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※この記事でLINEと表記されるアプリは「LINE公式アカウント」です。
「新商品が出るたびに、手作業でLINE公式アカウントのメッセージを作成して配信するのが大変…」
「キャンペーン情報の更新が多くて、配信漏れや誤送信がないかいつも不安…」
このように、LINE公式アカウントでの情報発信において手作業による運用の手間やヒューマンエラーのリスクに悩んでいませんか?
もし商品リストを追加するだけで、その最新情報が定期的にLINE公式アカウントから顧客に通知される仕組みがあれば、面倒な配信作業から解放されますね。
タイムリーな情報提供により顧客満足度の向上が期待できるほか、新商品の開発といったより創造的な業務に集中できるようにもなります!
今回ご紹介する自動化フローは、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できます。手間や時間もかからないので、ぜひこの機会に導入して日々の業務をもっと楽にしましょう!とにかく早く試したい方へ
YoomにはLINE公式アカウントで情報発信する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックしてすぐに自動化を体験してみましょう!
※今回連携するアプリの公式サイト:LINE公式アカウント
[Yoomとは]フローの作成方法
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ステップ1:Google スプレッドシート・OpenAI・LINE公式アカウントのマイアプリ連携
ここではYoomとそれぞれのアプリを連携して、操作を行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
Google スプレッドシートとOpenAIについては上のナビで解説されています。
※OpenAIについてはOpenAIのマイアプリ登録方法も併せて確認しておきましょう。
右上の検索窓からLINE公式アカウントを検索してください。
LINE公式アカウントのマイアプリ追加方法を参考に、任意のアカウント名と取得したアクセストークンを入力しましょう。
「追加」をクリックすると連携が完了します。
ステップ2:テンプレートをコピー
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。
ステップ3:スケジュールトリガーの設定
「スケジュールトリガー」をクリック。
スケジュール設定は日付指定・曜日指定・Cron設定の3種類あります。
ご自身の業務に合わせていずれかで設定し保存しましょう。
1) 日付指定…フローボットを起動したい日付と時刻を入力
2) 曜日指定…フローボットを起動したい曜日にチェックを入れ、時刻を入力
3) Cron設定…毎時何分にフローボットを起動したいかを入力
※詳細はCron設定の設定方法をご参照ください。
ステップ4:Google スプレッドシートのアクション設定
はじめに準備として、商品管理用のシートを用意しておきましょう。
用意できたらYoomの設定画面に戻り「複数のレコードを取得する(最大300件)」をクリック。
データベースの連携に入ります。
まず連携するアカウントが正しいか確認しましょう。
次に、先ほど用意したシートのスプレッドシートIDを候補から選択してください。
同様にスプレッドシートのタブ名も選択し、任意でテーブル範囲を選択して「次へ」をクリックしましょう。
ここからは取得したいレコードの条件を設定していきます。
「取得したいレコードの条件」の左の欄は用意したシートの項目名がプルダウンになっているので、取得したい条件に合わせて選択してください。
今回は例として「商品名」の項目が空でない場合にレコードを取得するよう設定しています。
※Googleスプレッドシートのレコード取得における注意点と対応方法も併せてご参照ください。
条件は「+ トリガー条件を追加」から最大5個まで設定できます。設定が完了したらテストしましょう。
成功したら保存してください。商品名とその概要が取得されました!
ここで取得した値を次以降のステップで活用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に「テスト」を実行して取得した値のことです。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
ステップ5:OpenAIのアクション設定
「テキストの生成(Chat completion)」をクリックしましょう。
※ChatGPT(OpenAI)を使ったアクションを動かすには、OpenAIのAPI有料プランに契約しておく必要があります。
APIの利用料金が発生した時にスムーズに支払いができるよう、契約内容を整えておきましょう。
先ほど取得したGoogle スプレッドシートの情報をもとに、OpenAIで商品情報の紹介文を生成します。
タイトルと連携するアカウント情報を設定し、アクションはテンプレート通りに「テキストの生成(Chat completion)」のまま「次へ」をクリックします。
メッセージコンテンツを入力しましょう。
固定の文章やGoogle スプレッドシートから取得した値を組み合わせて、ご自身の業務に沿ったプロンプトを作成してください。
※以下のように取得した値を設定することで、トリガーが実行されるたびに最新の情報を反映できます。
以降の項目については、必須項目以外は任意なので選択しなくても問題ありません。
など、必要に応じて設定してください。
設定が完了したらテストしましょう。
成功したら保存してください。
OpenAIが商品情報の紹介文を生成してくれました!
ステップ6:LINE公式アカウントのアクション設定
先ほど生成した紹介文をLINE公式アカウントで通知します。
「ブロードキャストメッセージを送る」をクリックしましょう。
ステップ5と同様、アクションは「ブロードキャストメッセージを送る」のまま「次へ」をクリック。
API接続設定に移るので、メッセージを入力しましょう。
OpenAIから取得した値などの変数や、固定の文章を組み合わせて自由にカスタマイズできます。
設定が完了したらテストしてください。
※「テスト」をクリックすると、連携したLINE公式アカウントと友だちになっている全てのユーザーにメッセージが送信されます。
送信されたメッセージは取り消すことができないため注意しましょう。
成功したら保存してください。
連携したLINE公式アカウントから、OpenAIで生成した商品情報の紹介文が通知されました!
ステップ7:トリガーをONにして起動準備完了
最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認しましょう。
以上が、定期的にGoogle スプレッドシートからレコード情報を取得し、OpenAIで商品情報を生成後LINE公式アカウントで通知する方法でした!
友だち追加やメッセージ受信をトリガーに、データベースへの顧客情報追加、タスク登録、チャットツールへの通知を行います。
また、CRMや外部サービスからの情報をもとに、メッセージを送信したり、支払いリンクを送付します。
顧客対応の効率化とデータ活用の促進に貢献できそうです。
まとめ
商品情報のLINE通知を自動化することで、これまで手作業で行っていたメッセージの作成や配信作業から解放されますね。
また、手間を省くだけでなく、配信ミスを防ぎながらタイムリーな情報提供も可能になります。
これにより顧客とのコミュニケーションを活性化させて店舗への集客や売上向上に繋げることができるほか、スタッフは接客や新商品開発といったより付加価値の高いコア業務に専念できる環境が整うでしょう。
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:もっと売れる商品紹介文を作るプロンプトのコツは?
A:
OpenAIのプロンプト内で「誰に向けて」「どんなトーンで」「どのキーワードを使い」「どんな訴求ポイントを重視するか」を具体的に伝えることが重要です。
例: 以下の商品情報をもとに、〇〇(ターゲット層)に向けて、△△(親しみやすくカジュアル/高級感のある丁寧な口調 等)な文章で、SEOキーワード「■■」「××」を自然に含めて商品説明文を作成してください。
読者の悩みやニーズに寄り添いながら、商品のメリットを具体的に伝え、購入意欲を高めるようにしましょう。
Q:色・サイズなどのバリエーション情報も紹介文に含められますか?
A:
はい、可能です。
Google スプレッドシートにより詳細な項目を設定することで、取得する値の種類を増やすことができます。
それらをOpenAIのプロンプト内で変数として活用してください。
Q:AIが生成した文章を、配信前に人が承認するステップを挟めますか?
A: