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2025-12-11

【簡単設定】boardの発注書を自動で一括更新する方法

Yuzuki Amano
Yuzuki Amano

「毎月発生する発注書の更新作業、もっと楽にできないかな…」
「複数の発注書情報を一つひとつ手作業で更新するのは時間がかかるし、入力ミスも心配…」
このように、クラウド型業務・経営管理システムboardでの定期的な発注書更新業務に、手間や課題を感じていませんか?
もし、指定した日時にGoogle スプレッドシートなどの情報をもとに、board上の発注書を一括で自動更新できる仕組みがあれば、こうした定型的な更新作業から解放され、請求管理や顧客とのコミュニケーションといった、より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができます!
今回ご紹介する自動化の設定は、ノーコードで簡単に設定可能です。
手間や時間もかからないので、ぜひ自動化を導入して作業をもっと楽にしましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomにはboardの発注書を自動で更新する業務フロー自動化のテンプレートが用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!


指定日時にGoogle スプレッドシートの情報からboardの発注書を自動更新するフローを作ってみよう

それではここから、指定した日時にGoogle スプレッドシートから情報を取得し、boardの発注書を一括で自動更新するフローを解説していきます!
ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:boardGoogle スプレッドシート

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  •  boardとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • スケジュールトリガー設定と各アクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認


ステップ1:boardとGoogle スプレッドシートをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。
まずは基本的な設定方法を解説しているナビをご覧ください!

それでは、ここから今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法を解説します。

boardのマイアプリ連携

アプリ一覧の検索窓からboardを検索し、クリックします。

最後に「追加」を押してください。

Google スプレッドシートのマイアプリ連携

基本ナビの手順に沿って登録してください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
以下バナーの「試してみる」をクリックしましょう。


コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定

ここからはフローボットの設定を進めていきます。
まず、「スケジュールトリガー」をクリックしてください。

「スケジュール設定」の画面が表示されます。
ここでは、フローボットが起動する日時を指定していきましょう。
今回のテストでは【全曜日】の【9時】に指定するので、下図のように設定しました。

曜日指定以外にも、日付指定やCron設定を使用して自由に設定することができます。

▼日付指定

▼Cron設定

  • 実行頻度を細かく調整することができます。
    詳しくは、Cron設定の設定方法をご参照ください。

より詳しい設定方法は「スケジュールトリガーの設定方法」をご確認ください。
最後に「完了」を押して次へ進みましょう。

ステップ4:Google スプレッドシートのレコード取得設定

まず、テストで使用する発注書一覧をGoogle スプレッドシートで作成しましょう。
データを正しく紐づけるため【発注No】を必須で入力してください。

▼今回テストで使用する発注書

作成が完了したらYoomに戻り、設定を進めていきます。
「複数のレコードを取得する(最大300件)」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
Google スプレッドシートと連携するアカウントに間違いがないかを確認しましょう。

次に、データベースの連携を行います。
「スプレッドシートID」と「スプレッドシートのタブ名」は、入力欄をクリックして表示される候補から作成したテストシートを選択してください。

「テーブル範囲」は、作成したシートに合わせ直接入力してください。
設定が完了したら「次へ」をクリックしましょう。

「取得したいレコードの条件」は、複数存在するレコードの中から取得対象となるレコードを指定します。
今回は発注Noが入力されているレコードを取得するため、以下のように設定しました。
設定が完了したら「テスト」を行います。

テストに成功すると、条件に合うレコードが全て(最大300件)取得され、「取得した値」に追加されます。
取得した値はこのあとの設定でも使用します。
取得した値とは?

トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。
「完了」を押して次に進みましょう!

ステップ5:繰り返し対象の設定

取得したレコードの数だけループ処理を行って、発注書を更新する設定を行います。
「同じ処理を繰り返す」をクリックしてください。
「同じ処理を繰り返す」オペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけます。
フリープラン・ミニプランではエラーになってしまうためご注意ください。
有料プランには、2週間の無料トライアルができ、期間中は通常は制限されるアプリや機能(オペレーション)も使えますので、この機会にぜひお試しください。

