HRMOSとYoomの連携イメージ
【ノーコードで実現】HRMOSから銀行口座情報を自動で取得する方法
Yoomを詳しくみる
この記事のテンプレートを試す
HRMOSとYoomの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-12-17

【ノーコードで実現】HRMOSから銀行口座情報を自動で取得する方法

Yuzuki Amano
Yuzuki Amano

「入社手続きのたびに、HRMOSにログインして従業員の銀行口座情報を探してコピーする作業が面倒…」
「給与計算の際に複数の従業員情報を手作業で転記していて、入力ミスがないか不安になる…」

このように、HRMOSから従業員の銀行口座情報を取得し、転記する作業に手間やストレスを感じていませんか?
もし、フォームに従業員情報を入力するだけで、HRMOSから該当者の銀行口座情報を自動で取得し、Google スプレッドシートなどに記録できる仕組みがあれば、こうした日々の面倒な作業から解放され、より重要な人事労務のコア業務に集中できる時間を生み出すことができます!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定可能です。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはHRMOSから従業員の銀行口座情報を取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


HRMOSから銀行口座情報を自動取得するフローを作ってみよう

それではここから、フォームの情報をもとにHRMOSから銀行口座情報を取得し、Google スプレッドシートに自動で追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:HRMOSGoogle スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • HRMOSとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • フォームトリガーの設定と各アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


ステップ1:HRMOSとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携する

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
今回のフローで使用するGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携方法についてもナビ内で解説しているので、こちらを参考にYoomとの連携を進めてみてくださいね!

HRMOSのマイアプリ連携

アプリ一覧の検索窓からHRMOSを検索し、クリックします。

以下の画面が表示されます。
「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、最後に追加をクリックしましょう。
詳しい設定方法については、以下ページをご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:フォームトリガーの設定

ここからはフローボットの設定を進めていきます。
まず、「経費精算申請フォーム」をクリックしてください。

フォームは元から設定されており、【氏名】や【メールアドレス】などが送信できるようになっています。
フォームのカスタマイズも可能ですが、一部有料プランの機能も含まれています。
有料プランにはトライアル期間があるので、気になる方はぜひお試しください!

下へスクロールすると、「完了ページの設定」が表示されます。
共有フォーム利用時のフローボット起動者設定では、フォームに回答が送信された際に、どのユーザーをフローボットの起動者とするかを選択できます。
この設定で、エラーが発生したときの通知が誰に届くかを管理できます。
任意で必要があれば変更し、「次へ」をクリックしましょう。

「フォームの表示設定と取得した値の設定」画面が表示されます。
ここでは、取得した値に【テストで使用する値】を入力してください。
なお、後続のアクションでHRMOSとの紐づけが必要になるため、実際に登録してあるデータを使用するか、事前にテスト用の社員データを作成してから設定を進めましょう。

▼今回テストで使用する社員データ

作成する内容は架空情報(「山田テスト」や「テスト銀行」など)で問題ありませんが、最後にメール送信のテストを行うため、メールアドレスのみ実際に受信可能なものを設定してください。

社員データに合わせ取得した値が入力できたら、「完了」を押して次へ進みましょう。

ステップ4:HRMOSの社員データを検索する設定

フォームで取得したメールアドレスを基に、社員検索を行います。
「社員を検索」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
Yoomと連携するHRMOSのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

社員データをメールアドレスで検索します。
「検索項目」:メールドレス(業務情報)
「検索キーワード」:取得した値からメールアドレスを引用
設定が完了したら「テスト」を押してください。

テストが成功すると、該当する社員データが取得した値が表示されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。

取得した値とは?

トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
「完了」を押して次に進みましょう!

