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アプリ同士の連携方法

2025-11-25

【簡単設定】商品情報をLINEで自動通知する方法

Hinata Fukasawa

※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。
「新商品が出るたびに、手作業でLINE公式アカウントのメッセージを作成して配信するのが大変…」
「キャンペーン情報の更新が多くて、配信漏れや誤送信がないかいつも不安…」

このように、LINE公式アカウントでの情報発信において手作業による運用の手間やヒューマンエラーのリスクに悩んでいませんか?

もし商品リストを追加するだけで、その最新情報が定期的にLINE公式アカウントから顧客に通知される仕組みがあれば、面倒な配信作業から解放されますね。
タイムリーな情報提供により顧客満足度の向上が期待できるほか、新商品の開発といったより創造的な業務に集中できるようにもなります!

今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して日々の業務をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはLINE公式アカウントで情報発信する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックしてすぐに自動化を体験してみましょう!

Google スプレッドシートの商品情報をもとにLINE公式アカウントで通知するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、定期的にGoogle スプレッドシートからレコード情報を取得し、OpenAIで商品情報を生成後LINE公式アカウントで通知するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定していくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:LINE公式アカウント

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • Google スプレッドシート・OpenAI・LINE公式アカウントのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールトリガーの設定、Google スプレッドシート・OpenAI・LINE公式アカウントのアクション設定
  • フローの起動を確認


ステップ1:Google スプレッドシート・OpenAI・LINE公式アカウントのマイアプリ連携

ここではYoomとそれぞれのアプリを連携して、操作を行えるようにしていきます。

まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

Google スプレッドシートとOpenAIについては上のナビで解説されています。
※OpenAIについてはOpenAIのマイアプリ登録方法も併せて確認しておきましょう。

LINE公式アカウントのマイアプリ連携

ここからLINE公式アカウントのマイアプリ登録方法を解説します。

右上の検索窓からLINE公式アカウントを検索してください。

LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法を参考に、任意のアカウント名と取得したアクセストークンを入力しましょう。
「追加」をクリックすると連携が完了します。


ステップ2:テンプレートをコピー

Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。


「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

「スケジュールトリガー」をクリック。

スケジュール設定は日付指定・曜日指定・Cron設定の3種類あります。
ご自身の業務に合わせていずれかで設定し保存しましょう。

1) 日付指定…フローボットを起動したい日付と時刻を入力

2) 曜日指定…フローボットを起動したい曜日にチェックを入れ、時刻を入力

3) Cron設定…毎時何分にフローボットを起動したいかを入力

※詳細はCron設定の設定方法をご参照ください。


ステップ4:Google スプレッドシートのアクション設定

はじめに準備として、商品管理用のシートを用意しておきましょう。

用意できたらYoomの設定画面に戻り「複数のレコードを取得する(最大300件)」をクリック。

データベースの連携に入ります。
まず連携するアカウントが正しいか確認しましょう。

次に、先ほど用意したシートのスプレッドシートIDを候補から選択してください。

同様にスプレッドシートのタブ名も選択し、任意でテーブル範囲を選択して「次へ」をクリックしましょう。

ここからは取得したいレコードの条件を設定していきます。
「取得したいレコードの条件」の左の欄は用意したシートの項目名がプルダウンになっているので、取得したい条件に合わせて選択してください。

今回は例として「商品名」の項目が空でない場合にレコードを取得するよう設定しています。

Googleスプレッドシートのレコード取得における注意点と対応方法も併せてご参照ください。

条件は「+ トリガー条件を追加」から最大5個まで設定できます。設定が完了したらテストしましょう。

成功したら保存してください。商品名とその概要が取得されました!
ここで取得した値を次以降のステップで活用します。

取得した値とは?

トリガーやオペレーション設定時に「テスト」を実行して取得した値のことです。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

ステップ5:OpenAIのアクション設定

「テキストの生成(Chat completion)」をクリックしましょう。

※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。
APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。

先ほど取得したGoogle スプレッドシートの情報をもとに、OpenAIで商品情報の紹介文を生成します。

タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りに「テキストの生成(Chat completion)」のまま「次へ」をクリックします。

メッセージコンテンツを入力しましょう。
固定の文章やGoogle スプレッドシートから取得した値を組み合わせて、ご自身の業務に沿ったプロンプトを作成してください。
※以下のように取得した値を設定することで、トリガーが実行されるたびに最新の情報を反映できます。

以降の項目については、必須項目以外は任意なので選択しなくても問題ありません。

  • ロール…「ユーザーと対話する際にChatGPTがどのような立場から回答を出力するか」という役割
  • 推論努力…推論モデルに対する努力度合い

など、必要に応じて設定してください。

設定が完了したらテストしましょう。

成功したら保存してください。
OpenAIが商品情報の紹介文を生成してくれました!


ステップ6:LINE公式アカウントのアクション設定

先ほど生成した紹介文をLINE公式アカウントで通知します。
「ブロードキャストメッセージを送る」をクリックしましょう。

ステップ5と同様、アクションは「ブロードキャストメッセージを送る」のまま「次へ」をクリック。

API接続設定に移るので、メッセージを入力しましょう。
OpenAIから取得した値などの変数や、固定の文章を組み合わせて自由にカスタマイズできます。
設定が完了したらテストしてください。

※「テスト」をクリックすると、連携したLINE公式アカウントと友だちになっている全てのユーザーにメッセージが送信されます。
送信されたメッセージは取り消すことができないため注意しましょう。

成功したら保存してください。

連携したLINE公式アカウントから、OpenAIで生成した商品情報の紹介文が通知されました!


ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。

以上が、定期的にGoogle スプレッドシートからレコード情報を取得し、OpenAIで商品情報を生成後LINE公式アカウントで通知する方法でした!

LINE公式アカウントを使った便利な自動化例

友だち追加やメッセージ受信をトリガーに、データベースへの顧客情報追加、タスク登録、チャットツールへの通知を行います。
また、CRMや外部サービスからの情報をもとに、メッセージを送信したり、支払いリンクを送付します。

顧客対応の効率化とデータ活用の促進に貢献できそうです。


■概要
営業活動においてApolloを活用しているものの、新しいコンタクトが作成された際の確認が遅れ、対応が後手に回ってしまうことはないでしょうか。
手動での確認作業は手間がかかるだけでなく、ビジネスチャンスを逃す原因にもなりかねません。
このワークフローは、Apolloにコンタクトが作成されると、自動でLINE公式アカウントに通知を送信するため、リードへのスムーズなアプローチを実現し、機会損失を防ぎます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Apolloで獲得したリードへの初動を速め、成果を高めたいと考えている営業担当者の方
・Apolloのコンタクト情報を関係者へスムーズに共有する仕組みを構築したいチームリーダーの方
・手動での通知や確認作業をなくし、営業プロセス全体の効率化を目指している方

■注意事項
・Apollo、LINE公式アカウントのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

■概要
ノーコードでWebアプリを開発できるBubbleは非常に便利ですが、データの更新があった際にLINE公式アカウントを使って関係者へ手動で通知する作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、BubbleでThingが更新されると、指定したLINE公式アカウントへ自動で通知を送信するため、リアルタイムでの情報共有を実現し、手作業による通知漏れや遅延といった課題を解消します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Bubbleで構築したアプリのデータを、LINE公式アカウントで迅速に通知したいと考えている方
・顧客や関係者への連絡を手作業で行っており、対応漏れや連絡遅延に課題を感じている方
・line bubble間の連携を通じて、日々の定型業務を自動化し、効率化したいと考えている方

■注意事項
・Bubble、LINE公式アカウントのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

LINE公式アカウントでユーザーが友だち追加したら、Sansanに追加するフローです。

Salesforceのリード情報ページからYoomのフローボットを起動し、LINE公式アカウントで定型メッセージを自動的に送信します。

HubSpotからStripeの支払い用リンクを作成してLINE公式アカウントで送付するフローです。

LINE公式アカウントからGPTsを利用したチャットボットを作成するフローボットです。下記の記事を参考に、GPTsを事前に作成しておいてください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9075698

LINE公式アカウントでユーザーからメッセージが届いたらChatworkに通知するフローです。

■概要
LINE公式アカウントでの顧客対応は重要ですが、受け取ったメッセージを一件ずつ確認し、Trelloに手入力でタスクとして追加するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、LINE公式アカウントでメッセージを受信するだけで、Trelloに自動でカードが作成されるため、こうした転記作業を自動化し、対応漏れを防ぎます。

■このテンプレートをおすすめする方
・LINE公式アカウントで受けた問い合わせを手作業でTrelloに転記している担当者の方
・顧客からのフィードバックやタスクの管理を効率化し、対応漏れを防ぎたいチームの方
・LINE公式アカウントからの情報をチーム全体でスムーズに共有し、連携を強化したい方

■注意事項
・LINE公式アカウント、TrelloのそれぞれとYoomを連携してください。

LINE公式アカウントでメッセージを受信したら、該当のLINE IDでkintoneのレコードを検索し、該当のレコードのコメント部分に受け取ったメッセージを自動的に投稿するフローボットです。

LINE公式アカウントで新しいメッセージを受信したら、Gmailで通知するフローです。

■注意事項
・LINE公式アカウントとGmailのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

まとめ

商品情報のLINE通知を自動化することで、これまで手作業で行っていたメッセージの作成や配信作業から解放されますね。
また、手間を省くだけでなく、配信ミスを防ぎながらタイムリーな情報提供も可能になります。
これにより顧客とのコミュニケーションを活性化させて店舗への集客や売上向上に繋げることができるほか、スタッフは接客や新商品開発といったより付加価値の高いコア業務に専念できる環境が整うでしょう。

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:もっと売れる商品紹介文を作るプロンプトのコツは?

A:

OpenAIのプロンプト内で「誰に向けて」「どんなトーンで」「どのキーワードを使い」「どんな訴求ポイントを重視するか」を具体的に伝えることが重要です。

例: 以下の商品情報をもとに、〇〇(ターゲット層)に向けて、△△(親しみやすくカジュアル/高級感のある丁寧な口調 等)な文章で、SEOキーワード「■■」「××」を自然に含めて商品説明文を作成してください。

読者の悩みやニーズに寄り添いながら、商品のメリットを具体的に伝え、購入意欲を高めるようにしましょう。 

Q:色・サイズなどのバリエーション情報も紹介文に含められますか?

A:

はい、可能です。
Google スプレッドシートにより詳細な項目を設定することで、取得する値の種類を増やすことができます。
それらをOpenAIのプロンプト内で変数として活用してください。 

Q:AIが生成した文章を、配信前に人が承認するステップを挟めますか?

A:

はい、可能です。
下記の手順で「承認を依頼」オペレーションを追加しましょう。
承認者や承認内容の詳細を設定してください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
Hinata Fukasawa
教育業界の事務職出身です。 少ない人数で幅広い業務をこなすためExcelのテンプレート作りなど日々効率化できることを模索していましたが、当時Yoomを使えていたら比べ物にならないほど効率化できていたと思います。 そういった今までの経験も活かしつつ、皆様のお役に立てるような情報を発信していきます!
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