繰り返し対象の取得した値を設定します。

「オペレーション」はプルダウンから「複数のレコードを取得する(最大300件)」を選択。

「取得した値」には、ループ処理で用いるレコードの項目(発注Noや小計)を設定しましょう。

『+取得した値を追加』をクリックし項目を増やす事も可能です。
設定ができたら最後に「完了」をクリックしてください。

ステップ6:boardの発注一覧を取得する設定

「発注の一覧を取得」をクリックしてください。

クリックすると以下の画面に切り替わります。
boardと連携するアカウントに間違いがないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

「APIキー」は、https://the-board.jp/api_settingsから取得可能です。

「発注No」は、取得した値から【ループ変数】を引用しましょう。

下へスクロールし「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、発注一覧が取得されます。

内容を確認し「完了」を押してください。

ステップ7:発注書を自動更新する設定

「発注書の更新」をクリックしてください。

再度、boardと連携するアカウントに間違いがないかを確認し「次へ」をクリックしましょう

「APIキー」は、前ステップと同様にhttps://the-board.jp/api_settingsから取得可能です。

「発注書ID」は、発注の一覧を取得アクションで取得した【発注情報ID】を設定しましょう。取得した値から引用できます。

その他、連携する項目を【ループ変数】を活用し設定してください。


全ての設定が完了したら「テスト」をクリックします。

テストに成功すると、以下の画面が表示されます。

また、実際に発注書が更新されるので、boardを確認してみましょう。

確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。

ステップ8:メールを送信する設定

最後に、更新されたことを知らせる通知の設定をしていきます。
「メールを送る」を、クリックしてください。

「To」は、通知先のメールアドレスを設定します。
「CC」や「BCC」も任意で設定可能です。
なお、最後にメール送信テストを行うので、受信可能なアドレスを入力しておきましょう。

「件名」と「本文」は、取得した値や日付を引用し設定できます。
用途に合わせ固定値と変数(取得した値)を組み合わせて、自由に作成してみましょう。
入力が完了したら「次へ」を押してください。

入力した内容が表示されます。
内容に誤りがないか確認し、問題なければ「テスト」を押してください。

テストに成功すると、指定したメールアドレス宛にメールが届くので確認してみましょう。

確認できたら、Yoomに戻り「完了」を押してください。

ステップ9:トリガーをONにして起動準備完了

これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。
作成したフローボットが正常に動作するか確認しておきましょう!お疲れさまでした。

以上が指定した日時にGoogle スプレッドシートから情報を取得し、boardの発注書を一括で自動更新するフローの連携手順になります!

boardを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、boardのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
例えば、案件や顧客が登録されたら関連情報を素早く共有・記録し、問い合わせ管理や社内連携を円滑にできます。
日々の業務効率化のヒントとして、ぜひ参考にしてください。

■概要
Asanaでタスク管理を行い、その情報を手作業で営業支援SFA/CRMのboardへ入力していませんか?
二重入力は手間がかかるだけでなく、入力ミスや転記漏れの原因にもなり得ます。
このワークフローは、Asanaに新しいタスクが追加されると、その内容をAIが解析し、boardに案件として自動で登録するため、タスク管理と案件管理の連携をスムーズにし、業務の正確性と速度を向上させます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Asanaとboardを併用しており、手作業での情報入力に課題を感じている営業担当者の方
・Asanaのタスクを起点として、boardへの案件登録を自動化し、管理を効率化したい方
・タスク管理から案件登録までのフローを最適化し、チーム全体の生産性を高めたい方

■注意事項
・Asana、boardのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・Asanaのタスクの説明欄に会社名が登録されていること、boardに登録の会社名がタグとして追加されていることを前提としています

■概要
ノーコードツールBubbleで作成したデータを、案件管理ツールboardへ都度手作業で登録していませんか?こうした繰り返し作業は手間がかかるだけでなく、入力ミスといったヒューマンエラーの温床にもなりがちです。このワークフローを活用すれば、Bubbleとboardを自動で連携させ、データ作成から案件登録までをスムーズに行えます。手作業による非効率な業務から解放され、より重要な業務に集中できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・Bubbleで管理するデータをboardに手作業で入力しており、手間を感じている方
・Bubbleとboardを連携させ、案件登録を自動化し、業務効率化を図りたい担当者の方
・ノーコードツールを活用した業務改善やDX推進を検討している責任者の方

■注意事項
・Bubble、boardのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・boardのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
 https://intercom.help/yoom/ja/articles/5561686

