2024/12/02
アプリ同士の連携方法

HubSpotとMetaコンバージョンAPIを連携して、HubSpotでのリード登録後にMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法

m.wadazumi
HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携イメージ

目次

HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携は、リード管理が強化され、広告パフォーマンスを向上できるかもしれません。
本記事では、HubSpotでリード情報が登録されると、自動的にMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する方法を解説します。
この自動化を活用すれば、データ管理の効率化だけでなく、広告配信の精度向上にも役立つでしょう。

こんな方におすすめ

  • HubSpotやMetaコンバージョンAPIを活用してリード管理や広告運用を行っている方
  • データ入力の作業を省き、ヒューマンエラーを減らしたい方
  • 効果的なターゲティングに課題を感じているマーケティング担当者

HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携メリットと具体例

メリット1:広告の最適化が期待できる

HubSpotとMetaコンバージョンAPIを連携すると、広告の最適化が期待できます。
たとえば、<span class="mark-yellow">イベントプロモーションを行っている企業がキャンペーンのリードをHubSpotに登録すると、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信できるため、リード獲得後に適切な広告を表示できるでしょう。</span>
これにより、ブラウザ設定に左右されずに、広告を配信できるかもしれません。

メリット2:ヒューマンエラー防止する

手作業で行うデータ入力は、誤入力や漏れが発生する可能性があります。
<span class="mark-yellow">この自動化を活用することで、HubSpotのリード情報を基にMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントが送信されるため、ヒューマンエラーを防止します。</span>
たとえば、正確なデータが広告に反映されるため、ターゲットユーザーの誤認識が減り、コンバージョンの精度向上が期待できます。

メリット3:手作業が省ける

HubSpotに新規リードが登録されると、そのデータを自動的にMetaコンバージョンAPIでコンバージョンデータが共有されます。
たとえば、<span class="mark-yellow">HubSpotで登録された新規リードを手作業でMetaコンバージョンAPIに入力するのは手間がかかりますが、コンバージョンイベントとして送信すれば、その負担を軽減できます。</span>
この自動化を導入することで、作業に費やしていた時間を大幅に短縮できるでしょう。

HubSpotとMetaコンバージョンAPIを連携し、Yoomを使用した自動化方法をご紹介していきます。

[Yoomとは]

HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携フローの作り方

今回は「HubSpotでリードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信する」という以下のテンプレートの設定方法をご紹介します。
このテンプレートを利用することで、イチから自動化設定を行う必要がなく、便利です。

連携フローは大きく分けて以下のプロセスで作成していきます。

  • HubSpot、0CodeKit、MetaコンバージョンAPIをマイアプリ登録
  • テンプレートをコピー
  • フローの起点となるHubSpotのトリガー設定とその後に続くMetaコンバージョンAPIのオペレーション設定
  • トリガーボタンをONにして、HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携動作を確認

Yoomを利用していない方は、こちらから無料登録をしてください。
すでにYoomを利用している方はログインしましょう。

ステップ1:HubSpot、0CodeKit、MetaコンバージョンAPIをマイアプリ登録

HubSpot、0CodeKit、MetaコンバージョンAPIをYoomに接続するマイアプリ登録を行いましょう。
事前にマイアプリ登録を済ませておくと、自動化設定がスムーズに進みます。

まずHubSpotのマイアプリ登録を行いましょう。
Yoom画面左側の「マイアプリ」→「新規接続」をクリックします。

アプリ一覧からHubSpotを探すか、「アプリ名で検索」から検索してください。

HubSpotの画面に移動し、「設定」→「ユーザーとチーム」→「スーパー管理者権限を付与」の順でクリックします。

Yoom画面に戻り、HubSpotにサインインします。

次に、0CodeKitのマイアプリ登録に移ります。
先ほどと同様に0CodeKitを一覧から探すか、検索してください。
0CodeKitの画面に移動し、自身のアカウントにあるAPIキーを確認して、右横にあるコピーマークをクリックしてコピーします。

Yoom画面に戻って、説明を確認し、「アカウント名」と「アクセストークン」を設定しましょう。

次に、MetaコンバージョンAPIのマイアプリ登録を行います。
先ほどと同様にMetaコンバージョンAPI(Facebook)を一覧から探すか、検索欄から検索しましょう。
以下の画面が表示されるので、「アカウント名」と「アクセストークン」を設定してください。
マイアプリの登録方法は、こちらを確認しましょう。

