LINE WORKSとYoomの連携イメージ

【ノーコードで実現】毎週、Google スプレッドシートの指定範囲の値を別のシートへコピーする方法

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アプリ同士の連携方法

2025-09-18

【ノーコードで実現】毎週、Google スプレッドシートの指定範囲の値を別のシートへコピーする方法

k.hieda

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">毎週、Google スプレッドシートの指定範囲の値を別のシートへコピーする業務フロー自動化のテンプレート</span>が用意されているので、「まずは試してみたい!」という方は、以下のバナーをクリックして、すぐに自動化を体験してみましょう!

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LINE WORKSをご利用の皆さん、「LINE WORKSで新しいメッセージが投稿されたら、その内容をすぐに他のシステムにも反映させたいけど、手作業での転記は時間がかかるし、ミスも心配…」「特定のトークでのやり取りをトリガーにして、関連部署に自動で通知を送れたら業務がスムーズになるのに…」といった課題を感じていませんか?
日々の業務でLINE WORKSを活用する中で、このような手作業や情報連携のタイムラグに悩まされている方は少なくないかもしれません。

もし、<span class="mark-yellow">LINE WORKSでのメッセージ投稿や特定の操作といったイベントをきっかけ(Webhook)として、Google スプレッドシートへのデータ自動記録や、Microsoft Teams、Gmailへの自動通知など、様々な業務プロセスを自動化できる仕組み</span>があれば、これらの悩みから解放され、情報共有の迅速化やヒューマンエラーの削減、そして何より重要な業務に集中できる時間を生み出すことができるはずです!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、日々の繰り返し作業の手間や時間を大幅に削減できるので、ぜひこの記事を参考に、LINE WORKSのWebhookを活用した業務自動化を導入して、作業をもっと効率的に進めましょう!

LINE WORKSのWebhookと各SaaSを連携する方法

普段お使いのLINE WORKSと様々なSaaSアプリケーションをWebhook経由で連携し、業務を自動化する方法を、具体的なテンプレートを使って紹介します!
これにより、手作業による情報伝達の遅延や漏れを防ぎ、業務効率を大幅に向上させることができるので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

データベースサービスと連携する

<span class="mark-yellow">LINE WORKSでメッセージが投稿された際に、その内容をWebhook経由で取得し、Google スプレッドシートなどのデータベースサービスへ自動的に記録する</span>ことが可能です。
手作業でのデータ入力や転記の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぎながらリアルタイムでの情報共有を実現できます。

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チャットツールと連携する

<span class="mark-yellow">LINE WORKSの特定のメッセージやイベントをWebhookで検知し、その情報をMicrosoft Teamsなどの他のチャットツールへ自動で通知する</span>ことが可能です!
部門間やチーム内での迅速な情報共有を促進し、対応漏れを防ぐことでコミュニケーションの円滑化に貢献します。

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メールツールと連携する

<span class="mark-yellow">LINE WORKSで発生した特定のイベント情報をWebhookを通じて捉え、Gmailなどのメールツールを利用して関係者へ自動的に通知メールを送信する</span>ことが可能です。
重要な更新情報やアラートを確実に伝え、関係者間の認識齟齬を防ぎながら、スムーズな業務連携をサポートします。

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LINE WORKSのWebhookを活用し、メッセージ投稿を記録するフローを作ってみよう

それではここから代表的な例として、LINE WORKSでメッセージが投稿された際に、その内容をGoogle スプレッドシートに自動で追加するフローを解説していきます!

