GmailとOneDriveの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-07-30

【簡単設定】GmailのデータをOneDriveに自動的に連携する方法

k.tsukamoto

「Gmailに届いた重要な添付ファイルを、何度もOneDriveに保存するのは面倒!」
「特定の相手からの添付ファイルだけOneDriveに格納する作業って忘れてしまいがち…」
日々の業務の中で、GmailとOneDriveのデータ連携にこのような非効率さや煩わしさを感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Gmailで受信した特定のメールに添付されているファイルを、自動でOneDriveの指定フォルダに保存する仕組み</span>があれば、こうした手作業による時間や手間の浪費から解放されるでしょう。

そして保存漏れといったヒューマンエラーからも解放され、より創造的で重要な業務に集中できる時間を確保できるはずです!

今回ご紹介する方法は、プログラミングの知識がなくても直感的に設定できるため、ITが苦手な方でも安心して導入することが可能です。
ぜひこの機会に面倒な繰り返し作業を自動化して、業務をさらに効率化させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">GmailとOneDriveを連携するためのテンプレート</span>が用意されています。

今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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GmailとOneDriveを連携してできること

GmailとOneDriveのAPIを連携させることで、メールの確認やファイルのダウンロード、アップロードといった一連の作業を自動化できます。
手作業にかかっていた時間が削減され、ファイルの保存忘れといったミスが防がれることで、業務の正確性とスピードを向上させることできるでしょう。

以下に具体的な自動化例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があればクリックしてみてください!

Gmailで受信したファイルをOneDriveに格納する

特定の送信者や件名など、指定した条件に合致するGmailで受信したメールの添付ファイルを、自動的にOneDriveの指定フォルダへ格納します。

この連携により、<span class="mark-yellow">請求書や報告書といった重要なファイルを都度手動で保存する手間が削減され、保存漏れのリスクも解消</span>されるため、チーム内でのスムーズな情報共有やファイル管理を実現できるでしょう。

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Gmailで受信した内容で書類を発行し、OneDriveに格納する

Gmailで受信した注文情報や問い合わせ内容などを基に、Yoomのドキュメント機能で見積書や請求書といった書類を作成し、作成された書類をOneDriveの指定フォルダに格納するという一連の流れを自動化!

この仕組みはメールの内容を読み取って書類を生成する処理を含むため、<span class="mark-yellow">顧客対応の迅速化と業務品質の向上</span>に貢献します。

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GmailとOneDriveの連携フローを作ってみよう

それでは実際に、GmailとOneDriveを連携させたフローの作成方法を解説していきます!
Yoomを使用してノーコードで設定をしていくので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

この記事では、先程ご紹介した「Gmailで受信したファイルをOneDriveに格納する」テンプレートを使用してフローを作成します。
作成の流れは大きく分けて以下の通りです。

  • GmailとOneDriveのマイアプリ連携
  • テンプレートのコピー
  • Gmailのトリガー設定とファイルの格納先の設定
  • フロー稼働の準備
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ステップ1:GmailとOneDriveのマイアプリ連携

先ずは、Yoomと連携させたいGmailアカウントとOneDriveアカウントを「マイアプリ」に登録しましょう。
この設定は初回のみ必要です。

  1. Yoomにログイン後、ワークスペースのサイドバーから「マイアプリ」を選択。
  2. マイアプリ画面の右側にある「+新規接続」をクリック。
  1. アプリ一覧画面が表示されたら、右上の検索バーでアプリ名(ここではGmail)を検索して選択します。
  1. 「Sign in with Google」をクリック。
  1. Googleのログイン画面に移ります。
    連携させるアカウントを選択してください。
  1. 内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. YoomからGoogleへのアクセス権限の内容を確認し、「続行」をクリック。
    「Yoomがアクセスできる情報を選択してください」と表示されている場合には、「すべて選択」にチェックを入れてください。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

Gmailが追加されていることを確認してください。

続けて、OneDriveも連携していきましょう。

  1. アプリ一覧画面でOneDriveを検索して選択。
  1. Microsoftのサインイン画面が表示されます。
    連携させるOneDriveに紐づくアカウントを入力し、「次へ」をクリック。
    ※「Microsoft 365(旧Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。法人向けプランを契約していない場合、Yoomからの認証がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。

