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「OneDriveにアップロードした画像の内容を、X(Twitter)にも投稿したい」
「画像内のテキストを手作業で書き起こしてポストするのは、手間も時間もかかって面倒…」
このように、OneDriveとX(Twitter)間での手作業による情報連携に、課題を感じていませんか?
そこで便利なのが、<span class="mark-yellow">OneDriveに特定のファイルをアップロードするだけで、その内容を自動で読み取りX(Twitter)に投稿してくれる仕組みです!</span>
この仕組みを活用すれば、こうした日々の定型業務から解放され、より戦略的な情報発信の企画といったコア業務に集中する時間を創出できるようになるでしょう。
今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単にできるため、これまで自動化を試したことがない方でも気軽に導入できる方法です。
ぜひこの記事を参考に自動化の仕組みを構築し、日々の面倒な手作業を削減していきましょう!
Yoomには<span class="mark-yellow">OneDriveとX(Twitter)を連携し、さまざまな業務フローを自動化する</span>テンプレートが豊富に用意されています。
今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックして、さっそくスタートしましょう!
OneDriveとX(Twitter)のAPIを連携させることで、これまで手作業で行っていたファイルの内容確認やテキストの転記、投稿といった一連の作業を自動化できます。
この連携は、情報発信のスピードを向上させるだけでなく、手作業による転記ミスを防ぎ、発信する情報の正確性を担保することにも繋がるでしょう。
ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックして試してみてくださいね!
OneDriveにアップロードした画像やPDFファイル内のテキスト情報を、手作業でコピーしてX(Twitter)に投稿する作業は手間がかかりますよね。
この連携を利用すれば、ファイルがアップロードされたことをきっかけに、OCR機能が自動でテキストを抽出し、X(Twitter)にポストとして投稿するため、<span class="mark-yellow">情報共有のスピードを向上させ、面倒な転記作業と入力ミスを削減する</span>ことが期待できます。
イベントの案内チラシや資料など、テキスト量が多い画像をX(Twitter)で共有したい場合、文字数制限に合わせて内容を要約する作業が発生します。
このテンプレートを活用すれば、OCRによるテキスト抽出後にAIが自動で内容を要約し、X(Twitter)に投稿するため、<span class="mark-yellow">長文の資料からでも要点だけを抜き出して、迅速な情報発信</span>をサポートします。
それでは、さっそく実際にOneDriveとX(Twitter)を連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでOneDriveとX(Twitter)の連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを作成しておきましょう。
※今回連携するアプリの公式サイト:OneDrive/X(Twitter)
[Yoomとは]
今回は「OneDriveにファイルがアップロードされたら、OCRを行いX(Twitter)にポストを投稿する」フローを作成していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。
ここでは、フローで使用する各アプリとYoomを連携し、操作が行えるようにしていきます。
事前にマイアプリ登録を済ませておくことで、後のフローの設定がスムーズになりますよ!
それではさっそく、今回のフローで使用するアプリのマイアプリ登録方法について解説していきます。
以下に手順を解説した動画があるので、こちらを参考にYoomとの連携を進めてみてくださいね!
※「Microsoft 365(旧称 Office 365)」には個人向けと法人向けプラン(Microsoft 365 Business)があります。
法人向けプランを契約していない場合、Yoomとの連携がうまくいかない可能性があるのでご注意ください。詳しくはこちらをご確認ください。
こちらも同様に登録手順を解説した動画があるので、こちらをご参照ください。
ここから実際に、フローの設定をしていきます。
簡単に設定できるようにテンプレートが用意されているので、活用しましょう!
以下のバナーをクリックし、まずはテンプレートをコピーしてください。
クリックすると、お使いのYoom管理画面にテンプレートが自動的にコピーされます。
下図のようなポップアップが表示されるので、「OK」を押して設定を進めましょう!
最初の設定です!
まずは、OneDriveの特定のフォルダ内にファイルが作成(または更新)された際に、フローボットが起動するように設定を行います。
コピーしたテンプレートの「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」をクリックしてください。
タイトルは必要に応じて変更し、連携するアカウント情報はフローで使用するものであるを確認しましょう。
トリガーアクションは変更せず、「次へ」を押してください。
次に、トリガーの起動間隔をプルダウンメニューから選択します。
5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択できますが、スムーズなデータ連携のためにも、基本的には最短の起動間隔でご使用いただくのがオススメです!
