Google スプレッドシートとGmailの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-04-23

【ノーコードで実現】GmailとGoogleスプレッドシートでメールマージする方法

s.ougitani

セミナー案内やキャンペーンのお知らせ、顧客へのフォローアップメールなど多くの宛先に個別の情報を差し込んでメールを送る「メールマージ」はすごく便利な機能ですが、手作業で行うのは正直大変ですよね。
宛名や内容をひとつずつ確認して、コピー&ペーストを繰り返す作業は時間がかかる上に、うっかりミスや送信漏れのリスクがつきものです。特に、「Googleスプレッドシートで管理している顧客リストを使って、Gmailで心のこもったパーソナルなメールを送りたい!」と考えている方は、もっと効率的な方法がないかと悩んでいるのではないでしょうか。

この記事ではそんな悩みを解決するために、Googleスプレッドシートのリストを活用してGmailでのメールマージを自動化する方法について、実際の連携画面を見せながら分かりやすく解説します!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには「指定日時にGoogle スプレッドシートからデータを取得して、Gmailで送信する」業務フロー自動化のテンプレートが用意されています。
今すぐ試したい方は、以下のバナーをクリックしてスタートしましょう!

GmailやGoogleスプレッドシートを自動化する様々な方法

GmailとGoogleスプレッドシートの組み合わせは、メールマージ以外にも様々なメール関連業務の自動化に応用できます。
実際の例をいくつか紹介していきますので、あなたの業務に合ったテンプレートを見つけて、すぐに自動化を試してみませんか?
気になる自動化例をクリックすれば、すぐに体験を開始できます!

スケジュールに合わせてメールを自動送信する

定期的なレポート送付やリマインダーメールなど、決まった時間にメールを送りたい場合に便利です。
Googleスプレッドシートのリストと連携し、指定したスケジュールでGmailから自動送信するフローを構築することで、手動での送信忘れを防ぎ、確実な情報伝達を実現できるでしょう。

フォーム回答をもとにメールを自動送信する

Webフォームからの問い合わせや申し込みに対し、自動でサンクスメールを送ったり、Googleスプレッドシートに情報を記録したりするフローです。
迅速な一次対応が可能となり、顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。担当者への通知も一緒に自動化できます。

顧客データを基にメールを自動送信する

CRMやデータベースに登録されている顧客情報をGoogleスプレッドシートで管理し、特定の条件(誕生日、契約更新日など)に合致した顧客へ、Gmailからパーソナライズされたメッセージを自動送信します。
こうしたフローは、顧客との関係性を強化し、LTV向上に貢献するでしょう。

GoogleスプレッドシートのリストからGmailで一斉送信するフローを作ってみよう

ここからは、Yoomを使って「指定日時にGoogle スプレッドシートからデータを取得して、Gmailで一斉送信する」設定方法を見ていきましょう。
プログラミングの知識は不要!画面操作だけで、誰でも簡単に設定できますよ。
もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回は、大きく以下のプロセスで作成します。

  • GoogleスプレッドシートとGmailのマイアプリ登録
  • テンプレートをコピーする
  •  スケジュールトリガーの設定とGoogle スプレッドシートとGmailのアクションの設定
  • トリガーをONに設定して動作をチェック

注:「同じ処理を繰り返す」オペレーションの操作は、一部有料プランでのみ利用できる機能です。
フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなります。
有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。
無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。

ステップ1:Google スプレッドシートとGmailのマイアプリ登録

まずは、Yoom各アプリを連携させるために「マイアプリ登録」を行います。

Google スプレッドシートのマイアプリ登録手順

Yoomにログイン後、マイアプリをクリックし、新規接続を選択してください。

アプリ一覧は検索窓を活用し、Google スプレッドシートを選択しましょう。

「Sign in with Google」をクリックします。

連携するアカウントを選択してください。

「次へ」をクリックします。

「続行」を選択しましょう。

これでGoogle スプレッドシートのマイアプリ登録ができました。

Gmailのマイアプリ登録手順

先ほどと同様に、マイアプリ→新規接続の順で進みましょう。

マイアプリ一覧は、検索窓を使いGmailをクリックしてください。

「Sign in with Google」をクリックしてください。

連携するアカウントを選択しましょう。

「次へ」をクリックします。

「続行」を選択してください。

これでGmailのマイアプリ登録ができました。

ステップ2:テンプレートをコピー

次に、使用するテンプレートをコピーしましょう。
Yoomでは、一からフローボットを作成することも可能ですが、ここではより簡単に設定できるようにテンプレートを使いましょう。
それでは下のバナーをクリックしてください。

「このテンプレートを試す」をクリックします。

「OK」を選択してください。

これでテンプレートのコピーができました。
コピーしたテンプレートはマイプロジェクトに保存されています。

ステップ3:スケジュールトリガーの設定をしてみよう

次にフローボットの設定に進みましょう。
先ほどコピーしたテンプレートの「指定したスケジュールになったら」をクリックしてください。

実行時間の指定

タイトルは変更OKです。
スケジュール設定をしましょう。
ここでは、曜日指定を使い、月曜日〜金曜日の9時にフローボットが起動するように設定しています。
Cron設定を使えば、さらに細かく設定することも可能です。
→詳細はこちらを参考にしてください。
設定後、保存しましょう。