ステップ5:銀行口座情報を取得する設定

「社員の銀行口座情報を取得」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
再度、Yoomと連携するHRMOSのアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

「社員ID」は、取得した値を引用し設定しましょう。
取得した値を引用することで、トリガーが実行されるたびに最新の値が反映されます。
設定が完了したら「テスト」を押してください。

テストに成功すると、銀行口座情報を取得できます。
内容を確認し「完了」を押してください。

ステップ6:レコードに自動追加する設定

取得した銀行口座情報を、Google スプレッドシートに自動記録する設定を行います。
設定を行う前に、記録するシートを作成しておきましょう。

作成が完了したらYoomに戻り設定を進めています。
「レコードを追加する」を、クリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
連携するGoogle スプレッドシートのアカウントに間違いがないかを確認しましょう。

次に、データベースの連携を行います。
「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックして表示される候補から作成したシートを選択してください。

「テーブル範囲」は、作成したシートに合わせ直接入力してください。
設定が完了したら「次へ」をクリックします。

追加するレコードの値を、取得した値を引用しそれぞれ設定しましょう。

『日付』から設定することもできます。
必要に応じて活用してみてください。
全ての設定が完了したら、「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、以下の画面が表示されます。

また、実際にレコードが追加されるので、Google スプレッドシートを確認してみましょう。

確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。

ステップ7:メールを送信する設定

最後はフォーム申請者に、メールを送信する設定を行います。
「メールを送る」を、クリックしてください。

「To」は、取得した値から設定しましょう。
なお、最後にメール送信テストを行うので、受信可能なメールアドレスかを確認してください。

「件名」と「本文」は、取得した値や起動時間を引用し設定できます。
用途に合わせ、固定値と変数を組み合わせて自由に作成してみましょう。
入力が完了したら「次へ」を押してください。

入力した内容が表示されます。
内容に誤りがないか確認し、問題なければ「テスト」を押してください。

テストに成功すると、指定したメールアドレス宛にメールが届くので確認してみましょう。

確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。

ステップ8:トリガーをONにして起動準備完了

これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。

以上がフォームの情報をもとにHRMOSから銀行口座情報を取得し、Google スプレッドシートに自動で追加するフローの連携手順になります!

HRMOSのAPIを使ったその他の自動化例

HRMOSのAPIを活用することで、人事労務に関する様々な業務の自動化が可能になります。

HRMOSを使った自動化例

HRMOSの社員情報をkintoneやGoogle スプレッドシートへ自動で同期したり、Notionやフォームから送信された情報をもとにHRMOSへ社員登録を行ったりすることが可能です。また、SlackやGmailといったコミュニケーションツール、ZoomなどのWeb会議ツールと連携させることで、雇用条件の確認や休職に伴う添付ファイルのGoogle Drive格納など、人事労務に関わる煩雑なオペレーションをシームレスに完結できます。


■概要
採用活動で新しいメンバーが決定した際、入社手続きに関する連絡をメールで受け取り、その都度HRMOSへ手入力する作業は手間がかかる上に、入力ミスや対応漏れのリスクも伴います。
このワークフローは、Gmailで特定のメールを受信すると、その内容からAIが自動で社員情報を抽出し、HRMOSへ登録する作業を自動化します。
これにより、人事担当者の負担を軽減し、正確で迅速な情報登録を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Gmailで受け取った入社連絡を、手作業でHRMOSに登録している人事・労務担当者の方
・HRMOSへの社員情報登録における、入力ミスや対応漏れなどのヒューマンエラーをなくしたい方
・採用から入社手続きまでのオンボーディングプロセス全体を、自動化によって効率化したいと考えている方

■注意事項
・Gmail、HRMOSのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953


HRMOSの社員情報をもとにkintoneへ情報を自動追加するフローです。

■注意事項
・HRMOSとkintoneのそれぞれとYoomを連携してください。
・Chrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/8831921
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953

■概要
Notionで管理している従業員データを、HRMOSへ手作業で登録し直していませんか。
この転記作業は、入力項目が多く手間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーの原因にもなり得ます。
このワークフローを活用すれば、Notionに従業員データが登録されるだけで、HRMOSへの社員登録が自動で完結します。
HRMOSのAPIを利用した連携により、面倒な手作業をなくし、正確なデータ管理を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・NotionとHRMOSで従業員情報を管理し、二重入力に手間を感じている人事担当者の方
・HRMOSのAPIなどを活用して、人事関連の定型業務を自動化したいと考えている方
・従業員情報の登録ミスを防ぎ、データ管理の正確性を向上させたいチームリーダーの方

■注意事項
・HRMOS、NotionとYoomを連携してください。
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