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
「ドライブID」は、入力欄をクリックして表示される候補から選択しましょう。
候補は、Yoomと連携しているアカウントに紐づいて表示されますよ!
「フォルダID」も同様に、フローで使用するものを候補から選択してください。
ここで設定したフォルダ内にファイルが作成(もしくは更新)されると、フローが起動するようになりますよ!
※フローで使用したい「フォルダID」が、候補に表示されない場合
「フォルダID」欄をクリックしても、フローで使用する該当のフォルダが表示されない場合は、「フォルダ名」の設定欄をご活用ください。
ここに該当するフォルダ名の全文やその一部を入力することで、検索にヒットしやすくなりますよ!
設定完了後は動作チェックのためにテストを行います。
先ほど「フォルダID」に設定したフォルダ内に、テスト用のファイルをアップロードしてください。
▼参考:今回アップロードしたテスト用ファイル▼
アップロードしたらYoomの画面に戻り、「テスト」をクリックします。
テストが成功すると、テスト用にアップロードしたファイルの情報が「取得した値」に抽出されるので、内容を確認しましょう。
※取得した値とは?
「取得した値」とは、トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
この取得した値は、後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に、変動した値となります。
※「テスト」の重要性について
各オペレーションの設定画面では、それぞれ「テスト」を実施し、テストを成功させることが重要です。
テストを成功させることで「取得した値」が表示され、前述したように後続のオペレーション設定時に活用できます。
確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。
続いて、分岐条件の設定を行います。
この分岐条件の設定を入れることで、OneDrive内のファイルが「更新」された際は投稿せず、新たにファイルが「作成」された場合にのみX(Twitter)にポストを自動投稿できるようになりますよ!
それでは設定を進めていきましょう。
「コマンドオペレーション」をクリックしてください。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっています。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができるので、この機会にぜひお試しください!
ここでの設定は、テンプレートを使用しているためすでに完了しています。
特に設定を変更する必要はありませんが、下図のような設定になっていることを確認してみてください。
設定内容は、ステップ3でOneDriveから取得した値のうち、「作成日時」と「最終更新日時」の値が同一であることを、後続のX(Twitter)のポスト投稿アクションへ繋げる条件として設定されていますよ!
確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。
続いて、OneDriveにアップロードされたファイルをダウンロードする設定を行います。
「ファイルをダウンロード」をクリックしてください。
タイトルは任意で変更し、連携するアカウント情報はステップ3と同じものであることを確認しましょう。
アクションは変更せず、「次へ」を押してください。
次に、「ドライブID」を候補から選択します。
「ファイルのアイテムID」は、入力欄をクリックして表示される「取得した値」を使って設定しましょう。
「取得した値」の「特定フォルダ内にファイルが作成または更新されたら」内にある、「アイテムID」を選択してくださいね!
設定完了後は「テスト」をクリックし、正常にファイルをダウンロードできるかを確認します。
テストが成功すると下図のように「ダウンロード」ボタンが表示されるので、ボタンを押して、テスト用にアップロードしたファイルがダウンロードできることを確認してみてみましょう。
ダウンロードしたファイルを開いてみると、先ほどアップしたファイルを確認できましたよ!
確認後は「保存する」を押して、次の設定に進みます。
続いて、ステップ5でダウンロードしたファイルから、OCR機能を使って文字を抽出する設定を行います。
ここで抽出したテキストデータを使って、X(Twitter)にポストを自動投稿していきますよ!
「画像・PDFから文字を読み取る」をクリックしてください。
※OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっています。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
これまでのステップ同様にタイトルは必要に応じて変更し、アクションはフローを活用する業務内容に合わせて選択します。
このフローで使用する「任意のPDF・画像ファイルから文字情報を読み取る」は文字数によってタスク数が変わります。4,000字(5タスク)、8,000字(10タスク)、12,000字(15タスク)から任意のアクションを選択してください。デフォルトでは4,000字となっています。
※ YoomのOCR機能では、アクション記載の規定の文字数を超えるデータや、文字が小さすぎる場合に正しく読み取れないことがあります。文字数や文字の大きさには少し余裕を持たせてご利用ください。
なお、OCRの設定に関する具体的な手順や注意点については、以下のリンク先をご参照ください。
「画像・PDFから文字を読み取る」の設定方法
画像・PDFから文字情報を読み取るオペレーションで実施できること/できないこと
次に、詳細設定を下記のように行っていきましょう!
