントを設定します。

次は、データベース連携の設定です。
データベースIDには、ステップ3で取得したデータベースを指定します。
入力欄をクリックすると、「候補」タブにYoomと連携済みのデータベースが表示されます。
その中から、該当のデータベースを選択してください。

内容を確認したら、「次へ」をクリックして進みましょう!

続いて、取得するレコードの条件を設定します。
ここでは、ステップ3で取得したオブジェクトIDと、データベースのレコードIDが一致するデータを取得するようにします。
右側の入力欄をクリックし、「取得した値」タブを開いてください。
「特定のデータベースのページが作成・更新されたら」の中から「オブジェクトID」を選びましょう。

設定が完了したら、テストを実行します!

テストに成功すると、以下の画面が表示されます。
取得した値に、Notionのレコード内容が出力されているかチェックしてください。

必要に応じて詳細設定を行い、「保存する」をクリックします。

このステップでは、Todoistへのタスク作成対象となるステータスを指定します。
設定した条件に一致した場合のみ、AIによる要約処理へ進みます。
それでは、フロー内の「コマンドオペレーション」をクリックし、分岐条件の設定を始めましょう。
※「分岐する」オペレーションは、ミニプラン以上でご利用いただけます。フリープランで利用するとエラーになってしまうのでご注意ください。

分岐対象の取得した値には、分岐の判断基準を設定します。
今回は、タスクのステータスが「未着手」かどうかで処理を分けたいので、ステップ4で取得した「ステータス」を分岐対象に指定します。
設定内容は、以下の通りです。

次に、分岐条件を設定します。
今回の例では、タスクが「未着手」の場合のみTodoistに登録するため、以下のように設定します。
これにより、ステータスが「未着手」のタスクだけが次の処理(AIによる要約 → Todoist登録)に進みます。
分岐条件は、自社の運用ルールに合わせて自由に設定してください。
設定が完了したら、保存して次のステップへ進みましょう!

このステップでは、Notionのタスク内容を要約する設定を行います。
フロー内の「要約する」をクリックしてください。

まずは、アクションの設定を行います。
デフォルトでは、「GPT4o-mini|15,000文字以内の文章の要約(2タスク)」が選択されています。
変更したい場合は、アクションの右側にある「変更」をクリックしてください。

以下の選択肢が表示されるので、要約する文章の長さに合わせて赤枠の中から選びましょう。

※()内に表示されているタスク消費量にご注意ください。
無料タスク数の上限に達すると、ボットを起動できなくなります。
詳しくは、各プランの機能制限や使用上限の一覧をご参照ください。
続いて、要約内容や出力方法を設定します。
要約対象のテキストには、ステップ4で取得した値が自動で入力されています。
もし空欄の場合は、入力欄をクリックして「取得した値」タブを開き、「レコードを取得する(ID検索)」の中から要約したい項目を選択してください。

その他の項目の設定内容は、以下の通りです。
すべての設定が終わったら、テストを実行しましょう!

テストが成功すると、以下のように要約結果が表示されます。
出力が意図した内容と異なる場合は、要約の条件を調整して再度テストを実行してみてください。

必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

このステップでは、Notionから取得した情報をもとに、Todoistへ自動でタスクを登録する設定を行います。
まず、フロー内の「タスクを作成」をクリックしましょう。

はじめに、アクションと連携するアカウントを設定します。
設定内容を確認したら、次へ進みましょう。

次に、API接続設定を行います。
content(タスク名)やdescription(説明)には、Notionから取得した値が自動で設定されています。
必要に応じて自由に編集でき、固定の文字列を入力することも可能です。
ただし、固定の文字列のみ(例:「デザイン作成」など)を設定すると、毎回同じ名前でタスクが作成されてしまいます。
タスクを識別しやすくするために、取得した値を変数として設定し、内容が動的に変わるようにするのがおすすめです。
今回は、Notionのタスク名とタスク内容をそのままTodoistに反映する設定にしています。

次に、「due_string(期限日)」「due_date(締切日)」「due_datetime(締切日時)」のいずれかを設定してください。
未設定の場合、エラーが発生しますのでご注意ください。
Notionから取得した期限日を活用する場合は、入力欄をクリックして「取得した値」タブの「レコードを取得する(ID検索)」の中から該当するデータを選択しましょう。

Notionの値を使わない場合は、「日付」タブから任意の形式を選びましょう。

なお、parent_id(親タスクID)やpriority(優先度)などタスクごとに値が変わる項目は、Notionにそれぞれのプロパティを設定しておく必要があります。
事前にデータを登録しておくことで、タスクごとに変動した値を反映できます。
必要な項目の入力が終わったら、テストを実行しましょう!

