ClickUpとDropboxの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-04

【簡単設定】ClickUpのデータをDropboxに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「ClickUpでタスク管理をしているけど、関連ファイルはDropboxに保存したい」
「でも、新しいタスクが発生するたびに、手動でDropboxにフォルダを作成するのは手間がかかる…」

ClickUpとDropboxを併用する中で、このような手作業によるデータ連携に非効率さを感じていませんか?
タスクとファイルの管理が別々になっていると、フォルダの作成忘れや命名規則のバラつきといったヒューマンエラーが起きがちですよね。

もし、<span class="mark-yellow">ClickUpでタスクが作成されたタイミングで、関連ファイルを格納するためのDropboxフォルダを自動で作成する仕組み</span>があれば、こうした日々の細かな作業から解放されるでしょう。

ファイル管理の手間やミスがなくなることで、より重要な業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができるはずです!

今回ご紹介する自動化の方法は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるため、これまで自動化ツールに触れたことがない方でも心配ありません。
ぜひこの記事を参考に、面倒な手作業をなくして業務をもっと楽にしていきましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ClickUpとDropboxを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ClickUpとDropboxを連携してできること

ClickUpとDropboxのAPIを連携すれば、これまで手作業で行っていたタスク・ファイル間のやり取りをスムーズに自動化できますよ。
ここでは、ファイル管理の標準化と効率化を実現する具体的な自動化例を複数ご紹介します。
気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

ClickUpでタスクが作成されたら、Dropboxにフォルダを作成する

ClickUpで新しいタスクが作成されるたびに、そのタスク名でDropboxに専用のフォルダを自動で作成します。

<span class="mark-yellow">手作業によるフォルダ作成の手間を省き、作成忘れや命名ミスといったヒューマンエラーを防ぐ</span>ことで、誰でも一貫したルールでファイル管理ができるようになります。

この連携は、ClickUpで発生したイベントをトリガーに、直接Dropboxへアクションを実行するシンプルな構成です。

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ClickUpで特定条件に合うタスクが作成されたら、Dropboxにフォルダを作成する

指定した条件に合致するタスクが作成された場合にのみ、自動でDropboxにフォルダを作成することも可能です。

タスク名に「資料作成」が含まれる場合にのみフォルダを作成する、といった運用ができるため、<span class="mark-yellow">不要なフォルダの自動生成を防いで整理されたストレージ管理を実現</span>します。

この連携は、条件に応じて処理を分ける分岐処理を含むため、より実用的な自動化を組むことができます。

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ClickUpとDropboxの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、ClickUpとDropboxを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「ClickUpでタスクが作成されたら、Dropboxにフォルダを作成する」フローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • ClickUpとDropboxのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • ClickUpのトリガー設定と各アクション(タスク取得・フォルダ作成)の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:ClickUpとDropboxのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいClickUpアカウントとDropboxアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではClickUp)を検索して選択します。
  1. ClickUpのログイン画面が表示されます。
    連携させるアカウントでログインしてください。
  1. Yoomが接続するワークスペースを選択し、「Connect Workspace」をクリック。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

ClickUpが追加されていることを確認してください。

続けて、Dropboxも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でDropboxを検索して選択。
  1. 連携させるアカウントでログイン。
    ※ ログイン済みのアカウントがある場合、この画面はスキップされます。他のアカウントと連携させる際にはDropboxからログアウトしてください。
  1. 連携が完了し、マイアプリ画面に戻ります。

Dropboxも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:トリガーとなる投稿の設定

先ずは、フローの起点となるWebhookを設定していきます。

  1. ClickUpの「タスクが作成されたら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更できます。
    アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントには、マイアプリ登録で連携したアカウントが設定されています。
  3. アクションを確認して、「次へ」をクリック。
  1. 検知したいタスクに応じてWebhookを作成しましょう。
    「team_id」の入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されるため、対象となるチームを選択してください。
    検索欄にチーム名を入力すると候補が絞られます。
    ここで指定したチームにタスクが作成された時、フローが稼働します。
  1. 以降の「space_id」「folder_id」「list_id」は任意で設定できます。
    検知するタスクの範囲を狭めるのであれば、スペース・フォルダ・リストの順に候補から対象を指定してください。
  1. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  2. テストに成功すると、タスクの作成をYoomに通知するWebhookが作成されます。
  1. ページ下部の「次へ」をクリック。
  2. 今度は、作成したWebhookが正常に動作するかをテストしましょう。
    ClickUpの指定したチームやリストで、下記のようなテスト用のタスクを作成してください。
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に作成されたタスクのID情報が追加されます。
    「取得した値」は以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. タスクIDが取得できていれば「保存する」をクリック。
    トリガーとなるWebhookの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:タスクの取得

