■概要
海外拠点とのやり取りでベンガル語の書類を確認する機会は多いものの、その都度内容を確認し、関係者に共有するのは手間がかかるのではないでしょうか。オンラインで利用できる便利なOCRツールを探していても、既存の業務フローへの組み込みが課題になることもあります。このワークフローを活用すれば、Dropboxにアップロードされたベンガル語のファイルを自動でOCR処理し、抽出したテキスト情報をSlackへ通知できるため、こうした一連の作業を効率化します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Dropboxで受け取ったベンガル語の書類を、手作業で翻訳・転記している方
- オンラインのOCRツールを探し、業務への組み込みを検討している方
- Slackを活用し、チームへの情報共有をより迅速かつ正確に行いたいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- Dropboxへのファイル保存を起点に、オンラインでのbengali ocr処理からSlack通知までが自動化され、手作業の時間を削減できます
- OCRによる自動テキスト抽出と通知を行うため、手作業での転記ミスや共有漏れといったヒューマンエラーの防止に繋がります
■フローボットの流れ
- はじめに、DropboxとSlackをYoomと連携します
- 次に、トリガーでDropboxを選択し、「特定のフォルダ内でファイルが作成または更新されたら」というアクションを設定します
- 続けて、オペレーションでDropboxの「ファイルをダウンロード」アクションを設定し、トリガーで検知したファイルを取得します
- その後、オペレーションで「OCRで文字を抽出」を選択し、ダウンロードしたファイルからベンガル語のテキスト情報を読み取ります
- 最後に、オペレーションでSlackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションを設定し、抽出したテキスト情報を指定のチャンネルに通知します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Dropboxのトリガー設定では、監視対象としたいフォルダのパスやファイル名を任意の値で指定してください
- OCRのオペレーションでは、書類の中から特定のテキストのみを抽出するなど、抽出項目を任意で設定することが可能です
- Slackへの通知設定では、メッセージを送りたいチャンネルIDを任意で指定し、メッセージ内容もOCRで取得した情報などを活用して自由に設定できます
■注意事項
- Dropbox、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
- ダウンロード可能なファイル容量は最大300MBまでです。アプリの仕様によっては300MB未満になる可能性があるので、ご注意ください。
- トリガー、各オペレーションでの取り扱い可能なファイル容量の詳細は下記をご参照ください。
https://intercom.help/yoom/ja/articles/9413924