ステップ4:Google スプレッドシートのアクション設定をしよう

次に「複数のレコードを取得する」をクリックしてください。

データベースの連携

タイトルは変更できます。
Google スプレッドシートと連携したいアカウント情報が紐づいているか、確認してください。
実行アクションは「複数のレコードを取得する」が選択されています。

スプレッドシートIDは候補から選択してください。

スプレッドシートのタブ名は、候補から選択します。

テーブル範囲を設定しましょう。
設定後、次へをクリックしてください。

データベース操作の詳細設定

取得したいレコードの条件は、Google スプレッドシートからGmail送信したいレコード情報が取得できるように設定します。
ここではGoogle スプレッドシートに「ステータス」という項目に「リード」がある前提で設定を進めています。
どのような対象にGmailを送信したいかをここで設定しましょう。

設定後、テストを実行してください。
Google スプレッドシートの情報からステータスがリードのレコード情報が取得できたら、保存してください。

ステップ5:処理繰り返しの設定をしよう

次に「コマンドオペレーション」をクリックしましょう。

繰り返し対象を指定

ここでは、次のGmailで送信する際に必要になる「会社名」「担当者名」「アドレス」を取得します。
オペレーションは「複数のレコードする」を選択し、取得した値は「会社名」、「担当者名」、「アドレス」をそれぞれ設定してください。
「取得した値」から項目を増やすことが可能です。
設定したら、保存しましょう。

ステップ6:Gmailのアクションを設定しよう

最後の設定項目となりました!
「メールを送る」をクリックしてください。

メールの設定

タイトルは変更できます。
Gmailと連携するアカウント情報を確認しましょう。

Toはコマンドオペレーションで「取得した値」から「アドレスのループ変数」を選択しましょう。
手入力してしまうと、同じ宛先にメールが送信され続けることになるため、必ず取得した値を活用してください。

件名を入力します。

メッセージを作成しましょう。
コマンドオペレーションの「取得した値」から「会社名のループ変数」や「担当者のループ変数」を選択しておけば、手動で変更する手間を省けます!
ここで取得した値を使用せず、手入力してしまうと、同じ会社名や担当者名が記載された内容が繰り返し送信されますので注意しましょう。
詳細はこちらを確認してください。
設定後、次へをクリックしましょう。

メールの内容を確認し、テストを実行してください。

Gmailでメール送信が成功したら、保存しましょう。

最後にトリガーをONにして、動作をチェックしましょう。

これでフローボットの設定ができました。

GmailやGoogleスプレッドシートのAPIを使ったその他の自動化例

GmailやGoogleスプレッドシートのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Gmailを使った自動化例

Gmailの件名や本文が特定の条件に一致した場合のSlack通知や、問い合わせメールに対する返信内容をChatGPTで自動生成して、Gmailで送信することが可能です。また、Zoomウェビナー終了後にフォローメールを自動送信することや、Gmailで受信した添付ファイルをGoogle DriveやDropboxへ自動でアップロードすることもできます。

Googleスプレッドシートを使った自動化例

Google スプレッドシートで行が追加されたタイミングでSalesforceにレコードを自動登録したり、Stripeでの支払い情報をGoogleスプレッドシートに反映することが可能です。また、入力された内容をDeepSeekで自動要約したり、Redditで指定キーワードに一致する投稿を検知して記録することもできます。

まとめ

この記事では、「GmailとGoogleスプレッドシートでメールマージする方法」について、ノーコードで実現できる具体的な手順をご紹介しました。
Googleスプレッドシートに入力されたデータをもとにGmailから個別メールを一斉送信する自動化は、作業の効率化だけでなく、手入力による送信ミスや宛先間違いの防止にも役立ちます。

<span class="mark-yellow">Yoomには、今回ご紹介したようなメール送信の自動化テンプレートが豊富に用意されています。</span>スケジュール送信、フォーム連携、顧客データ管理など、あらゆる業務フローに合わせた自動化を手軽に構築できるのが魅力です。

「複数の宛先へのメール送信が面倒」「パーソナライズ対応を効率よく行いたい」「自動でリマインドやフォローを送りたい」といった課題をお持ちなら、ぜひYoomのテンプレートを活用してみてください。プログラミング不要で、すぐに始められます!

まずはテンプレートを試してみて、その便利さを実感してみませんか?
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この記事を書いた人
s.ougitani
人材会社で営業とCAを約5年担当した後、エンジニアの採用を行っている会社で求人広告やスカウト文章の作成などのお仕事に携わってきました。 Yoomの「事務作業を自動化する」という画期的なサービスに魅力を感じています。 少しでも皆様のお役に立てる情報を発信できるように執筆していきたいです。
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Google スプレッドシート
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