設定が完了したら「テスト」をクリックし、「抽出したい項目」に設定した項目が、正しく抽出されることを確認しましょう。
確認後、「保存する」を押して次の設定に進みます。
続いて、ステップ6で抽出したテキストデータを使って、X(Twitter)にポストを自動投稿する設定を行います。
「ポストを投稿」をクリックしてください。
連携アカウントとアクションを選択する設定内容を、これまでのステップと同様に確認して「次へ」を押します。
最後に、ポストの内容を設定していきましょう!
「ポストのテキスト」に、自動投稿したいポストの内容を設定します。
OneDriveにアップロードされたファイルの情報を引用する部分は「取得した値」を使い、「開催期間:」など、毎回繰り返し同じテキストを使う部分を直接入力しましょう。
他にも「タグ付けされたユーザー情報」などの詳細を設定することもできるので、必要に応じて適宜設定してみてくださいね!
設定が完了したら「テスト」をクリックし、正常にX(Twitter)にデータを連携できるかをチェックします。
「テスト成功」と表示されたら、実際にX(Twitter)にポストが投稿されているかを確認してみましょう!
確認後はYoomの画面に戻って「保存する」を押し、設定完了です!
これですべての設定が完了しました。
「トリガーをON」にし、設定したフローの動作確認をしましょう!
以上が、「OneDriveにファイルがアップロードされたら、OCRを行いX(Twitter)にポストを投稿する」フローの作成手順でした!
OneDriveやX(Twitter)のAPIを活用することで、ファイル管理やSNS運用の業務をスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!
OneDriveでの自動化を導入することで、フォルダ作成やファイル管理、データ連携が効率化されます。
例えば、他ツールで登録された情報に応じて自動でフォルダやファイルを作成したり、OCR処理や翻訳を組み合わせてチームに通知したりすることも可能です。業務負荷の軽減と正確性向上に特に有効です。
X(Twitter)による自動化は、投稿管理や情報発信の効率化に役立ちます。
例えば、定期的に他ツールから情報を取得して文章を生成したり、在庫や新商品、イベント情報を自動で投稿したりすることが可能です。SNS運用の手間を減らし、タイムリーな情報発信をスムーズに行えます。
いかがでしたか?
OneDriveとX(Twitter)の連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていた、ファイルアップロード後の内容確認からテキスト抽出、投稿までの一連の作業を省き、ヒューマンエラーの発生を効果的に防ぐことが期待できます。</span>
これにより、担当者は単純な転記作業から解放され、より迅速かつ正確な情報発信を実現でき、本来注力すべきコンテンツの企画や分析といったコア業務に集中できる環境が整うでしょう。
Yoomを使えば、一見複雑そうな自動化設定がノーコードで実現できるのもポイント!
「本当に簡単に設定できる?」「ちょっと気になるかも...」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録は30秒ほどで完了!その後すぐに様々な業務プロセスの自動化設定を体験できます。
Yoomで日々の業務を<span class="mark-yellow">もっとラクに、もっと効率的に</span>。
フローは自由にカスタマイズできるので、アイデア次第で活用方法は無限に広がります。
ぜひこの機会に、本記事を参考にして自社の業務に合った最適なフローを構築し、日々の業務効率がどれだけ改善されるのかを体験してみてくださいね!
Q:投稿前に人の目で内容を確認するステップを挟めますか?
A:はい、Yoomには「承認を依頼する」オペレーションがあり、こちらを活用することで実現可能です。
その場合、設定時の「承認内容の詳細」部分に「ポストを投稿」アクションの「ポストのテキスト」と同様の内容を設定し、承認を依頼しましょう。
「承認を依頼する」オペレーションの設定方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
Q:投稿に特定のハッシュタグを自動で追加できますか?
A:はい、投稿ごとに合わせた特定のハッシュタグを追加したい場合は、OneDriveに格納するファイルにハッシュタグのデータも載せておくようにしましょう。
そうすると、「画像・PDFから文字を読み取る」オペレーションの設定時にハッシュタグのテキストデータを抽出でき、投稿するポスト内容にハッシュタグを自動で追加できるようになりますよ!
Q:手書き文字のデータも読み取れますか?
A:読み取りにはAI-OCRを使っており、印字された文字であれば高い精度で認識できます。
手書き文字や歪んだ文字を認識することもできますが、解像度の低い画像では精度が落ちる場合があります。
精度を安定させるためには、スキャンの解像度を上げたり、文字がはっきり見える状態のファイルを利用するのがオススメです!