HubSpotと、0CodeKit、MetaコンバージョンAPIがマイアプリに表示されていれば、登録完了です。

ステップ2:テンプレートをコピー

自動化の設定をするため、以下のバナーにある「試してみる」をクリックしてください。

以下の画面表示を読んで、「OK」をクリックしましょう。

以下の画面が表示されたら、「タイトル」と「説明」を確認しましょう。
変更が必要な場合は、以下のページから変更してください。
最初にHubSpotの設定から行うため、「新しいコンタクトが登録されたら」をクリックしましょう。

ステップ3:フローの起点となるHubSpotのトリガー設定とその後に続くMetaコンバージョンAPIのオペレーション設定

以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「HubSpotと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「トリガーアクション」→新しいコンタクトが作成されたら

以下の画面が表示されたら、「トリガーの起動間隔」を設定します。
5分、10分、15分、30分、60分から選択してください。
※プランによってトリガーの起動間隔は異なるので、注意しましょう。

設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

次に、0CodeKitで指定されたハッシュアルゴリズムを使用してテキストをハッシュ化する設定を行うため、「テキストをハッシュ化する」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「0CodeKitと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「アクション」→テキストをハッシュ化する

以下の画面が表示されたら、設定を行いましょう。

  • 「ハッシュアルゴリズムの種類」→SHA256
  • 「メッセージ」→HubSpotのアウトプットから選択
    赤枠内の矢印をクリックすると、アウトプットを選択できます。

設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

次に、MetaコンバージョンAPIの設定を行うため、「コンバージョンイベントを送信」をクリックします。
以下の画面が表示されるので、設定を確認してください。

  • 「タイトル」→お好みで変更可能
  • 「MetaコンバージョンAPIと連携するアカウント情報」→アカウントが合っているか確認
  • 「アクション」→コンバージョンイベントを送信

以下の注意事項を確認しましょう。

スクロールし、以下の設定を行います。

  • 「ピクセルID」→MetaコンバージョンAPIのデータソースから取得
  • 「イベント名」→任意で設定
  • 「イベント発生時間」→説明の通りに設定
  • 「アクションソース」→任意で設定

スクロールして、ハッシュ化した項目の設定を行います。
今回はメールアドレスをハッシュ化したので、メールアドレスの項目に0CodeKitのアウトプットから「ハッシュ化したテキスト」を設定します。
他にも必要な項目があれば、設定しましょう。
設定できたら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしてください。

ステップ4:トリガーボタンをONにして、HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携動作を確認

最後に「トリガーをON」をクリックしたら、自動化の設定は完了です。
フローボットが正常に起動するか、確認しましょう。

今回使用したテンプレートはこちらです。

MetaコンバージョンAPIを使ったその他の自動化例

1.Google スプレッドシートでレコードが登録されたら、自動的にMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信するフローです。
Google スプレッドシートを活用し、コンバージョンイベントのデータを管理している方におすすめです。
Google スプレッドシートのレコードが登録されたら、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを自動送信できるため、マーケティング施策に効果的でしょう。

2.Googleフォームの内容を用いて、MetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを自動送信するフローです。
Google フォームのリード情報を手動でFacebook広告管理画面に入力する手間が省けます。
ヒューマンエラーを防ぎ、登録漏れや転記ミスを防ぎます。

3.TimeRexで予定が登録されたら、自動的にMetaコンバージョンAPIでコンバージョンイベントを送信するフローです。
予定が登録されたタイミングでコンバージョンイベントを送信したい方におすすめです。
手作業でコンバージョンイベントを送信する必要がなくなり、マーケティング担当者の負担を軽減できます。

まとめ

広告の精度を向上させたいなら、HubSpotとMetaコンバージョンAPIの連携が有効です。
この自動化を導入すれば、HubSpotのリード情報を基に、最適化された広告配信を実現できるでしょう。
手作業の負担が軽減されるため、ヒューマンエラーを回避できるでしょう。

また、Yoomでは難しい設定をせずに、簡単にHubSpotとMetaコンバージョンAPIを連携することができます。
この自動化を活用して効率的にマーケティング活動を行いましょう。

この記事を書いた人
m.wadazumi
児童福祉の仕事からライターとして活動し、現在はYoomでブログを執筆中です。 Yoomでできる業務効率化に驚きつつ、みなさんにもその感動を共有して社会貢献したいと考えています。 プログラミング知識ゼロの私でもできるアプリ連携や自動化をお伝えしていきます。
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