ここではYoomを使用してノーコードで設定をしていくので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は大きく分けて以下のプロセスで作成します。

  • LINE WORKSとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携
  • テンプレートをコピー
  • LINE WORKSのトリガー設定(Webhook URLの取得と設定)とGoogle スプレッドシートのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認(LINE WORKSでメッセージを投稿してテスト)
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ステップ1:LINE WORKSとGoogle スプレッドシートのマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

LINE WORKSとYoomのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

>ヘルプ:LINE WORKS(API2.0)のマイアプリ登録方法

これでLINE WORKSのマイアプリ登録が完了です。

Google スプレッドシートとYoomのマイアプリ登録

以下の手順をご参照ください。

Google スプレッドシートのマイアプリ登録が完了します。

ステップ2:テンプレートをコピー

マイアプリ連携が完了したら、フローボットテンプレートの設定に進みます。下のバナーからテンプレートのコピーに進んでくださいね。

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下のポップアップが表示されたら「OK」をクリックして設定をスタート!

コピーしたテンプレートは、マイプロジェクトに追加されます。マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセス可能です。

ステップ3:アプリトリガー「トークルームにメッセージが送信されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックし、フローボットのトリガー(起点)を設定します。
この工程では、Webhookを使ってトークルームにメッセージが送信されたことを検知する設定を行います。

(1/2)連携アカウントろアクションを選択

この画面では、以下の項目が設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • LINE WORKSと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

次へをクリックして進みましょう。

(2/2)アプリトリガーのWebhookイベント受信設定

この画面は、LINE WORKSでメッセージを受信したときに、フローボットを動かすためのWebhook(ウェブフック)を設定する画面です。Webhookは「通知の受け取り口」です。

LINE WORKSに「このURLにメッセージが来たら知らせてね」と登録することで、LINE WORKS → フローボットの連携ができるようになります。

  1. 画面中央のWebhook URLをコピーします。
  2. LINE WORKSのBot管理画面にアクセスし、このURLを「Callback URL」の欄に貼りつけます。
  3. そのBotをトークルームに追加しておくことで、トークルームでメッセージが投稿された瞬間に、このWebhookが呼ばれ、フローボットが動き出します。
LINE WORKSのBot管理画面

右上の【登録】ボタンから新規のBotを登録します。

Callback URLをOFF→ONにすると、URLを入力するフィールドが表示されます。
Yoomの画面からコピーしたWebhookURLをペーストし、検知するアクションにチェックをいれます。Botを新しく作成したら、トークルームにBotを招待します。

トークルームの右上の3点リーダーアイコンからBot招待を選択します。

作成したBotが表示されるので、チェックボックスをクリックしてBotを追加します。追加したら、テスト用にトークルームにメッセージを投稿しておきます。

Yoomの画面に戻って、テストボタンをクリックします。テスト結果画面が表示されます。

このテスト結果は、「LINE WORKS上のトークルームにBotが招待されていて、実際に『テスト』というメッセージが送信された」「そのメッセージをWebhook経由で正しく受信できた」ということを示しています。

このデータをもとに、次の処理(ユーザー情報取得やスプレッドシートへの追加)に進みます。下の画面では取得できる項目と取得できた値一覧が表示されます。

この項目と値をYoomでは「アウトプット」と定義しています。

アウトプットについて

この値は、後の工程で引用します。

保存するをクリックして次に進みます。

ステップ4:アプリと連携する「ユーザーの取得」

テンプレートの2つ目の工程をクリックします。この工程は前の工程で取得した値を使って、ユーザー情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントをアクションを選択

この画面では以下の項目が事前設定済みです。

  • タイトル
  • アプリ
  • LINE WORKSと連携するアカウント情報
  • アクション

次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • ユーザーID
    • 事前設定で送信元のメンバーアカウントの引用コードが埋め込まれているため追加操作は不要です。ちなみにこの引用コードはフィールドをクリックして表示されるプルダウンメニューから選択できます。

設定が確認できたら、テストボタンをクリックします。テストに成功したら、ドメインIDなど詳細情報hが取得できます。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ5:データベースを操作する「レコードを追加する」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。この工程では、前の工程で取得した値をスプレッドシートに自動追加する設定を行います。

