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「HRMOSから厚生年金資格取得者の一覧を毎月ダウンロードして、別の管理表に転記するのが地味に大変…」
「手作業での転記だと、入力ミスが起きないかいつも不安…」
このように、HRMOSを利用した厚生年金関連の業務で、手作業による情報取得や転記作業に手間やストレスを感じていませんか?
もし、HRMOSから厚生年金に関する情報を自動で取得し、Google スプレッドシートなどの管理表に自動で記録できる仕組みがあれば、こうした定型業務から解放され、より重要な人事戦略の立案や制度設計といったコア業務に集中する時間を確保できます!
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、毎月の面倒な作業を削減することができます。
ぜひこの機会に導入して業務をもっと楽にしましょう!
YoomにはHRMOSから厚生年金保険情報を取得する業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから、HRMOSから厚生年金保険情報を取得し、Google スプレッドシートに自動で追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定していきます。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Google スプレッドシート/HRMOS
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
Google スプレッドシートとYoomのマイアプリ連携
以下の手順をご参照ください。
HRMOSとYoomのマイアプリ連携
新規接続をクリックしたあと、アプリのメニュー一覧が表示されるのでHRMOSと検索し、対象アプリをクリックしてください。
以下の画面が表示されるので、アカウント名とアクセストークンを入力し、「追加」をクリックしましょう。
アクセストークンの設定方法などについては、以下のヘルプページをご確認ください。
以上でマイアプリ登録は完了です!
続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
それでは、ここから設定を進めていきましょう。
「社員詳細ページから起動」をクリックします。
事前準備として、HRMOSで社員の厚生年金保険情報を登録しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で登録しました。
Yoomの操作画面に戻ります。
Chrome拡張機能を設定することで、HRMOS上から直接フローボットを起動することが可能です。
拡張機能はこちらのページからインストールできます。
また、設定方法については、以下のヘルプページをご確認ください。
アクションの設定内容を確認し、HRMOSと連携しているアカウント情報にも問題がないか確認したら「次へ」をクリックします。
起動ページのURLサンプル
拡張機能を起動させるHRMOSの社員詳細ページURLを入力します。
※実際に実行する際は、HRMOSの該当ページを開いた状態で、拡張機能からフローボットを起動してください。
入力が完了したら「テスト」をクリックし、正しく連携できているかを確認しましょう。
テストに成功すると、HRMOSに登録された社員の厚生年金に関する情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値を利用して、この後のステップで社員の厚生年金保険情報を取得可能できます。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動するたびに変動した値となります。
内容を確認し、「完了」をクリックします。
続いて、前のステップで取得した値(社員ID)を利用して、HRMOSで社員の厚生年金保険情報を取得しましょう。
「社員の厚生年金保険情報を取得」をクリックします。
アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
HRMOSと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
社員ID
入力欄をクリックすると、前のステップでHRMOSから取得した値が表示されるので、選択して入力しましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、取得した値を活用せず設定を行うと毎回同じデータがHRMOSから取得されてしまうので注意が必要です。
入力が完了したら「テスト」をクリックして、設定した内容で社員の厚生年金保険情報が正しく取得されるか確認しましょう。
テストに成功すると、社員の厚生年金保険情報が一覧で表示されます。
以下の画像の取得した値はこの後のステップで利用することが可能です。
内容を確認し、「完了」をクリックします。
いよいよ最後のステップです!