※ 既にサインインしているアカウントがある場合、以下のような画面が表示されます。

  1. パスワードを入力し、「サインイン」をクリック。
  1. マイアプリ画面に戻ります。

OneDriveも追加されていれば、このフローで使用するアプリのマイアプリ登録は完了です。

ステップ2:テンプレートのコピー

Yoomのフローボットテンプレートから使用するテンプレートを選び、「このテンプレートを試す」をクリックすると、テンプレートがコピーされます。
ここでは、冒頭でご紹介したテンプレートを使用するため、以下のバナーの「試してみる」をクリックしてください。

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そうしますと、Yoomのワークスペースにテンプレートがコピーされ、自動化フローの設定画面(フローボット)が開きます。
「OK」をクリックして、フローの設定に進みましょう。

※ 以降、コピーしたフローボットには、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」からアクセスできます。

ステップ3:Gmailのトリガー設定

先ずは、フローボットを起動させるための起点(トリガー)を設定していきます。

  1. Gmailの「特定のラベルのメールを受信したら」をクリック。
  1. 「タイトル」は任意の名称に変更可能です。
    「(ラベル名)のメールを受信したら」など、アクションの内容が分かりやすいタイトルにするとよいでしょう。
  2. 連携アカウントにはマイアプリ登録をしたアカウントが設定されています。
    他のアカウントと連携させる場合にはプルダウンから選択してください。
  3. アクションの内容を確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「トリガーの起動間隔」のプルダウンから任意の間隔を選択。
    トリガーの起動タイミングは「5分・10分・15分・30分・60分」から選択可能です。
    そのプランの最短の起動間隔にすることで、メール受信時により早くOneDriveへの格納が行えるようになります。
    ※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が異なります。
    起動間隔についての詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. 「ラベル」にトリガーとなるメールのラベルを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されますので、対象となるラベルを選択してください。
    検索欄にラベル名を入れることで候補が絞られます。
    参照)受信メールのラベル付け
  1. ファイルを添付したテスト用のメールを、連携しているGmailアカウントに送信します。この時、指定したラベルに仕分けられるようにしてください。
    ※ テスト用メールの例
  1. Yoomに戻り、「テスト」をクリック。
    ※ 直近1時間以内に指定したラベルにメールが届いていない場合はテストに失敗します。
  1. テストが成功すると、「取得した値」に受信したメールの情報が追加されます。
    これらの値は、以降のアクションで変数(フローが稼働する度に更新される値)として使用できるようになります。
    詳しい説明は、こちらのヘルプページをご覧ください。
  1. テスト用に送信したメールが取得できていれば、ページ下部の「保存する」をクリック。
    トリガーとなるメールの設定が完了し、フロー画面に戻ります。

ステップ4:ファイルのアップロード

それでは、取得した添付ファイルをOneDriveにアップロードしましょう。

  1. OneDriveの「ファイルをアップロード」をクリック。
  1. 適宜「タイトル」を変更。
  2. 連携アカウントとアクションを確認し、「次へ」をクリック。
  1. 「ドライブID」にファイルを格納するドライブのIDを設定。
    入力欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されますので、対象となるドライブIDを選択してください。
  1. 「格納先フォルダのアイテムID」に格納先となるフォルダのアイテムIDを設定。
    ドライブIDと同様に、入力欄クリック時に表示される候補から対象となるフォルダを選択しましょう。
    ※ 候補に対象が表示されない場合は、「格納先フォルダ名」にフォルダ名か、フォルダ名の一部を設定してください。
  1. 「ファイル名」にはデフォルトで、Gmailから取得した添付ファイルがそのまま設定されています。
    変更する場合は、取得した値や日付などを用いて重複しないファイル名にしてください。
    入力欄クリック時に表示される「取得した値」タブのトリガーアクションメニューや「日付」タブから動的な値を追加できます。
  1. 「ファイルの添付方法」にもデフォルトで、取得した添付ファイルが設定されています。
  2. 設定を終えたら、「テスト」をクリック。
  1. テストに成功すると、OneDriveの指定したフォルダにファイルがアップロードされます。
    ※ OneDriveにアップロードされたファイルの例
  1. 期待通りにファイルがアップロードされていることを確認し、ページ下部の「保存する」をクリック。