次に、タスクIDを用いてタスクの詳細情報を取得していきます。

  1. ClickUpの「タスクを取得」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「task_id」にはデフォルトで、ステップ3で取得した「タスクID」が設定されています。
    消してしまった場合には、入力欄クリック時に表示されるトリガーアクションメニューから「タスクID」を選択してください。
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、「取得した値」に指定したタスクの詳細情報が追加されます。
  1. テスト用に作成したタスクが取得できていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:作成するフォルダの設定

それでは、取得したタスクの情報を用いてDropboxにフォルダを作成しましょう。

  1. Dropboxの「フォルダを作成」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「フォルダのパス」にフォルダの作成先となるパスとフォルダ名を設定。
    入力欄クリック時に表示されるタスク取得アクションのメニューから、取得したタスクの各項目を選択できます。
    項目をクリックすると、入力欄に{{項目名 取得した値}}という形で追加されます。
    これらの値を用いて重複しないフォルダ名を設定しましょう。

    このように、取得した値=アウトプットを用いて以下のように設定することで、ClickUpのタスクが作成されるごとに異なるフォルダをDropboxへ動的に反映できます。
    なお、アウトプットを活用せず手入力すると毎回同じフォルダがDropboxへ作成されてしまうため注意が必要です
  1. 「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、Dropboxの指定したパスに新しいフォルダが作成されます。
    ※ 作成されたフォルダ
  1. 期待通りにフォルダが作成されていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリックしてください。

ステップ6:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
ClickUpでタスクを作成し、そのタスクの情報を基にしたフォルダがDropboxに作成されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

DropboxのデータをClickUpに連携したい場合

今回はClickUpからDropboxへデータを連携する方法をご紹介しましたが、反対にDropboxからClickUpへのデータ連携を自動化することも可能です。
ファイルのアップロードを起点にタスクを自動生成したい、といった場合には下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Dropboxにファイルが格納されたら、ClickUpにタスクを追加する

Dropboxに新しいファイルが格納されたことをトリガーとして、内容の確認や次のアクションを促すタスクをClickUpに自動で追加します。

例えば、クライアントから受領したファイルをDropboxにアップロードするだけで、担当者に確認依頼のタスクが自動で作成されるため、<span class="mark-yellow">ファイルの受領報告やタスク依頼の手間を削減し、対応漏れを防げます。</span>

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Dropboxで特定条件に合うファイルが格納されたら、ClickUpにタスクを追加する

Dropbox内の特定のフォルダにファイルが格納された場合や、ファイル名が特定の条件に合致した場合のみ、ClickUpにタスクを自動で追加することも。

「請求書」フォルダにファイルが格納されたら経理担当者に支払い処理タスクを作成するなど、<span class="mark-yellow">業務フローに応じた的確なタスク割り振りを自動化し、部門間のスムーズな連携を促進</span>します。

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ClickUpやDropboxを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、ClickUpやDropboxのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。

もし気になるものがあれば、こちらも試してみてください!

ClickUpを使った便利な自動化例

Trelloで新しいカードが追加されたとき、ClickUpにタスクを自動で追加することができます。
また、HubSpotにフォームが送信された場合、その内容をもとにClickUpにタスクを作成したり、Googleフォームの回答を元にGmailで通知を送信することも可能です。
そのため、タスク作成の手間が省け、作業時間を短縮できます!

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Dropboxを使った便利な自動化例

Dropboxにファイルがアップロードされた際、その内容を元にGoogle スプレッドシートを自動更新することができます。
また、Dropboxにファイルが格納されたらOCRを使って顧客情報を読み取り、boardに自動で追加することも可能です。
これにより、ファイル確認の手間が省け、手作業の負担を軽減できます!

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まとめ

ClickUpとDropboxの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたタスクごとのフォルダ作成や、それに伴う命名規則の確認といった煩雑な作業から解放され、ヒューマンエラーの心配もなくなります。</span>

ファイル管理が標準化されることにより、チームの誰もが迷わず必要な情報にアクセスできるようになり、担当者が本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うでしょう。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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