GmailでCMP顧客データを受信したら、OCR後にAIで顧客インサイトを出力してAirtableに登録する

■概要

CMPから届く顧客データが添付されたメールを、一つひとつ手作業で確認しデータベースへ転記する作業は手間がかかるのではないでしょうか。このワークフローは、Gmailで受信したCMPの顧客データをOCRで読み取り、AIを活用して顧客インサイトを自動で出力してAirtableへ登録するプロセスを自動化します。手作業によるデータ入力の手間を省き、より効率的な顧客データ管理を実現します。

■このテンプレートをおすすめする方

• CMPから受信する顧客データを手作業で管理し、非効率を感じている方
• AIを活用したCMPデータの分析により、顧客インサイトの抽出を自動化したい方
• GmailとAirtableを日常的に使用し、データ登録の工数を削減したい方

■このテンプレートを使うメリット

• Gmailでのメール受信を起点に、OCR、AI分析、Airtableへの登録までを自動化し、データ入力にかかる作業時間を短縮します。
• 手作業によるデータの転記ミスや入力漏れを防ぎ、常に正確な顧客データをAirtable上で管理することが可能になります。

■フローボットの流れ

1. はじめに、AirtableとGmailをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーでGmailを選択し、「特定のラベルのメールを受信したら」というアクションを設定します。
3. 次に、オペレーションでOCR機能を選択し、「任意の画像やPDFを読み取る」アクションを設定し、受信したメールの添付ファイルを読み取ります。
4. 次に、オペレーションでAI機能を選択し、「テキストを生成する」アクションを設定し、OCRで抽出したテキストから顧客インサイトを生成します。
5. 最後に、オペレーションでAirtableを選択し、「レコードを作成」アクションを設定し、生成されたインサイトを含むデータを登録します。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• Gmailのトリガー設定では、フローを起動させたいメールに付与するラベルを任意で設定してください。
• Airtableにレコードを作成するアクションでは、登録先のベースID、テーブルID、および各フィールド情報を任意の値に設定してください。
• OCR機能で読み取るアクションでは、添付ファイルから抽出したい項目を任意で設定してください。
• AI機能でテキストを生成するアクションでは、顧客インサイトを出力するためのプロンプトの内容を、目的に合わせて任意で編集してください。

■注意事項

• ‍‍Airtable、GmailのそれぞれとYoomを連携してください。
• OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能（オペレーション）を使用することができます。
• トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
• プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。