Microsoft TeamsとSansanの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025/03/12

【プログラミング不要】Microsoft TeamsのデータをSansanに自動的に連携する方法

t.aizawa

「名刺情報の管理、もっとラクにできないかな…」こんなふうに思ったことはありませんか?

ビジネスの現場では、Microsoft Teamsでやり取りした相手の情報をSansanに登録する場面が少なくありません。しかし、手作業での転記は手間がかかるうえに、入力ミスのリスクも。もし、この作業を自動化できたら、よりスムーズに情報を活用できると思いませんか?実は、Microsoft TeamsとSansanをAPI連携することで、Teamsのメッセージ内容からSansanに名刺情報を自動登録することが可能なんです。

この記事では、Microsoft TeamsとSansanを連携することで実現できる自動化のフローを具体的にご紹介します。業務の効率化を考えている方は、ぜひチェックしてみてください!

とにかく早く試したい方へ 

Yoomを利用することで、ノーコードで簡単にMicrosoft TeamsとSansanの連携が可能です。YoomにはあらかじめMicrosoft TeamsとSansanを連携するためのテンプレートが用意されているため、APIの知識が無くても、登録するだけですぐに連携が実現できます。

Microsoft TeamsとSansanを連携してできること

Microsoft TeamsとSansanのAPIを連携すれば、Microsoft TeamsのデータをSansanに自動的に連携することが可能です!
例えば、下記のようなデータ連携を人の手を介さず、自動的に実施することができます。

Microsoft Teamsのメッセージ内容からSansanに名刺情報を登録する

このフローを活用することで、Sansanに名刺情報を入力する手間を減らすことができます。また、Microsoft Teamsで投稿されたメッセージ内容からSansanに自動で反映されることで、転記時の入力ミスを防ぎ、正確なデータ管理が可能となるでしょう!

Microsoft TeamsとSansanの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にMicrosoft TeamsとSansanを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでMicrosoft TeamsとSansanの連携を進めていきますので、まだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

[Yoomとは]

今回はMicrosoft Teamsのメッセージ内容からSansanに名刺情報を登録していきます!
作成の流れは大きく分けて以下です。

  • Microsoft TeamsとSansanをマイアプリ連携
  • テンプレートをコピーする
  • アプリトリガー設定
  • テキストからデータを抽出する
  • Sansanと連携し、名刺データを登録する
  • トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

ステップ1:Microsoft TeamsとSansanをマイアプリ連携

(1)Yoomにログイン後、左欄にある「マイアプリ」を選択し「+新規接続」をクリックしてください。

(2)マイアプリの新規接続一覧の中から、Microsoft Teamsをクリックします。
※Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
(3)Microsoft Teamsのサインイン画面から、お持ちのアカウントを入力してログインを行ってください。

(4)次はSansanをマイアプリに登録します。同様にYoomの新規接続一覧の中からSansanをクリックします。
(5)「Sansanの新規登録」画面から赤枠を確認の上、アカウント名、アクセストークンを入力します。
入力が完了したら「追加」をクリックします。

連携が完了するとYoomのマイアプリにMicrosoft TeamsとSansanが登録されます。

これでマイアプリ登録が完了しました。
次に、テンプレートを使用してトリガーの設定をしましょう!

ステップ2:テンプレートをコピーする

先程ご紹介した、テンプレートを使用していきます。
下のバナーの「試してみる」をクリックするとコピーできます。
コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、OKを押して設定を進めていきましょう。

ステップ3:アプリトリガー設定

(1)Microsoft Teamsと連携して、チャネルにメッセージが送信された際の設定をします。
アプリトリガーの「チャネルにメッセージが送信されたら」をクリックします。

(2)Microsoft Teamsの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Microsoft Teamsと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、トリガーアクションは「チャネルにメッセージが送信されたら」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「アプリトリガーのAPI接続設定」画面から、トリガーの起動間隔を選択します。
トリガーの起動間隔はプルダウンより5分、10分、15分、30分、60分の間隔から選択してください。
※トリガーの起動間隔はプランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