■概要
Slackで指定のテキストを含むメッセージが送信されると、ワークフローが自動で起動し、HRMOSに新規社員情報を登録する業務ワークフローです。
HRMOSとSlackの連携で手動入力を減らし、転記ミスや情報漏れを防ぎます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Slack上で入社情報をやり取りしていて、手動登録に手間を感じている人事労務担当者の方
・HRMOSとSlackの連携を使って定型作業を効率化したいチームリーダーの方
・新メンバーの登録ミスや入力漏れを減らしたい採用担当者の方
・定常的な社員登録業務から解放され、本質的な業務に注力したい経営者の方

■注意事項
・Slack、HRMOSとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953

■概要
「フォームでメンバー情報が送信されたら、カオナビとHRMOSそれぞれに追加する」ワークフローは、応募フォームなどからの入力をトリガーにして、カオナビとHRMOSに同時登録を実現する業務ワークフローです。手動入力による転記ミスを防ぎ、登録工数を軽減します。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・採用や組織変更時にカオナビとHRMOSへ同じ情報を手作業で登録している人事担当者の方
・カオナビとHRMOSを併用し、手動登録の手間やミスに悩んでいる方
・フォーム連携で一度の入力で人事系アプリに反映させたい管理者や経営者の方

■注意事項
・カオナビ、HRMOSのそれぞれとYoomを連携してください。
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953

freee人事労務で社員登録があったらHRMOSも同様に社員登録するフローです。


■概要
Zoomでの面接やミーティング設定後、参加者の情報をHRMOSで都度確認し、関係者に共有する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、Zoomで新しいミーティングが作成されると、自動でHRMOSから関連する社員情報を検索・取得し、指定した宛先にメールで通知します。
ZoomとHRMOSを連携させることで、人事関連のコミュニケーションを円滑にし、手作業による確認の手間を省くことが可能です。

■このテンプレートをおすすめする方
・ZoomとHRMOSを利用し、社内ミーティングを頻繁に行う人事・採用担当者の方
・ミーティング参加者の情報を手作業で確認しており、業務の非効率性を感じているマネージャーの方
・Zoomでの予定作成を起点として、HRMOSのデータと連携した業務の自動化を検討している方

■注意事項
・Zoom、HRMOSのそれぞれとYoomを連携してください。

履歴書をOCRで読み取りHRMOSに従業員を登録するフローです。

まとめ

HRMOSからの銀行口座情報取得を自動化することで、これまで手作業で行っていた情報転記の手間をなくし、給与計算などの関連業務で起こりがちなヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、人事労務担当者は面倒な定型業務から解放され、より戦略的な業務に集中できる時間を確保できます!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:フォーム入力以外の方法で自動化できますか?

A:

はい、自動化可能です。
Yoomでは業務内容に合わせてフローボットを自由に作成・カスタマイズできるため、フォーム入力以外にも、普段お使いのツールをトリガーとして自動化することができます。
詳しくは基本的なフローボットの作成方法をご確認ください。
なお、連携できるアプリの詳細は連携可能なアプリからご確認ください。 

Q:フローの途中でエラーが起きたらどうなりますか?

A:

エラーが発生した場合、Yoomに登録したメールアドレスに通知が届きます。
また、Yoom画面上に「認証に失敗しました」「設定内容に誤りがある」などのエラーメッセージが表示されます。
エラーが起きた際の対応方法については下記のサイトをご参照ください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。 

Q:銀行口座以外の情報も同時に取得できますか?

A:

はい、取得可能です。
「社員ID」が取得できていれば「社員の家族情報」や「社員の住所・通勤経路」といった情報も取得することができます。
利用できるAPIアクションの詳細は「HRMOS のAPIと今すぐ連携」からご確認ください。 

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Yuzuki Amano
Yuzuki Amano
3年間動画制作に携わり、 視聴者の心を動かす表現を追求してきました。 その経験を活かしyoomの魅力や可能性を わかりやすく・魅力的に発信していきます。
タグ
HRMOS
連携
自動
自動化
関連アプリ
お役立ち資料
Yoomがわかる!資料3点セット
Yoomがわかる!資料3点セット
資料ダウンロード
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
3分でわかる!Yoomサービス紹介資料
資料ダウンロード
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
Before Afterでわかる!Yoom導入事例集
資料ダウンロード
お役立ち資料一覧を見る
詳しくみる