テストに成功すると、以下の画面が表示されます。

実際に、Todoistにタスクが登録されているか確認してみましょう。
Notionの内容をもとにタスクが作成されていれば、成功です!

必要に応じて詳細設定を行い、保存しましょう。

最後に、ステップ7で作成したTodoistの内容をもとに、Notionのレコードを更新する設定を行います。
フロー内の「レコードを更新する(ID検索)」をクリックしてください。

はじめに、アクションと連携するアカウントを設定します。

データベースIDの入力欄をクリックして、候補から対象のデータベースを選択したら次へ進みましょう!

次は、データベース操作の詳細を設定します。
更新したいレコードの条件には、対象レコードを特定するためにレコードIDを使用します。
設定は以下の通りです。

更新後のレコードの値には、Notionデータベースのカラムが一覧で表示されます。
各カラムに、「取得した値」や「日付」を割り当てましょう。
空欄にすると元の値が維持されるため、更新が必要なカラムだけ入力すればOKです。
ここでは例として、TodoistのURLを登録します。
入力欄をクリックして「取得した値」タブを開き、「タスクを作成」の中から「url」を選択してください。

更新する項目をすべて入力したら、テストを実行します!

テストに成功したら、以下の画面が表示されます。

NotionデータベースにTodoistの内容が反映されているか確認してみましょう!

無事に、Notionデータベースが更新できました。
最後に、任意で詳細設定を行い、「完了」をクリックしましょう。

お疲れさまでした。
以上で、フローの設定は完了です!
設定完了の画面が表示されたら、トリガーをONにします。

これでフローの作成は完了です。
あとは、実際にNotionにタスクを追加したら、Todoistにタスクが自動で作成されるかを確認してみましょう!
様々な情報をトリガーにTodoistへタスクを自動作成します。
例えば、タスクが作成されたら、別ツールへ情報を同期したり、チャット投稿をタスクにコメント追加したりできます。
手動でのタスク転記がなくなり、タスクの抜け漏れを防げるので、Todoistを中心としたタスク管理の効率が向上します。
Todoistと様々なツールを連携してタスク作成を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた情報の転記作業の手間を減らし、対応漏れなどのヒューマンエラーを防ぐことが可能です。</span>
これにより、タスク管理の精度が向上し、より付加価値の高い業務に時間を使えるようになるでしょう!
今回ご紹介したノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がなくても、直感的な操作で業務フローを構築することが可能です。
自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:Notionタスクの更新時もTodoistに反映されますか?
A:はい、Notionタスクを更新した際もTodoistに自動で反映させることが可能です。
ただし、今回ご紹介したフローはNotionのステータスが「未着手」の場合に、Todoistに新規タスクを作成する構成です。
更新も同期させたい場合は、「レコードを取得する(ID検索)」の後のオペレーションを以下の手順で変更してください。
Notionでステータスが更新された際に、Todoistを更新する自動化の例として、以下のテンプレートもチェックしてみてください。
Q:AI要約の精度やカスタマイズ性はどの程度ですか?
A:Yoomでは高性能なAIモデルを活用しており、精度の高い要約が可能です。
また、要約ではなく特定の情報を抽出したい場合は、「テキストからデータを抽出する」オペレーションを利用することで実現できます。
詳しい手順は、「AIを使用した「データの抽出」アクションの設定方法」をご覧ください。
Q:連携が途中で失敗した場合、どうなりますか?
A:Yoomの画面上に、「認証に失敗しました」「権限がありません」「設定内容に誤りがあります」といったエラーメッセージが表示されます。
また、エラーが発生した際にメールやチャットツール(Slack・Chatworkなど)で通知を受け取ることも可能です。
通知には、エラーが起きたオペレーションや、その詳細を確認できるリンクが記載されており、原因を迅速に把握できます。
なお、エラーが発生するとフローの再実行は自動で行われないため、手動での対応が必要です。
エラーが発生した際の対応方法は、以下のヘルプページをご参照ください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口からお問い合わせいただけます。