(1/2)データベースの連携

この画面では以下の項目が事前設定済みです。

  • タイトル
  • データベースのアプリ
  • Google スプレッドシートと連携するアカウント情報
  • 実行アクション
データベースの連携

今回のテストでは、前の工程で取得できる項目に合わせてGoogle スプレッドシートのヘッダを設定しました。

ヘッダは一意の値(ユニークキー)で設定してください。項目が被っているとエラーになります。

  • スプレッドシートID
  • スプレッドシートのタブ名
    • フィールドをクリックすると、プルダウンメニューが表示されアカウントと紐づいているスプレッドシートのID/タブ名が表示されます。選択すると、値が引用されます。
  • テーブル範囲
    • 読み込む列を指定します。今回はA〜L列のためA1:Lと入力しました。

設定ができたら、次へをクリックします。

(2/2)データベース操作の詳細設定

指定したシートを読み込むと、項目と空白のフィールドが表示されます。このフィールドに、前の工程で取得した値を紐づけていきます。

こちらでも、フィールドをクリック<プルダウンメニュー<前の工程で取得した値が表示されます。該当の値を選択すると、引用コードが埋め込まれます。

紐付け操作ができたら、画面下部にあるテストボタンをクリックします。

成功すると、指定したシートに値が追加されます。

保存するをクリックして次に進みましょう。

ステップ6(最終):アプリトリガーをONにする

全ての工程が設定されると、設定完了のコンプリート画面が表示されます。

トリガーをONにして、フローボットを起動します。

トリガーのON/OFFは左上のトグルから切り替えが可能です。シートAを追加すると、シートCが更新されるようになりました。<span class="mark-yellow">プログラミング不要で、フローボットの設定が簡単に完了しました。</span>

トリガーが【ON】になると、各種通知の送信先を選択できるお知らせがポップアップされます。デフォルトでは登録しているメールへ通知ですが、普段使っているチャットアプリでも通知を受け取れて便利です。

LINE WORKSを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したLINE WORKSのWebhook活用以外でも、LINE WORKSのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

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まとめ

LINE WORKSのWebhookを活用して、Google スプレッドシートやMicrosoft Teams、Gmailといった他のSaaSと連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた情報の転記や通知作業にかかる時間と手間を大幅に削減し、入力ミスや伝達漏れといったヒューマンエラーも防ぐことができます。</span>
これにより、担当者はLINE WORKS上の重要な情報をリアルタイムに他システムへ反映・共有でき、より迅速な意思決定やアクションにつなげられるため、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整うはずです!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、直感的なインターフェースを通じて簡単に業務フローを構築できます。
もしLINE WORKSと他システムとの連携自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

関連記事:【LINE WORKS API】各種アプリとの連携方法から活用事例まで徹底解説。

よくあるご質問

Q:メッセージ投稿以外の操作も自動化のきっかけにできますか?

A:はい。可能です。
今回のフローでは、「トークルームにメッセージが送信されたら」というトリガーを使用しましたが、「特定のユーザーにメッセージを送信されたら」や「トークルームにファイルを送信されたら」というトリガーを使用することもできます。

LINE WORKSのAPIと今すぐ連携

Q:特定のキーワードを含むメッセージのみを連携させることは可能ですか?

A:分岐条件を追加することで可能です。
分岐条件を「メッセージ内容が〇〇(特定のキーワード)という値を含む場合」に設定することで、特定のキーワードを含む場合のみ通知するフローを作成することができます。
※なお、分岐は有料プランでご利用いただけます。分岐についてはこちらをご確認ください。

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づく仕組みはありますか?

A:連携エラーが発生すると通知が行われます。
連携エラーが発生した場合は、フローボットが停止しYoomに登録されているメールアドレスへ通知が届きます。
通知内にエラー原因などを記載しておりますので、エラー原因をご確認ください。
対処方法が分からないなどでお困りの際はヘルプページまたは、こちらをご確認ください。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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