前のステップでHRMOSから取得した値(厚生年金保険情報)を利用して、Google スプレッドシートにレコードを追加しましょう。
「レコードを追加する」をクリックします。
アクションはあらかじめ設定されているため、そのまま内容を確認してください。
Google スプレッドシートと連携するアカウント情報に問題がなければ、「次へ」をクリックします。
事前準備として、Google スプレッドシートでデータを追加するためのレコードをあらかじめ作成しておきましょう。
今回はテスト用に、以下の内容で作成しました。
連携するデータベースを設定しましょう。
スプレッドシートID
入力欄をクリックすると連携が有効になっているアカウントから候補が表示されるので、対象の項目を選択しましょう。
※先ほど事前準備で作成したGoogle スプレッドシートを設定してください。
設定方法については、以下のヘルプページをご確認ください。
スプレッドシートのタブ名
入力欄をクリックすると、指定したスプレッドシートIDに含まれるタブの候補が表示されます。その中から対象のタブを選択してください。
テーブル範囲
範囲は列名(ヘッダー)を含むデータベース全体の範囲を設定しましょう。
Google スプレッドシートの範囲設定の定義については、こちらのヘルプページもご確認ください。
設定が完了したら「次へ」をクリックします。
追加するレコードの値
前段で設定したGoogle スプレッドシートのテーブル範囲から、列名(ヘッダー)が自動表示されます。
入力欄をクリックすると、前のステップでHRMOSから取得した値が一覧で表示されます。
該当する項目を選び、Google スプレッドシート上の対応する項目に正しくマッピングしましょう。
取得した値を活用することで値が固定化されず、フローボットを起動するたびに最新の情報を自動で反映できます。
なお、テキストを直接入力した部分は固定値とされるため、取得した値を活用せず設定を行うと毎回同じデータがGoogle スプレッドシートに登録されてしまうので注意が必要です。
それぞれの項目について入力が完了したら、「テスト」をクリックして、設定した内容でGoogle スプレッドシートにレコードが追加されるか確認しましょう。
テストが成功したらGoogle スプレッドシートの画面を開き、実際にレコードが追加されているかを確認してみましょう。
今回は下記のとおり追加されていました!
問題がなければYoomの操作画面に戻り、「完了」をクリックします。
以上ですべての設定が完了しました!
設定が完了すると、画面上に以下のようなメニューが表示されます。
トリガーをONにすることで、HRMOSの厚生年金保険情報を取得し、管理しているGoogle スプレッドシートへ自動で反映できるようになります。
実際にHRMOSのデータがGoogle スプレッドシートのレコードに追加されるか確認してみましょう。
Yoomでは、HRMOSと連携して人事労務業務を効率化するテンプレートをご用意しています。
たとえば、SmartHRやNotionなどの他ツールへの登録をトリガーに従業員情報をHRMOSへ自動追加したり、日々の打刻漏れを検知してチャットツールへ通知するなど、入社手続きから日々の勤怠管理まで幅広く活用可能です。
「人事データの二重入力や確認の手間をなくしたい」とお考えの方は、ぜひ以下のリンクからテンプレートの詳細をご覧ください。
HRMOSとGoogle スプレッドシートの連携を自動化することで、これまで手作業で行っていた厚生年金に関する情報の取得や転記作業の手間を削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。
これにより、人事労務担当者は面倒な定型業務から解放され、従業員エンゲージメントの向上施策や採用戦略の立案といった、より付加価値の高いコア業務に集中できる環境が整うでしょう!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:連携が失敗した場合はどうなりますか?
A:
フローボットがエラーになると、Yoomに登録する際に設定したメールアドレスに通知が送られます。
通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。
通知メールには、エラーが起きている該当のオペレーションや詳細のリンクが記載されているので、まずは通知内容を確認しましょう。
再実行は自動で行われないため、エラー修正後手動で再実行してください。
ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。
Q:Google スプレッドシート以外のツールにも連携できますか?
A:
Google スプレッドシート以外にも、SlackやChatwork、メールなど、さまざまなツールと連携できます。
フローボット内で使用するアクションを変更することで、取得した情報をそのまま他のツールへ通知するフローを構築できます。
たとえば、Google スプレッドシートへのレコード追加の代わりにSlackへ通知する場合は、フローボット内で「テキストを生成する」アクションの直下にある「+」ボタンをクリックし、オペレーションタイプの選択画面からSlackを設定してください。
※Google スプレッドシートのレコードを追加アクションはフローボットから削除してください。
Slackのアクション項目から「メッセージを送信」などの通知系アクションを選択し、その後の設定を進めてください。
以下のようなフローボットを設定することで、Google スプレッドシートに記録するのではなく、Slackなど任意のアプリへ自動通知を行うフローを実現できます。
Q:厚生年金以外の情報(例:雇用保険)も取得可能ですか?
A:
はい、可能です。
フローボットでHRMOSのアクションを変更することで、 厚生年金保険情報と同様に、雇用保険や健康保険など、他の社会保険に関する情報もHRMOSから取得できます。
対象となる情報の例:
HRMOSのアクションについては、以下のページもご参照ください。