■概要
boardで管理している案件情報を、顧客サポートのためにZendeskへ一つずつ手作業で入力していませんか。
この作業は手間がかかるだけでなく、情報の転記ミスが発生し、対応の遅れに繋がる可能性もあります。
このワークフローを活用すれば、boardに新しい案件が登録されると自動でZendeskのチケットが作成されるため、このような課題を解消できます。
Zendeskとboardをスムーズに連携させ、迅速で正確な顧客対応を実現しましょう。

■このテンプレートをおすすめする方
・boardとZendeskを併用しており、手作業でのチケット作成に手間を感じている方
・案件登録から顧客対応までのリードタイムを短縮し、迅速なサポートを提供したい方
・Zendeskやboardへの二重入力によるヒューマンエラーをなくし、業務品質を高めたい方

■注意事項
・board、ZendeskのそれぞれとYoomを連携してください。
・boardのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5561686
・Zendeskはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

boardに新しい案件が登録されたら、Slackに通知するフローです。



■概要
案件管理ツールboardとCRM/SFAのSalesforceを併用する中で、案件情報を手作業で転記する業務に手間を感じていませんか。このような定型業務は、入力ミスや対応漏れのリスクも伴います。このワークフローは、boardで特定の条件を満たす新しい案件が登録された際に、Salesforceへ自動でレコードを作成するものです。手作業による二重入力をなくし、Salesforceとboardのスムーズなデータ連携を実現します。‍

■このテンプレートをおすすめする方
・boardで管理している案件情報をSalesforceへ手作業で入力している営業担当者の方
・Salesforceとboardを連携させ、案件情報の一元管理と業務効率化を目指すマネージャーの方
・営業部門の定型業務を自動化し、コア業務に集中できる環境を整えたいと考えている方

■注意事項
・board、SalesforceのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・【Salesforce】はチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。
・boardのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5561686
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

■概要
クラウド上で顧客管理ができる「board」と、議事録や報告書作成に便利な「Google ドキュメント」を連携させたいと考えたことはありませんか。boardに登録した顧客情報を都度Google ドキュメントに手作業で転記していると、手間がかかるだけでなく入力ミスも発生しがちです。このワークフローを活用すれば、boardに新しい顧客が登録されると、自動で指定のGoogle ドキュメントにテキストが追加されるため、こうした連携業務を効率化できます。

■このテンプレートをおすすめする方
・boardで顧客情報を管理し、手作業での情報転記に課題を感じている営業担当者の方
・Google ドキュメントで作成する議事録などに、boardの顧客情報を反映させたい方
・boardとGoogle ドキュメント(Google Docs)の連携により、定型業務を自動化したいと考えている方

■注意事項
・boardとGoogle ドキュメントのそれぞれとYoomを連携してください。
・トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
・プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
・分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
・boardのマイアプリ連携方法は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/5561686


まとめ

boardの発注書更新作業を自動化することで、これまで手作業で行っていた定期的な更新作業の手間を削減し、入力ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことができます。
これにより、担当者は単純な更新作業から解放され、請求管理や顧客対応といった、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整います!
今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツールYoomを使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的な操作で簡単に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください! 

よくあるご質問

Q:好きなタイミングで手動実行できますか?

A:

はい、実行可能です。
今回はスケジュールトリガーでフローボットを進めましたが、業務に合わせて自由にフローボットを作成・カスタマイズできるため、「スケジュールトリガー」→「手動起動」に変更することもできます。
詳しい設定方法と手動起動については、以下のページをご確認ください。

Q:更新できる具体的な項目は?

A:

発注日・納期・備考・金額情報のほか、表示設定、納品場所、明細行(日付、数量、単価など)といった発注内容に関する主要な項目を更新できます。 

Q:発注Noが存在しない場合どうなりますか?

A:

入力ミスや不備としてエラーが発生し、Yoomに登録しているメールアドレス宛に通知が送信されます。
また、Yoom画面上にも「認証に失敗しました」「設定内容に誤りがある」などのエラーメッセージが表示されます。
エラーが起きた際の対応方法については下記のサイトをご参照ください。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。 

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
Yuzuki Amano
Yuzuki Amano
3年間動画制作に携わり、 視聴者の心を動かす表現を追求してきました。 その経験を活かしyoomの魅力や可能性を わかりやすく・魅力的に発信していきます。
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