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アプリ同士の連携方法

2025-12-04

【ノーコードで実現】HRMOSの出向情報に添付されたファイルを自動で保管する方法

Koharu Seto
Koharu Seto

「HRMOSに登録した出向者の契約書、毎回手作業でダウンロードしてフォルダに保存するのが面倒…」
「ファイル名の付け間違いや、正しいフォルダに保存できているかダブルチェックするのに時間がかかってしまう…」

このように、HRMOS(ハーモス)に登録された出向関連情報の添付ファイル管理に手間や不安を感じていませんか?

そんな不安の解消には、HRMOSに出向情報が登録・更新されたことをきっかけに、添付ファイルを自動的に指定のフォルダへ保管できる仕組みを活用するのがオススメ!

これらの煩わしい手作業から解放され、より戦略的な人事・労務業務に集中する貴重な時間を確保できるようになるでしょう。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入して、日々の業務を効率化しましょう!

とにかく早く試したい方へ

YoomにはHRMOSに登録された出向情報の添付ファイルを取得する業務フローを自動化するテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


HRMOSの出向情報添付ファイルをGoogle Driveに自動保管するフローを作ってみよう

それでは例として、HRMOSの出向情報添付ファイルを自動でGoogle Driveに格納するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:[HRMOS]/[Google Drive]

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • HRMOSとGoogle Driveのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • トリガーとアクションの設定
  • フローをONにし、正常に起動するかを確認


ステップ1:HRMOSとGoogle Driveをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

HRMOSとYoomのマイアプリ連携

Yoom画面左側にある「マイアプリ」→「新規接続」をクリックしてください。
「アプリ名で検索」でHRMOSを検索するか、アプリ一覧から探しましょう。

以下の画面が表示されるので、設定を行ってください。

HRMOSのマイアプリ登録の方法は、下記リンクを確認しましょう。

Google DriveとYoomのマイアプリ連携

マイアプリから「新規接続」を押した後、Google Driveを検索し、クリックしてください。

「Sign in with Google」をクリックします。

連携するアカウントを選択します。

以下の画面で「次へ」をクリックします。

以下の画面で「続行」をクリックします。
これでGoogle Driveのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに追加されます。
マイプロジェクトは左のメニューバーから確認できます。

ステップ3:トリガーの設定

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「トリガー」と呼びます。
ここではHRMOSの社員詳細ページから操作し、フローボットが起動する設定をしていきましょう。
詳しくはChrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法もご参照ください。

①はじめにChrome拡張機能をインストールしましょう。
②HRMOSの社員詳細ページを開き、Chrome拡張機能を起動し、「フローボットの作成」をクリックしてください。

③以下の画面に移動するので、今回のフローボットを選択します。
1つ目の工程をクリックしてください。

この画面では、以下の項目がすでに設定されているため「次へ」をクリックして進みましょう。

  • アクション:社員詳細ページから起動します。
  • HRMOSと連携するアカウント情報:マイアプリ連携したアカウントが記載されています。

起動ページのURLサンプルは、HRMOSの社員詳細ページのリンクを貼り付けてください。
設定したら「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、以下のように表示され、取得した値が出力されます。
取得した値についてはヘルプページのテストの重要性:「取得した値」のテスト値についてもご参照ください。
確認し、「完了」をクリックしましょう。

ステップ4:社員の出向情報を取得

次に2つ目の工程をクリックします。
前項で取得した値から、HRMOSの社員の出向情報を取得する設定を行いましょう。

HRMOSの社員情報に出向情報が記載されていることをご確認ください。
以下はテスト用です。

前項と同様に、この画面では、以下の項目がすでに設定されているため「次へ」をクリックしてください。

前項で取得した値から、「社員ID」を選択します。
取得した値を使用することで、値が固定化されず、フローボットが起動するたびに新しい情報が反映されます。
この時、「←HRMOSのアウトプットを設定してください」というテキストは削除しましょう。
設定したら「テスト」をクリックしてください。

テストに成功したら以下のように表示されます。
確認し「完了」をクリックしましょう。

ステップ5:社員の出向情報添付ファイルを取得

次に3つ目の工程をクリックします。
前項で取得した値から、社員の出向情報添付ファイルを取得する設定を行います。
HRMOSの社員情報に、出向情報添付ファイルがアップロードされていることをご確認ください。

※ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。
アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。

※トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は「ファイルの容量制限について」をご参照ください。

前項と同様に、この画面では、以下の項目がすでに設定されているため「次へ」をクリックしてください。

社員IDとファイルIDはそれぞれ取得した値から選択しましょう。
取得した値を使用することで、値が固定化されず、フローボットが起動する度に新しい情報が反映されますよ。
設定したら「テスト」をクリックしてください。

テストに成功すると、以下のように表示されます。
確認し「完了」をクリックしましょう。

ステップ6:ファイルをアップロードする

次に4つ目の工程をクリックします。
前項で取得した値から、Google Driveにファイルをアップロードする設定を行いますよ!

前項と同様に、この画面では、以下の項目がすでに設定されているため「次へ」をクリックしましょう。

格納先のフォルダIDは候補から選択します。

ファイル名は前項で取得した値から選択しましょう。
今回は「添付ファイル名の一覧」を選択しましたが、定型文など自由にカスタマイズできます。
取得した値を使用することで、値が固定化されず、フローボットが起動するたびに新しい情報が反映されますよ。

以下のようにファイルの添付方法を設定し、「テスト」をクリックしましょう。

テストに成功すると、以下のように表示され、Google Driveにはファイルが追加されていますね!