ステップ5:フロー稼働の準備

フロー画面に戻り、「全ての設定が完了しました!」と表示されていればフローの設定は完了です。
早速フローを稼働させるのであれば、「トリガーをON」をクリックします。

あとで稼働させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

トリガーをONにしたら、実際に動作することを確認しましょう。
Gmailの指定したラベルに仕分けられる添付ファイル付きのメールを送信し、そのファイルがOneDriveに格納されていれば成功です。

今回のフローボットをベースに、他にも様々な作業の自動化が実現できます!
是非、Yoomの便利な機能をお試しください。

OneDriveのデータをGmailに連携したい場合

今回はGmailからOneDriveへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にOneDriveからGmailへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。ファイルのアップロードをトリガーとして、関係者への通知を自動化するなど、さらに幅広い業務効率化が可能です。

OneDriveにファイルがアップロードされたらGmailに通知する

OneDriveの特定のフォルダにファイルがアップロードされたことをトリガーとして、指定した宛先にGmailで自動的に通知を送ります。この連携は、特定条件のファイルがアップロードされた場合のみ通知するといった設定も可能なため、<span class="mark-yellow">共有フォルダの更新を手動で確認したり、関係者に都度連絡したりする手間を省き、迅速な情報共有を実現</span>します。

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OneDriveにファイルがアップロードされたら、OCRで読み取りGmailで通知する

OneDriveにアップロードされた請求書や契約書などの画像・PDFファイルの内容をOCR機能で自動的に読み取り、そのテキストデータをGmailで指定の宛先に通知します。このOCR処理を含む連携により、<span class="mark-yellow">ファイルを開いて内容を確認・転記するという一連の作業が不要になり、取引先からの書類受領後の処理を大幅に高速化</span>できます。

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GmailやOneDriveのAPIを使ったその他の自動化例

GmailやOneDriveを活用することで、日々の情報処理やファイル管理、社内通知をスムーズに行うことができます。
Yoomには、こうした業務自動化に役立つテンプレートが数多く用意されているので、ぜひ参考にしてみてください!

Gmailを使った自動化例

Gmailは、メールを受信した際にStreakにBoxを作成したり、特定条件に合致するメールでGoogleスプレッドシートを更新するといった自動化での活用があります。
また、受信内容をAIで要約してSlackに通知したり、Microsoft Teamsへの通知、さらにはメール内容からAIでブログ記事を自動生成して共有することも可能です!

これにより、情報整理やコンテンツ制作、チーム内の共有が効率化されるはずです!

[[226403,200226,232091,231098,193203]]

OneDriveを使った自動化例

OneDriveにファイルがアップロードされたタイミングをトリガーとして、様々なアクションを自動実行することができます。

たとえば、ファイルが追加されたらGoogleスプレッドシートに自動で記録したり、Microsoft TeamsやSlack、Notionなどに通知・追加することで、情報共有がリアルタイムに行えます。
また、格納されたファイルをOCRで読み取り、Microsoft Excelに自動転記することで、手動でのデータ入力作業を削減し、業務効率化を実現できます!

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まとめ

GmailとOneDriveの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたGmailの添付ファイルのダウンロードやOneDriveへのアップロードといった定型業務をなくし、ヒューマンエラーを根本から防ぐことができます。</span>これにより、担当者はファイルの保存漏れや管理の手間から解放され、より迅速かつ正確に情報を取り扱えるようになり、本来注力すべきコア業務に集中できる理想的な環境が整います。

今回ご紹介したような自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、こちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!

この記事を書いた人
k.tsukamoto
システムエンジニアとして4年間勤務。当時は毎日Excelに手入力する勤怠管理や、領収書のデータ化作業に悩まされていたため、Yoomにもっと早く出会いたかったです。まだまだYoomは使い始めたばかりですが、皆様の「自動化できたらいいな」を叶えるための情報をお伝えしていきます!
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