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会議やインタビューの録音データなど、音声ファイルを手作業で文字起こしするのに多くの時間を費やしていませんか?
自動で処理したくても適切なソフトが見つからなかったり、操作が複雑だったりして結局手作業に戻ってしまうという方も少なくないでしょう。
もし<span class="mark-yellow">指定したフォルダに音声や動画ファイルをアップロードするだけで、自動的に文字起こしが完了する仕組み</span>があればこれらの面倒な作業から解放されますね。その結果、議事録作成やコンテンツ制作といった本来集中すべき業務に時間を使えるようになります。
今回ご紹介する自動化フローは、ノーコードで簡単に設定できる方法を使います。
手間や時間もかからないので、ぜひ導入して作業をもっと楽にしましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">音声ファイルや動画ファイルを文字起こしする業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されています。
「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックしてすぐに自動化を体験してみましょう!
それではここから代表的な例として、Dropboxに音声データがアップロードされたら、文字起こしを行い新規Googleドキュメントに結果を追加するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定していくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合はこちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:Google Drive
[Yoomとは]
今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。
ここではYoomとそれぞれのアプリを連携して、操作を行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!
それではここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。
GoogleドキュメントとYoomのマイアプリ登録
上のナビで解説されているGoogle スプレッドシートと同じ手順で連携可能です。
DropboxとYoomのマイアプリ登録
以下の手順をご参照ください。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。
「テンプレートがコピーされました」と表示されるので「OK」をクリックします。

はじめに、Dropboxの特定フォルダにテスト用の音声ファイルを格納してください。
今回は例として「音声資料」フォルダを作成し「こちらは、Dropboxに音声データがアップロードされたら、文字起こしを行い新規Googleドキュメントに結果を追加するフローのテストです」と吹き込んだm4aファイルをアップロードしました。

準備できたらYoomの設定画面に戻り「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」をクリック。

タイトルと連携するアカウント情報を任意で設定し、トリガーアクションはテンプレート通りに「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」のまま「次へ」をクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定という画面が表示されるので、まずトリガーの起動間隔をプルダウンから選択しましょう。
※トリガーの起動タイミングは、5分、10分、15分、30分、60分のいずれかで設定できます。
ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。
なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。

次に、ファイルを格納したフォルダのパスを入力してください。今回でいうと「/音声資料」です。
最後に、トリガー対象となるファイル名のキーワードを入力しましょう。今回は「音声」というキーワードにしました。
設定が完了したらテストしてください。

成功したら保存しましょう。ここで取得した値を次以降のステップで活用します。
※取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に「テスト」を実行して取得した値のことです。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。


先ほどのトリガーで取得した情報をもとに、ファイルをダウンロードします。
「ファイルをダウンロードする」をクリックしてください。
・ダウンロードできるファイルの容量は最大300MBです。ただし、アプリの仕様によっては300MB未満になることがあるので、ご注意ください。
・その他トリガーや各オペレーションで扱えるファイル容量の詳細については、「ファイルの容量制限について」もチェックしてみてください。

ステップ3と同様、アクションは「ファイルをダウンロード」のまま「次へ」をクリック。

ステップ3と同じく、再度フォルダのパスを入力しましょう。

ファイル名の欄にはDropboxから取得した「ファイル名」の値が予め設定されているので、そのままテストしてください。
※以下のように取得した値を設定することで、トリガーが実行されるたびに最新のファイル情報を反映できます。

成功したら保存しましょう。ファイルがダウンロードされました!
「ダウンロード」からファイルの内容を確認することもできます。

※音声を文字起こしするAIオペレーションは、チームプラン・サクセスプラン限定の機能です。フリープランやミニプランでセットするとエラーになってしまうので、ご注意ください。チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルが可能です。トライアル期間中は通常だと制限があるアプリやAIオペレーションも全て使えるので、気になる機能をぜひ試してみましょう!
※「音声データを文字起こしする」の設定方法も併せてご参照ください。
先ほどダウンロードした音声ファイルの内容をテキスト化します。
「音声データを文字起こしする」をクリックしましょう。

文字起こし機能のアクションは最大30分(25タスク)・60分(50タスク)・90分(75タスク)の3種類ありますので、音声の長さに合わせて選択してください。
それぞれ()内のタスクを消費しますので、使用プランやデータの容量に注意しましょう。料金プランについて

詳細設定に入ります。ファイルの添付方法はあらかじめ設定されている通りで大丈夫です。

言語とAIモデルをそれぞれ選択してテストしてください。

成功したら保存しましょう。AIが音声ファイルの内容をテキスト化してくれました!

先ほど文字起こししたテキストを追記するためのドキュメントを新規作成します。
「新しいドキュメントを作成する」をクリックしてください。

これまでのステップと同様、アクションは「新しいドキュメントを作成する」のまま「次へ」をクリック。

API接続設定に移るので、ドキュメントのタイトルを入力してテストしましょう。
Dropboxから取得した値などの変数や、固定のテキストを組み合わせてカスタマイズできます。


成功したら保存してください。

Googleドキュメントが新規作成され、Google Driveのマイドライブに格納されました!

あと少しです!先ほど作成したドキュメントに文字起こししたテキストを追記します。
「文末にテキストを追加」をクリックしましょう。

アクションは「文末にテキストを追加」のまま「次へ」をクリック。

ドキュメントIDの欄には、ステップ4と同様にGoogleドキュメントから取得した「ドキュメントID」の値が予め設定されているのでそのままでOKです。

追加するテキストも設定されていますが、Dropbox・文字起こし機能から取得した値などの変数や固定の文章を組み合わせて自由にカスタマイズできます。
設定が完了したらテストしてください。

成功したら保存しましょう。

Dropboxの音声ファイルの内容を文字起こししたテキストが、新規作成したGoogleドキュメントの文末に追記されました!

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
正しくフローボットが起動するか確認してください。

以上が、Dropboxに音声データがアップロードされたら、文字起こしを行い新規Googleドキュメントに結果を追加する方法でした!
Yoomでは、音声文字起こしを活用した様々な自動化を実現できます。 ここでは、音声文字起こしに関連する他のテンプレートをいくつかご紹介します。
フォームやZoomなどの音声データを自動で文字起こし・AI議事録化し、Notionなどに保存、BacklogやJootoにタスクとして連携できます。
また、Chatworkなどへ素早く通知が可能です。
これにより、議事録作成・共有の手間を完全に自動化し、情報共有の迅速化とタスクの抜け漏れ防止を実現できます。
ファイルの文字起こし作業を自動化することで<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた文字起こしの手間を削減し、議事録作成やコンテンツ制作にかかる時間を削減することができます。</span>
これによりヒューマンエラーを防ぎつつ、より迅速にテキストデータを活用できるため、分析や情報共有といったコア業務に集中する環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作で簡単に業務フローを構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひこちらから無料登録してYoomによる業務効率化を体験してみてください!
Q:Dropbox以外のツールとも連携できますか?
A:可能です。例えばGoogle Driveでのファイルアップロードをトリガーとしたい場合、連携アカウントとアクションを選択する画面でDropboxのトリガーをGoogle Driveの「特定のフォルダ内に新しくファイル・フォルダが作成されたら」、アクションを「ファイルをダウンロードする」等に変更してください。



Q:どんなファイル形式や言語に対応していますか?
A:対応拡張子は.mp3、.mp4、.mpeg、.mpga、.m4a、.wav、.webm、対応言語は以下の通りです。

Q:文字起こしをさらに要約してGoogleドキュメントに追加できますか?
A:要約オペレーションを追加することで可能です。そこで取得した値をステップ7の「追加するテキスト」に加えると、文字起こしそのものだけでなく要約も追記することができます。