確認し「完了」をクリックしてください。

ステップ7(最終):アプリトリガーをONにする

すべての設定が完了すると、以下のコンプリート画面が表示されます。
トリガーをONにして、フローボットを起動しましょう。

これですべての設定が完了しました!
HRMOSの出向情報添付ファイルを自動でGoogle Driveに格納する方法は以上です。

HRMOSを使ったその他の自動化例

HRMOSを中心に人事情報を自動連携することで、採用から入社手続き、契約管理までの業務を効率化できます。

社員情報や障がい者情報をHRMOSから取得してGoogle スプレッドシートやkintoneへ自動反映することで、転記作業や入力ミスを防ぎ、常に最新の情報を管理できます。



■概要
採用活動で新しいメンバーが決定した際、入社手続きに関する連絡をメールで受け取り、その都度HRMOSへ手入力する作業は手間がかかる上に、入力ミスや対応漏れのリスクも伴います。
このワークフローは、Gmailで特定のメールを受信すると、その内容からAIが自動で社員情報を抽出し、HRMOSへ登録する作業を自動化します。
これにより、人事担当者の負担を軽減し、正確で迅速な情報登録を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方
・Gmailで受け取った入社連絡を、手作業でHRMOSに登録している人事・労務担当者の方
・HRMOSへの社員情報登録における、入力ミスや対応漏れなどのヒューマンエラーをなくしたい方
・採用から入社手続きまでのオンボーディングプロセス全体を、自動化によって効率化したいと考えている方

■注意事項
・Gmail、HRMOSのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953

JUST.DBで従業員情報が登録されたらHRMOSに追加するフローです。

Google Workspaceで従業員が登録されたらHRMOSにも従業員を追加するフローです。

HRMOSの情報を用いてNDAを作成しGMOサインで送付するフローです。

HRMOSの社員情報をもとにkintoneへ情報を自動追加するフローです。

■注意事項
・HRMOSとkintoneのそれぞれとYoomを連携してください。
・Chrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/8831921
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953

■概要
HRMOSに登録された社員情報を見ながら、面談のために手作業でZoomミーティングを作成し、案内メールを送る作業に手間を感じていませんか。
このワークフローを活用すれば、HRMOSの社員詳細ページからワンクリックでZoomミーティングの作成とメール通知までを自動化できます。
HRMOSとZoomを連携させることで、これまで手作業で行っていた一連の業務を効率化し、日程調整にかかる時間を短縮します。

■このテンプレートをおすすめする方
・HRMOSとZoomを併用し、社員との面談調整を手作業で行っている人事担当者の方
・HRMOSの情報を見ながらZoomを発行している人事担当の方
・メンバーとの1on1など、定期的なミーティング設定業務の効率化を検討しているマネージャーの方

■注意事項
・HRMOS、ZoomのそれぞれとYoomを連携してください。
・Chrome拡張機能を使ったトリガーの設定方法はこちらをご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/8831921


クラウドサインで雇用契約が完了したらHRMOSに登録するフローです。

■概要
「フォームで回答が送信されたら、Slackへの通知とHRMOSへの社員登録を自動化する」ワークフローは、フォーム回答を検知し、HRMOSとSlack連携でスムーズに情報を共有&登録する業務ワークフローです。
ミスや漏れを減らし、人事作業を軽やかに進めます。

■このテンプレートをおすすめする方
・フォームの回答をSlackで共有したいチームリーダーの方
・HRMOSへの手動登録に時間や手間を感じている人事担当者の方
・複数のツールを連携させて業務をシンプルにしたい総務・人事のご担当者様
・HRMOSとSlackの連携設定にハードルを感じている方

■注意事項
・Slack、HRMOSとYoomを連携してください。
・HRMOSのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5841953

まとめ

HRMOSとストレージサービスの連携を自動化することで、これまで手作業で行っていた出向関連の契約書などの添付ファイルをダウンロードし、フォルダに格納する作業にかかる手間を削減し、ヒューマンエラーの発生を防ぐことができます。
これにより、人事・労務担当者はファイル管理の煩わしさから解放され、より重要なコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化フローの構築は、ノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に設定できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひアカウント登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:出向以外の情報(雇用契約書など)でも応用できますか?

A:

はい、できます。
社員情報から雇用契約書をダウンロードして、お使いのストレージフォルダに格納できます。
以下のフローボットもお試しください。


 



Q:添付ファイルが存在しない場合、どうなりますか?

A:

以下の通りエラーが表示されてフローボットが停止する場合があります。
その際はHRMOSに出向情報にファイルを添付し、再度お試しください。

Q:保存が完了したらSlackなどに通知できますか?

A:

可能です。その際はSlackなどのチャットツールとアプリ連携し、「メッセージを送信する」アクションを追加してお試し下さい。 

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Koharu Seto
Koharu Seto
3年ほどブロガーとして執筆活動しています。 会社員時代に知りたかった「業務効率化」の方法を皆さんにわかりやすくお届けしていきます。 Yoomを活用して日々の業務がどれだけ自動化できるのか、記事を通じてその可能性を実感していただけたら嬉しいです。
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