下へ進み、チームID、チャネルIDを候補から選択します。

入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、「保存する」をクリックします。

ステップ4:テキストからデータを抽出する

(1)次にAI機能を使って、テキストからデータを抽出します。
「テキストからデータを抽出する」をクリックします。

(2)「アクションを選択」画面から「変更する」をクリックします。


テキストの文字数に応じて変換タイプを選択してください。
選択が完了したら、「次へ」をクリックします。

(3)「詳細を設定」画面から、対象のテキストを入力します。
下の画像のように、アウトプットからMicrosoft Teamsを選択し、「メッセージ内容」を選択します。
アウトプットを使うことで、Microsoft Teamsの情報を引用することができます!

下へ進み、抽出したい項目をカンマ区切りで入力します。
入力が完了したら、「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ、下部にある「保存する」をクリックします。

ステップ5:Sansanと連携し、名刺データを登録する

(1)次にSansanと連携して、名刺データを登録します。
「名刺データを登録」をクリックします。

(2)Sansanの「連携アカウントとアクションを選択」画面から、Sansanと連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、アクションは「名刺データを登録」のままで「次へ」をクリックします。

(3)「API接続設定」画面から、必要な項目にアウトプットを使って入力します。
名刺交換日には、日付を使って当日の日付が入力されるように設定しています。日付を使うことで、都度変更する手間がなくなります!
入力が完了したら、下部にある「テスト」をクリックし、エラーが発生しなければ「保存する」をクリックします。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

お疲れ様でした!これですべての設定が完了です。
設定が完了すると以下のようなメニューが表示されるので、トリガーをONにします。

実際にフローボットを起動して、Microsoft Teamsのメッセージ内容からSansanに名刺情報を登録されるかを確認してみてくださいね!

SansanのデータをMicrosoft Teamsに連携したい場合

今回はMicrosoft TeamsからSansanへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSansanからMicrosoft Teamsへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Sansanで名刺情報が登録されたらMicrosoft Teamsに通知する

Sansanに名刺情報を登録すると、自動的にMicrosoft Teamsに情報が通知されます。これにより、最新の情報がすぐにMicrosoft Teamsで共有できます。また、自動化することで通知作業が減り、入力ミスを防ぐことができるでしょう。

Sansanで名刺情報が更新されたらMicrosoft Teamsに通知する

名刺情報が更新されると自動でMicrosoft Teamsに通知されるため、更新情報を素早く確認できます!また、手動入力の場合、タイムラグが生じやすいですが、自動化することで、スムーズに情報共有が進みやすくなります。

Microsoft TeamsやSansanのAPIを使ったその他の自動化例

Microsoft TeamsやSansanのAPIを活用することで、様々な自動化の実現が可能になります。

Microsoft Teamsを使った自動化例

Microsoft Teamsのメッセージ内容をもとにOneDriveにフォルダを自動作成することや、Salesforceの新規レコード登録時にMicrosoft Teamsに自動通知することも可能です。

Sansanを使った自動化例

kintoneの新規レコード情報をSansanにも自動登録したり、Sansanで名刺画像が登録されたらOneDriveに自動アップロードしたりできます。

終わりに

いかがでしたか?Microsoft TeamsとSansanを連携すれば、「名刺情報を手入力する手間を減らしたい」「入力ミスを防ぎ、正確なデータ管理をしたい」「業務をもっと効率化したい」といった課題をスムーズに解決できます。

ノーコードツールYoomを活用すれば、プログラミングの知識がなくても、簡単にMicrosoft TeamsとSansanの連携を実現できます!気になった方はまずは無料アカウントを作成して、実際に使い勝手を確かめてみてください。登録はたったの30秒で完了!すぐに自動連携を体験できます。

今すぐ無料でアカウントを発行する

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この記事を書いた人
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